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短縮

2014/11/07

 世の中には、業界用語であるとか専門用語であるとか、素人を見下すようなキザでイヤミな表現がいっぱいありますよね。筆者が生涯の棲み処としてきた自然科学の分野やアニメの世界にもそういうのはたくさんあって、筆者はその多くがいまだに好きにはなれません。それぞれの業界にはそうした表現や用語をたちどころにマスターしてしまい、その道の"通"を自任している人がたくさんいらっしゃいますが、なんかついてゆけないというか、いつの間にどこで覚えるのかが不思議でなりません。
 そりゃ、業界用語や専門用語の必要性は理解できますよ。たとえば電車のホーム上で、ひとりのおっさんが両手を激しく振り続けているとしましょう。それは一般的には頭のおかしい野郎が奇行に及んでいるといった光景にすぎませんが、警察用語では"挙動不審者"と表現され、電車の運転士にとっては"停止信号"になります。ローカル線において20分発の列車が10分遅れて30分に発車したとしても、もともと30分発に乗ろうと思っていた旅客にとってはダイヤ乱れに気づかなければ何も問題はありませんが、列車を担当する乗務員にとっては大きな問題で、列車ごとに運転番号というのが存在します。それを毎度々々運転番号と言っていてはしまいに舌を噛むので、運番という短縮形が用いられます。警察や自衛官が現場到着を"現着"といったり、ナースが急性アルコール中毒を"急アル"といったりするのと同じです。
 そうした業界用語や専門用語、恒常的に用いる短縮形を使うことは、それぞれの専門分野では必要不可欠なことではあるわけですが、なぜだか筆者はそういう用語や表現に精通するのが苦手で、いつまで経っても素人然としています。長年生き物を飼っていてもいまだに、ハッチってなに? とかFHってどういうこと? とか若い人たちに訊いているしまつです。
 若いころは同人誌を作っていて、必要性からワープロやパソコンを買い求めましたが、30年以上それらと付き合っていながらいまだに機器に関しては素人で、パニック時には息子を頼るしかありません。フェイスブックもツイッターもラインも理解できていません。今でこそパソコンは1家に1台以上あるようなポピュラー家電ですが、まだあまり普及していない頃に高性能なマシーンを持ってて、その中身や業界に精通している人が不思議でなりませんでした。いったいパソコンを何に使っているんだろうって。よくいるじゃないですか、大した写真も撮らないのにたいそうなカメラ持ってる人とか、レーサーでもないのに200馬力オーバーのスポーツカーに乗ってる人とか。ってそりゃわしのことじゃ。でも、パソコンでトラぶったり、買い替えが必要になった時には、そういうメカに精通している人が近くにいるとたいへん助かりました。筆者のように主に文章を書くだけにパソコンを使っている人間に比べ、そういう人たちはパソコンの発展や進化に大きく寄与し、業界を支えています。
 そして話しはようやくK-POPの話題になるわけですが、この業界にもやはりそうした用語や短縮形はたくさん存在しました。それらを不得意とする筆者には頭のかゆい話しです。
「今年のウネコンは、スジュペンだけじゃなくトンペンの人も多かったらしい」筆者にとっては日本語のようなものにしか聞こえず、まったく意味がわかりません。その道に長けている人に翻訳してもらうと「今年の SUPER JUNIOR のドンヘとウニョクのコンサートは、SUPER JUNIOR のファンだけじゃなく東方神起のファンもたくさん来ていた」ということになるそうです。そりゃ、スペルを間違えそうな SUPER JUNIOR よりもスジュの方がブログ等で書くときは助かりますし、東方神起は日本語変換ソフトがついてゆけません。かつて携帯電話のメール機能をコミュニケーションツールとして最初に普及させた女子高校生たちは、通信料節約と情報交換の効率化のためにたくさんの短縮言葉を開発しそれを公共のものにしました。それと同じような現象が、ネットコミュニケーションの間では今も盛んで、K-POP業界も例外ではないというわけです。「もうセトリ上げてくれてる」とか「新譜のティーザーが落ちてた」とか、上述の翻訳者は日常的に意味不明な日本語のような言葉を使っており、その人のスマホにはペンダムなるソフトから最新の情報が湯水のようにあふれて来ます。筆者にしてみれば、未来人かよみたいなカルチャーショックぶりですが、その人こそは、つい数年前まで携帯電話と言えば短文のメールしか用途がなく、パソコンすら持っていなかった、筆者の嫁さんだったりします。……むむぅ。先生よろしくお願いします。
 SUPER JUNIORのメンバーについては、筆者の範疇ではない男子チームではあるものの、ようやく全員の顔と名前が一致するに至りました。ところが、嫁さんの口からは、トギさま、レラさま、ニイさん、ギュたん、ヒョクちゃん、ドンペロ、ミンくんといった新たな名前が飛び出します。かゆいです、かゆすぎます。ドンペロなんて元の名前より長なっとるやんけ。ちなみに筆者の範疇にある少女時代はソシと言うそうです。…………シソなら知っとるけどな。「SMから出た新人レッドベルベットはどう省略するんだろう、レベルかなぁ」なんて先生すなわち嫁さんはおっしゃりよりますが、略さんでもええやろ、と筆者は思います。じゃったらKARAなんて略したら"カ"になっちまうし、ピなんかなくなっちまうやんけ。
 先日、ソシのシカさまが脱退した事件はたいへんに残念でしたが、ティファニーは自分でティパちゃんと言ってました。ティパちゃんって……、なんか可愛いし。ならば筆者も短縮して筆にしようか。これから筆者のことは、筆(ひっ)しゃんとでも呼ぶがいい。長くなった?

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