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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション
【映画】

2019/12/20


 探偵から暗殺まであらゆる裏の仕事を請け負う敏腕のスイーパー(掃除屋)、シティーハンターこと冴羽獠は、ある時「キュービッドの香水」の警護を引き受けます。その香水をつけている者の匂いをかぐと、たちどころにその者に惚れてしまうという驚異の惚れ薬です。依頼人のドミニク・ルテリエは、香水開発者の息子で、彼が持参したアタッシュケースには大小のスプレー缶が収納されており、大きな方の缶の底には、効果をキャンセルする解毒剤が入っています。キュービッドの香水の効果が発動した場合、48時間以内に解毒剤を用いないと効果が解けなくなってしまいます。
 この香水が悪の手に渡ってしまったら世界は大変なことになってしまいます。
 ドミニクの話しが信じられない獠は、相棒の槇村香を使ってそれを確かめようとします。香水を使用した香と共に街に出た途端、爆風が巻き起こり、香水はバイク男に奪い取られてしまいます。バイク男は、元傭兵の海坊主で、獠の旧友でした。

 北条司の原作コミックが週刊少年ジャンプに連載されたのは1985年〜1991年で、1987年からテレビアニメが放映さてています。北条司の前作「キャッツ・アイ」と共に大ブレイクしたあまりにも有名な作品ですが、原作が完結してから30年近く経った今になって、フランスで実写アニメ化が実現しました。日本アニメがフランスで大人気であることは今や周知のことですが、フランスでは、この作品あたりが日本アニメブームの絶頂期だったのではないでしょうか。
 予告編やCMの絵柄が、原作やアニメ当時をひじょうに忠実に再現しているところが、なぜか笑えます。冴羽獠の赤いTシャツに水色のジャケット、槇村香のパーカー姿、今どきのファッションじゃごぜいませんぜ。ファルコンこと海坊主も原作そのままでした。原作のそっくりさん大会に出場すれば間違いなく優勝でしょう。今回の実写映画化で、ここまで往年のシティハンターにこだわったのは何故だか存じませんが、今風の別物シティハンターを作られるより良かったと思います。

 劇場では吹き替え版しかやってなくて、不本意ながらそれを観るしかありませんでしたが(字幕版が存在するのかどうかも不明)言語では、冴羽獠はニッキー・ラーソン、槇村香はローラ・マルコーニ、海坊主はマンモスという名前で描かれているようです。香の兄で獠の親友だった槇村秀幸はトニー・マルコーニ、美人刑事野上冴子はエレーヌ・ランベルティとなります。

 冴羽獠の凄腕スイーパーでありながら、女性及びその下着に目がないという設定もそのままで、超人的なガンアクションを披露するかと思えば、ハニートラップにまんまとはまり、相棒の香から100tハンマーをお見舞いされるのもそのままです。

 誰でも虜にしてしまう香水が悪の手に渡れば、なんで世界は大変なことになってしまうのかは存じませんが、惚れ薬の警護なんていう聞こえ的には何ら緊張感のないシチュエーションが、作品に個性とおもしろさを与えていると思います。
 ほかにも、香水で香に惚れてしまい付きまとうパンチョや、香水でセレブ女子にモテモテになるジルベール・スキッピーなる人物が事件に巻き込まれ、意外と頼りになる活躍をします。
 雰囲気としてはユーモアたっぷりのスパイアクションといったところでしょうか。シティハンターファンにとってはおいしいアイテム満載ですが、それを知らない人でも多いに楽しめます。予想を上回る楽しさ、でした。

原題:Nicky Larson et le Parfum de Cupidon。
2019年フランス、93分、同年日本公開。
原作:北条司。
監督、脚本:フィリップ・ラショー。
脚本:ピエール・ラショー、ジュリアン・アルッティ、ピエール・デュダン。
出演:フィリップ・ラショー、エロディ・フォンタン、カメル・ゴンフー、ラファエル・ペルソナ、ソフィー・モーゼル、タレク・ブダリ、ジュリアン・アルッティ、ディディエ・ブルドン、パメラ・アンダーソンほか。

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