kepopput.jpg

ミュージックビデオ

2014/11/02

 MVことミュージックビデオは、1970年代後半の洋楽にすでに存在していたような気がします、筆者の記憶では。シュールで幻想的な映像の中で、アーティストが楽曲を披露するプロモーションビデオを、筆者も大いに楽しんでまいりました。楽曲と映像の融合という発想は、おそらく映画音楽に原点があると思われます。同じ曲でも映画やドラマの中で使われていると、めっちゃ素晴らしい曲に聞こえるという相乗効果みたいなのがあるじゃないですか。新曲を売り込むのにその効果を利用したもの、それがミュージックビデオというものの発想ではないかと思います。
 ミュージックビデオは、言わばCM映像なわけですが、そこではフルコーラスが披露されるのが常で、これを観れば楽曲の全容が判ります。テレビの音楽番組では、ミュージックヒットチャートと称して、このMVを人気順位順に下位から放映したり、ミュージッククリップ集といった番組を放送したりし、視聴者は音楽番組のステージの様子と合わせて楽曲を楽しむことができます。MVはむかしから大変な人気を博しており、ステージでのカムバック曲はまず漏れなくMV化されています。だからヒットチャートをMVだけで紹介することもできるわけですね。
 それにしてもミュージックビデオって、洋和韓を問わず、どうしてあんなにシュールなのでしょう? さながらSFファンタジーの冒険が、壮麗なセットと特撮によって繰り広げられたり、不思議の国のアリスの世界のような夢幻シチュエーションが展開されたり。音楽を映像イメージで表現するとシュールなものになるのでしょうか。それと独特のユーモアもMVの魅力のひとつですね。見ていて楽しいMVは、やっぱ見ていて楽しいです。もっとも哀歌系ではさすがにMVにもギャグ要素はありませんが。
 外国の映画等では、俳優はシリアスを演じているつもりなのに、観ている方は笑ってしまうと言ったカルチャーギャップに遭遇することがしばしばですが、韓国の場合は国を隔てた異文化ではあるものの、言葉や生活様式において相通ずるものが少なくなく、カルチャーギャップによる笑いというのはあまり見られません。演じ手が意図したようにおもしろいですし、シリアスなシーンで吹き出してしまうようなことは、たとえばインド映画等のようには"ない"と言えるでしょう。韓国人もけっこうユーモア好きなんだ、と楽しくなってきます。

 K-POPのMVの多くが、ひじょうに手間とお金をかけて製作されます。大がかりなセットと緻密なCG、大勢のエキストラの出演、さながら映画制作のような大規模な作品づくりがされます。種々のエフェクトを用意したり、CG加工や編集を行なうスタッフも多人数に及ぶことでしょう。大好きな音楽と共に観る映像は、観ていて本当に楽しいですし感動します。
 そうした数々のMVの中でも、T-ARA の Cry Cry & Lovey-Dovey 用に製作されたものは、T-ARAのメンバーと共に有名な俳優を起用し、劇場上映しても多くの観客を見込めると思えるようなドラマになっていました。同じくT-ARA の Day By Day & Sexy Love のMVもやはりドラマでした。ドラマ仕立てというより、完全なドラマになっており、両作品とも長編映画としてリメイクして欲しいほどです。もちろんキャストもセットや衣装もそのままがええ。あたしゃ今でも、泣きたくなったらこれらのMVを観て、感涙にむせぶのさ。別につらく悲しいからとかじゃなくても、なんかこう感傷にひたりたい時ってあるじゃないっすか。
 もともとT-ARA は、Apple is A や Roly-Poly でもドラマ仕立てのなかなか長めのMVを作っていましたし、yayaya のそれもドラマチックでした。所属事務所のコア・コンテンツ・メディアのオタクな社長がこういうの好きなんですかね。今後も期待しておりまする。

 K-POPアイドルは多数日本デビューを果たしており、日本人向けにとてなんともお節介にも、日本語バージョンを出してくれなさり、コンサートでも日本語で歌ってくださるわけですが、難義なことに。その日本リリース版には、DVD付きの限定バージョンがけっこう出ます。MV付きというのは大変よろしいですね。でも、韓国版にはそれがありません。残念無念です。
 多大な経費と手間をかけて製作されたMV作品が、ネット配信やMV番組で流されるだけというのは、いささかもったいない気がします。音源とともにミュージックビデオもダウンロード販売とかないものですかねぇ。まぁ、Youtube の当該ページをお気に入り登録しておけば良いわけですけど。
 ある時、新曲の動画をネットで見つけて開いてみますと、ものの数十秒で終わっちまったわけ。なんやねん、これ、と眉を寄せておりますと、物知り顔の嫁さんが、そりゃティーザーだわ、なんて見降ろした目をするわけ。まっ、憎そ。数年前までパソコンなんて見向きもしなかったクセに、いつの間にやらその方面では筆者が青ざめるような使い手に成り上がりよって。聞けば、発売前にちょこっとだけお見せしましょっていうMVがティーザーなんですと。さよですか、なんともじれったいことで。ティーザーかクルーザーかブルドーザーかアブドゥロ・ザ・ブッチャーか知らんけど、なんかこう、イーーーッとなりますね。辞書で調べてみますれば、じらす、じらして興味をそそる、といった意味合いなんですと。よく分かりませんが、よく分かりました。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

目 次
能書き

思うこと全般

けぽっぷ体験

アイドルのこと

韓流映画

番外編


索引 韓流映画&番外編





  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES










recent comment

links

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM