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10x10 テン・バイ・テン【映画】

2019/12/17


 ルイスは、ひとりの女性を拉致し、自宅に設えた特殊な部屋に閉じ込めます。10×10フィートのその部屋は完璧な防音処理が施されていて、女性がどれほど泣き叫んでも音が外部に漏れることはありません。もとよりルイスの家自体が人里離れたところにあって、助けを呼ぶことが困難な状況です。
 ルイスが、女性に名前を尋ねると、彼女はキャシーだと答えますが、彼はそれは彼女の本名ではないと主張し、押し問答が繰り返されることになります。
 ふいに訪れた通いの家政婦アロンドラを追い返すと、ルイスはさらにキャシーを追求します。何もない密室に閉じ込められ、ルイスが自分を誘拐した意図も判らないまま、キャシーは必至の抵抗を続け、ついにルイスのすきを突いて部屋を脱出することに成功します。2人は乱闘になり、そこへアロンドラがルイスの娘サマーを連れて帰ってきます。

 郊外の豪邸に住むルイスは、自宅に防音処理を施した隠し部屋を作り、そこに女性を誘拐して閉じ込めますが、凶悪は誘拐犯とは異なり、彼はひじょうに誠実に見え、苦しんでいるようです。キャシーに本当の名前を言えと繰り返すルイス。誘拐の意図は不明で、彼女に暴行を働くわけでもなく、身代金目当てでもなさそうです。
 キャシーは、この意外に紳士的な誘拐犯のすきを突いて部屋からの脱出を図り、彼と乱闘になりますが、次第に立場が逆転してゆきます。

 ルイスはなぜ、キャシーを誘拐したのか、キャシーの正体とは。ストーリーは驚愕の結末へと向かうわけですが、ストーリー的にはおもしろいのに、何かインパクトが足りない気がしました。
 ルイスは誘拐犯のわりには最初から紳士的でありすぎました。それにキャシーも被害者でありながら、脅えて絶望する様子がなく、何とか隙を見て逃げ出そうとしています。両者の関係に最初から加害者と被害者らしからぬものを感じたので、2人の立場が豹変してゆくさまにそれほどの驚きにはつながらなかったのかもしれません。
 最初、ルイスがもっと悪人ぽくて、キャシーが恐怖に怯える小娘だったら、その後の変貌ぶりに驚かされたかもしれません。でもそれだとわざとらしくなりすぎるでしょうか。難しいところですね。

原題:10x10。
2018年アメリカ、89分。
監督:スージー・ユーイング。
脚本:ノエル・クラーク。
出演:ルーク・エヴァンス、ケリー・ライリー、オリヴィア・チェネリー、ノエル・クラーク、ジェイソン・メイザ、ステイシー・ホール、ジル・ウィンターニッツ、ノーマ・ディクシット、スカイ・ルシア・デグルトーラほか。

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