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ゾンビランド:ダブルタップ【映画】

2019/12/16


 タラハシー、コロンバス、ウィチタ、リトルロックの4人が、大量のゾンビと戦ってから10年の歳月が経過していました。当時11歳だったリトルロックももう21歳です。今では家族のように暮らす4人ですが、リトルロックは同年代の友人に飢えていました。彼女は高圧的なオヤジ然としたタラハシーに辟易し、自立を考えていました。ウィチタはコロンバスと恋人同士でしたが、彼がプロポーズして来たことに恐怖を覚えます。ウィチタ曰く夫婦のすることは離婚しかない。
 4人はホワイトハウスを占拠し、そこを安全で快適な住居としますが、ある時ウィチタとリトルロックが急にいなくなります。タラハシーが精魂込めて作った武装車両ザ・ビーストもなくなっていました。
 10年ぶりに2人に戻った2人ですが、冷凍室に独りで住んでいるというファンキー娘マディソンに出会います。コロンバスはタラハシーの制するのを断って彼女をホワイトハウスに招き入れますが、そこへウィチタが独りで帰ってきます。
 ウィチタの話しでは、偶然に出会ったバークレーというヒッピー風の青年がリトルロックと共に彼女を置いて旅立ってしまったというのです。しかもバークレーは平和主義者のキザな音楽家で、武器は持たずギターしかないのだそうです。
 ウィチタたちに裏切られて頭に来ていたコロンバスとタラハシーですが、リトルロックのことはやはり心配でした。彼らがリトルロック捜索を決意するのに時間はかかりませんでした。
 愛車の大統領専用車(タラハシー談)がない今、彼らが手に入れられた車は、ファミリーなミニバンで、タラハシーはそれが不服で仕方ありませんでしたが、選択の余地はありません。こうして少々能天気なマディソンを加えた4人のミニバンの旅が始まりました。

 グレースランドにエルビス・プレスリーの本物の遺品が勢ぞろいしたモーテルの前で一行は、リトルロックが奪っていったザ・ビーストを見つけますが、すでに彼女はそこを後にていました。モーテルの女主人ネバダの話しではリトルロックとバークレーはバビロンに向かったとのことでした。

 バビロン、そこは外界と隔絶された理想郷で、完全非武装の安全地帯でした。人々はゾンビの脅威を忘れ、平和を満喫していました。
 しかしそれも風前の灯でした。進化しパワーアップしたゾンビたちが大挙してバビロンを目指していたのです。

 並みいるゾンビをめった切りにする最強の4人が10年ぶりに帰ってきました。コロンバスが作った生き残るためのルールも32から73に増えています。ゾンビランドで10年を生き抜いた4人はもはや無敵でしたが、ゾンビの方も進化し、様々なタイプが出現します。気配もなく忍び寄るニンジャ、知恵を持ち人をあざむくホーキング、そして撃っても撃っても倒れない T-800、ご存知ターミネーターですね。

 10年ぶりのパワーアップぶりはすごかったです。ゾンビの進化もさりながら、個性的なキャラがたくさん登場します。ファンキー娘のマディソン、ヒッピーなギタリストのバークレー。2人は新たな家族となるのかと思いきや、お話しの展開はそんなに単純ではありません。
 タラハシーが超絶に気に入ってしまったグレースランドにエルビス・プレスリー博物館モーテルでは、彼とコロンバスにそっくりなキャラ アルバカーキとフラッグスタッフに出会います。残念ながらこの2人はほとんど役に立ちませんが、ホテルの女主人ネバタとタラハシーは意気投合します。

 リトルロックを追って続く一行の旅路は、バビロンという理想郷でゴールを迎えます。強靭な壁に覆われ、あたりを睥睨(へいげい)するタワー(たぶん高層マンション)を備えるそこは、一切の武器を廃した平和世界です。
 でも、そんな終わり方、この作品には似つかわしくないですよね。彼らがたどり着いたゴールこそが、新たな物語の始まりなのでした。そこから最高に盛り上がるシーンが始まります。

 上映時間99分に180分くらいの内容を詰め込んでいますから、テンポの早いこと、目まぐるしいこと。登場キャラのやかましいこと。やかましいけれど本当に愛おしいキャラばかりです。
 楽しいおかしい、ハラハラドキドキ、そしてちょっぴりほろっと来るシーンもあったりして、この作品を好きになれない人がいたら会ってみたいです。いや、会いたくないかな、きっと気が合わないし。前作はアメリカの評論サイト Rotten Tomatoes でも89%というひじょうに高い支持率をマークし、ゾンビ映画最高の興行成績を残していますが、今作はそれをも上回る素晴らしさです。辛口評論家はそろって口をつぐみ、多くの人々が絶賛しているはずです。

 こうして感想を書いているだけでも楽しくて、見どころ、驚きどころ、笑いどころ、泣きどころについて書きたいところが山ほどあるのですが、観る予定の方の楽しみを奪うのもアレなんで、とどめておきます。
 我らがヒーロー&ヒロインたちの旅はさらに続きますから、3作目が作られることにも期待しましょう。3作目は未定ですが、すべての始まるとなるエピソード“0(ゼロ)”が存在します。エンディングロールが始まってもお席を立たないように。

原題:Zombieland: Double Tap。
2019年アメリカ、99分、同年日本公開。
監督:ルーベン・フライシャー。
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック、デヴィッド・キャラハム。
出演:ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン、ロザリオ・ドーソン、ゾーイ・ドゥイッチ、アヴァン・ジョーギア、ルーク・ウィルソン、トーマス・ミドルディッチ、ビル・マーレイほか。

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