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ターミネーター:ニューフェイト【映画】

2019/12/02


 メキシコシティ。自動車工場で働く女性ダニエラ・ラモスは、突如見知らぬ男に命を狙われますが、そこへ別の女性が現れ彼女を助けます。弟と共に車で逃走するも、弟は殺され、ダニーと謎の女性も追い詰められます。2人の窮地を救ったのは、重武装の初老の女性でした。
 ダニーの命を狙ったのは、未来から送り込まれたターミネーター rev-9 で、同じく未来からやって来た女性グレースは、ダニーを守る使命を帯びていました。そして2人を救った女性は事態を把握しているようでした。彼女の名はサラ・コナー、かつてターミネーターに何度も狙われ、息子のジョンを殺されて以降も、こうしてターミネーターの脅威からターゲットを守るべく戦っているのでした。
 サラは、ジョンと共にターミネーターを退け、サイバーダイン社を破壊し、未来に戦争を起こすスカイネットが誕生する原因を絶ったはずでしたが、また新たなターミネーターが現れ、不意を突いてジョンを殺したのでした。
 それ以降、ターミネーターが現れるとその情報がサラのもとにメールで届けられ、彼女はこうしてターミネーター狩りを続けているのでした。
 未来からやって来たグレースによると、スカイネットはもともと存在せず、リージョンというAIによる組織が地球を支配しているとのことでした。リージョンに抵抗する人類を統率するグレースを、戦争の前に抹殺しておくべく、rev-9 は現代に送り込まれ、グレースはそれを阻止するためにやって来ました。
 グレースは人間ですが、戦争で負傷し強化人間に改造されていました。骨や筋肉が強化され、脳の処理能力もアップしていますが、能力を薬で維持するため短時間しか戦えませんでした。
 グレースは、サラの話しから、彼女にメールを送って来る発信源を突き止め、3人でそこへ向かうことにします。国境を越え、テキサス州エルパソの山中の一軒家を訪ねた3人ですが、彼女らを迎えたのは、かつてサラの息子ジョンを殺したターミネーター T-800 の老いた姿でした。
 T-800 はジョン抹殺の任務を終えたあと、人間社会に溶け込んでいろいろ学習し、現在は家族を持って暮らしているといいます。未来からターミネーターがやって来るとそれを感知し、サラに密かにメールを送っていました。
 T-800 はサラにとって憎むべき相手ですが、rev-9 を倒してダニーを守るために協力し合うことにします。

 T-800 がサラの前に現れたのは、これで4度目で、台数としては3台目となります。最初は「ターミネーター(1984)」にジョン抹殺のために現れた1台目で、次は「ターミネーター2(1991)」で、ジョンを狙う T-1000 からジョンを守るために未来の人類が送り込んだ2台目です。そして本作の回想シーンで3台目が現れてジョンを殺害し、この3台目は老いた姿になって再びサラの前に姿を現しました。
 マシーンである T-800 が老いるのは不思議な話しですが、ターミネーター2で彼は骨格は機械だが生きた皮膚で被われていると言っていました。あるいは、人間社会に溶け込むために置いてゆく演出を施しているのかもしれませんね。
 2台目は未来のジョンがプログラムを書き換えて現代に送り込んでおり、最初から彼の指示に従い人間に味方するようになっていましたが、3台目はジョンを殺した後、人間社会で暮らすうちに人間性を学んだようです。

 今回新たに登場したターミネーター rev-9 は、T-1000 と同じように変幻自在に姿を変え、遭遇した人間を完璧にコピーする能力を備えているほか、2台に分離して別々に行動することができますし、車やヘリコプターも自在に操縦します。強敵ですね。
 今回も様々な人間に姿を変えますが、最後は国境警備隊員になってサラ一行を追撃します。

 本シリーズで最初に現れたターミネーターは、スカイネットが2029年から1984年のロサンゼルスに送り込んだものでしたが、今回は2024年の未来からリージョンが2019年のメキシコシティに送り込んできました。サラー・コナーたちの戦いで1997年の審判の日(スカイネットと人類の間の核戦争)は回避できましたが、けっきょく人類はAIの軍事利用をやめず、新たにリージョンが誕生してしまったわけです。
 今回の戦いで未来のことを知ったダニーは、間もなく幼いグレースと出会い、共に暗黒の時代を生きてゆくことになります。
 「懲りないわね」スカイネットなきあと、誕生したリージョンについてグレースから聞かされた時に、サラ・コナーはそうこぼしています。

 予告編では「ターミネーター2」の正当な続編と銘打っており、3以降はなかったことになっています。3以降のエピソードはスカイネットが存在した未来、すなわち審判の日を回避できなかった未来であり、ニュー・フェイトは回避できた未来からの現代への干渉というお話しです。
 3以降ではサラ・コナーは伝説と化していますが、今回現役の彼女が帰ってきました。前作、前々作と20代〜30代のサラを演じたリンダ・ハミルトンが、60代になって帰ってきました。63歳のサラ・コナーがかっこよすぎます。前作でシュワちゃんが吐いた名ゼリフ「i'll be back」がサラの口からさりげなく発せられた時には、鳥肌が立ちました。

 やっぱサラ・コナー&ターミネーターのストーリーはいいです。内容的にはまんまT2の再来といった感じでしたけどね。

原題:TERMINATOR: DARK FATE。
2019年アメリカ、129分、同年日本公開。
監督:ティム・ミラー。
脚本:デヴィッド・ゴイヤー、ジャスティン・ローズ、ビリー・レイ。
出演:リンダ・ハミルトン、アーノルド・シュワルツェネッガー、マッケンジー・デイヴィス、ステファニー・ギル、ナタリア・レイエス、ディエゴ・ボネータ、トリスタン・ウジョア、フェラン・フェルナンデス、ステーヴン・クリー、アリシア・ボラチェロ、ダニエル・アイバニーズ、スチュアート・マックェリー、トム・ホッパー、ジョージア・シモン、エドワード・ファーロング、ジュード・コリーほか。

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