kepopput.jpg

エンド・オブ・ステイツ【映画】

2019/11/27


 休暇を利用して釣りを楽しむアラン・トランブル大統領が、攻撃型ドローン群の奇襲を受けます。ボートや岸に展開していたシークレットサービスは全滅、唯一マイク・バニングだけが命拾いし、大統領の救出に成功します。その後大統領は病院で昏睡状態が続き、カービィ副大統領が大統領代理となります。
 現場に残されていたドローンを射出した車両からはバニングの指紋が検出され、彼は襲撃の関与を疑われ逮捕されてしまいます。
 バニングは、かつての戦友で現在は民間の軍事施設を経営しているウェイド・ジェニングスを首謀者と目し、再度の襲撃に備えるために護送車から脱出し、大統領のいる病院へ向かいます。
 一方、大統領代理となったカービィ副大統領は襲撃をロシアの仕業だと決めつけ、報復の準備を進めているのでした。

 かつてホワイトハウスに対するテロから大統領を救い「エンド・オブ・ホワイトハウス(2013)」、ロンドンでの大規模テロでも活躍した「エンド・オブ・キングダム(2016)」シークレット・サービスのマイク・バニングが三度テロを撃退するお話しです。バニングは長年の過酷な勤務で疲弊し体の不調から引退を考えていましたが、トランブル大統領の信頼は厚く、彼を長官に指名しようとしていました。
 今回の事件で、誰もがバニングの犯行を疑った時にも、昏睡状態から目覚めた大統領だけは、バニングを信じていました。この手の友情劇を辛口評論家たちは、くさいとおっしゃるのでしょうけど、筆者は大好物です。
 危機を乗り越えてなんとか大統領への接触を果たしたバニングに対して側近たちは警戒を緩めませんが、目覚めた大統領がそれを一喝し、テロへの痛快な巻き返しが始まります。

 今回はバニングの体調がかなりよろしくなかったので心配でした。でもそれで屈する彼ではありません。テロの手口を先読みし、迅速に対応します。しかし戦友にして宿敵のジェニングスもバニングの戦術は心得ています。
 かつては共に死線を潜り抜け友情を育んだ者同士が、こうして殺し合わなければならなくなったというのは悲劇ですね。それぞれに感情や思索があって、事情は複雑です。
 ジェニングスが最初のドローン攻撃の際にバニングを殺さなかったのは、友情の現われだったのでしょうか。でも彼を犯人に仕立て上げ、逮捕させていますし。そうやって彼の命だけは救おうとしたのでしょうか。でも、そうじゃないですよね。国家へのテロ行為は重罪ですから、殺された方がましです。ジェニングスにとってバニングは、やはり憎むべき相手だったのでしょう。

 エンド・オブ3部作はこれで完結です。ちょっと寂しいです。でも世間の評価は手厳しいものもあり、設定が甘いとかアイディアが貧困とかいろいろ言われています。皆さん多くのアクション映画を観飽きていて、少々のことでは驚いたり感動したりできなくなっているのでしょうか。
 誰の記憶にも残らない3部作だなんて評価もありますが、筆者にとってマイク・バニングはやはり立派なヒーローです。

原題:Angel has Fallen。
2019年アメリカ、121分、同年日本公開。
監督:リック・ローマン・ウォー。
脚本:ロバート・マイク・ケイメン。
出演:ジェラルド・バトラー、モーガン・フリーマン、ジェイダ・ピンケット=スミス、ランス・レディック、ティム・ブレイク・ネルソン、パイパー・ペラーボ、ニック・ノルティ、ダニー・ヒューストンほか。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

目 次
能書き

思うこと全般

けぽっぷ体験

アイドルのこと

韓流映画

番外編


索引 韓流映画&番外編





1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES










recent comment

links

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM