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BTOBの独りハグ会

2014/10/26

 BTOBは、男子7人のK-POPアイドルグループです。溶液の酸性アルカリ性を計る試薬ではありません。ってBTB溶液をご存じない方には、ギャグとして落ちませんでしたね、失礼しました。読み方は、そのままビー・トゥ・ビーと読めば良いそうですが、うちの嫁さんほか大勢が"ビトビ"とか言ってます。おかげで筆者的にもビトビの方が親しみがあります。
 嫁さんがK-POPにハマるきっかけともなった人気グループBEASTと同じCUBEエンターテイメント所属の、言わばBEASTの弟分ということでデビュー当時から注目していたのですが、嫁さんが。今年の7月に大阪公演がありまして、嫁さんと観に行きました。これがEXOとか BOYFRIEND とかだったら絶対行かないところですが、だって筆者も一応男の子だし、ナムジャには香味ないわけで。BTOBの場合は、BEASTの弟分ということもあって楽曲もそこそこ存じあげておりますし、去年のユナイテッドキューブコンサートにも出演して、その実力と頑張りを見ていますから、BTOBなら行くにやぶさかではないとて、お付き合いさせてもらったわけです。
 男子チームのコンサートの会場というものはすごいですよ。そりゃあんた、見渡す限りの女性客です、若い娘から、かつて若かった人から含め。全国の女子がここに終結したのかと思えるくらい。そんな女子校の文化祭みたいな現場で、筆者はなで肩をいっそうすぼめることを余儀なくされるわけですが、たまにかいま見る男子と言えば、若いカップルの片割れで、筆者のようなジジィはほとんど見当たりません。ただ、皆無じゃなかったところが驚きで、筆者以外にこの危険地帯に闖入するジジィがいるんだ、とあきれるやら感心させられるやら。そのジジィとたまたま目が合ったりなどしますれば「嫁さんにどうしてもとせがまれて仕方なく来てるのであって、若い男の子が好きとかそういうのじゃないから」という長文が顔に書いてあったりします。長いわ。
 会場の出入りが壮絶です。さながら婦人下着売り場に迷い込んだような、列車に駆け込んだら女性専用車だったような、映画「美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡」を独りで観に行った時のような、そんな感じです。ま、筆者の場合は、生きてること事態が恥だ、なんて言われて生きてまいったゆえ、たいていのシチュエーションで臆することもないのですが、さすがに完全なる平常心ではおれませんで、汚いジジィがまぎれ込んですまんなぁ、と心の中で謝罪しつつ、早く客席に深く沈み込んでしまいたいと願いつつ、千里の道とも思えるエスカレーターだの会場ロビーだのを匍匐前進していたわけさ。いや実際にやらないけどね、気持ちの上でっていうか。
 入場直前のチケット拝見の際のスタッフのお姉さんの目が、ディスクピアで「おジャ魔女どれみ」のDVDを買ったときの店員さんの目でした。ディスクピアのお姉さんは「プレゼントですか?」なんて聞くものですから、「いいや、おっちゃんが観るねん」と胸を張りました。お姉さんの引きつり笑顔に、やっぱアニメイトで買えば良かったと反省した次第です。
 コンサートが始まる前はまず、トイレでしょう。それを探すのがまた容易なことじゃございません。男子トイレなど、男子チームのコンサート会場にはおいそれとは存在しないのです。砂漠でオアシスを求める心境で廊下を歩いていますと、あの人に聞いたらいいんちゃうん、なんて女性客のこしょり声が聞こえます。あたしゃスタッフじゃないから。若いころアニメイトで1度ならず店長と間違えられたことを思い出します。

 はい、というわけでどーでもよいことを長舌したわけですが、本題の方はすぐ終わりますよ。BTOBファンの方には腹立たしい内容でしょうが、ここからさらに腹立たしい事態になりまする。  公演も半ば、周りの女子たちがどこで練習してんと感心するようなピタリそろった声援を投げ続けているさなか、声援がひときわ大きなどよめきに変わります。女の子はいいですね、どよめきさえもカナリアの声のように愛らしくて、これが少女時代のライヴだったりしたら、男子の怒号にも似た鬨の声に、合戦でも始まるのかと畏怖しちまうところです。
 どよめきの原因は、メンバーが会場巡りを始めたわけさ。そりゃ、平素はテレビ画面でしか見れない憧れのスターが、間近な距離に肉薄してくれるわけですから、どよめきもしますさ。筆者の席の近くにもアメリカ出身のメンバー Peniel君が来てくれよりまして、あろうことか彼は、このジジィを見つけるやいなや、ビシッと敬礼を決めたあと深々とお辞儀をなさり、あまつさえハグしてくれなさるという暴挙にでなすったのさ。どう? 腹立たしいでしょ? 熱烈なファンであっても、握手会だのハイタッチ会だのを抽選で当てたことがあったとしても、ハグはないでしょうが。筆者だって初めてですって、スターとハグするなんぞ。生涯最初で最後ですって。周りの殺気が暗くて見えなかったのが幸いです。
 ということで、BTOBの独りハグ会は、BTOBファンたちの寛容のおかげで後で刺されることもなく無事に終わったわけですが、もしかしたら客席のあまりにも場違いな存在に、周りは所属事務所の重役かなにかかと思ったのかもしれませんね。重役がユニクロのシャツ着て末席に座ってたりなんぞしませんから、念のため。
 筆者はこれまで、日本人アイドルですらナマで見たと言えば、ステージ上の米粒くらいの松田聖子か、守口市民会館に来たかしまし娘くらいのものでした。それが韓国から来日したスターとハグすることになるとは、人生なにが起こるかわかりまへんです。
 ちなみに、筆者のこれまでのK-POPアイドルとの接近遭遇は、オレンジキャラメルの公演後にメンバーが直接挨拶するぞ、ファンミで客席に回ってきた Secret のソナとヒョソン、T-ARAの公演後のハイタッチ会、コンサートで客席を駆け巡るBEASTのドンウンと一瞬指先が触れたぞ、くらいですか。去年の SUPER JUNIOR のファンミでも数メートルの近距離でシウォンとカインを見ましたけど。
 同じ日本人のアイドルは、あんなに遠いのに、韓国の歌手と何度か接近遭遇することができたとは、運命の皮肉でしょうか、韓国人の人柄なのでしょうか。家で自室にいましても文章書きやビデオ鑑賞以外のパソコンでの作業の際には、たいていK-POP音楽と一緒です。アニオタを半世紀近くやって来た者としては、自分で自分に驚く暮らしの変化です。

 BTOBファンのみなさん、内容のない内容でごめんなさい。Peniel君とハグしてごめんなさい。コンサート会場で青いラッパの光を天井に当てて遊んでごめんなさい。

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