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T-ARAの石化魔法

2014/10/22

 筆者は、こだわりとかスタイルとかを持たない人間ですから、K-POPについてもマイフェイバレストとかとくに決めちゃいないのですが、それでも人間がゆえ、好きも苦手もあるわけで、好きで申しますとT-ARAは一番ですね。フェイバレストを決めないと言ってるシリから一番とかぬかしやがりましたが、筆者にとって名曲が他のグループよりも圧倒的に多いし、日本公演も何度も観てるし、メンバーの出演する映画やバラエティもあれこれ観ましたし、これはもう一番にするほかないでしょ、という次第です。
 日本ファンクラブにも入会しまして、会員優先でチケットを取って、大阪や東京に足を運びました。かつては全国ツアーを実施し、東京の武道館を満員にしたT-ARAですが、その後は日本での公演回数も減り、日本ファンクラブもなくなってしまいました。アイドル大好き人口の多くが女性である現状は、女性アイドルにはなかなか過酷でして、女性グループであっても多くの女性ファンを獲得しなければ日本での活動は難しいようです。本国ではどうなんでしょう。
 T-ARAの日本での活躍が最も盛んだった頃、筆者は全国ツアー中、大阪、神戸、東京と足を運びましたが、とくに大阪公演でのジジィ客の多さに驚かされました。筆者もそのジジィのひとりではあるわけですが。会場が中之島のビジネス街ということもあったのかも知れませんが、それこと仕事帰りまんまのスーツ姿のジジィが、ペンライトやらメンバーそれぞれの写真を配したでっかいウチワやらを買っているのを見るのは異様な光景でした。いやかく言う筆者も買ったんですけどね。あんたら民謡か演歌の実演と間違って来てるんじゃねえだろうなぁ、なんて筆者も若いファンから思われていたかもですが、今の時代、アイドル追っかけに年齢も職業も性差も顔の美醜もなくなりましたね。

 でだ、ステージ上で、次は日本デビュー曲の「Bo Peep Bo Peep」通称ポピポピを歌うぜってことで、メンバーが振付をレクチャーしようとお手本を見せ「みなさん、一緒に踊ってください」と笑顔をふりまくわけですが、客席では多くのジジィがお体の不自由な人になっちまってるわけ。ソヨンが「おじいさんネコがいますぅ」なんてポピポピの猫ダンスにかけてのたまうわけですが、大きな歓声が上がるわけでもない。アイドルとしてはやりづらい、じつにやりづらい。
 日本の女性アイドルたちが被る、だみ声の声援と絶妙にそろった応援という悪夢の洗礼も壮絶ですが(過激なカルト宗教のトランス状態みたいだ)、反応の悪いハゲ頭や白髪頭の羅列というのも恐ろしいものですよ。T-ARAも日本の恐ろしさ、アイドル稼業のツラさを痛感したことでしょう。
 筆者は、コンサートを独りで観賞するような勇気は持ち合わせていないので、嫁さんというK-POP仲間と一緒に参戦するわけですが、その嫁さんのジジィに対する感想は「石のように固まってる」でした。ギリシャ神話のスーパースター・メドゥーサの石化魔法にかけられたように、突っ立ったまま動かないジジィという絵柄はなかなかすごいものがあります。買ったばかりのペンライトを握った手で前の席の背もたれをつかみ、ステージに顔を向け、立ったまま死んでいるのです。そんな石像が客席のそこここに屹立しているわけですから、これは怖いですよ。
 ちなみに、嫁さんは筆者のところへ嫁いでくるような身ですから、けっして若い齢ではありません。ありませんが、かなり踊ります。器用だ。いわく「楽しい音楽聞いたら自然と体が動く」のだそうです。ご苦労なことです。筆者は踊りゃあしませんが、ペンライト振るくらいは頑張りますぜ。

 少女時代や、最近日本デビューを果たした Apink のライヴには、じつに大勢の女性ファンが参戦し、なかにはアイドルのコスプレをした娘、あろうことかユニットを組んで、待ち時間に踊りだす娘たちがいる有り様です。すげぇです。前座を観た気分です。ごちそう様です。
 アイドル大好き人口の多くが女性である現状では、このように女性アイドルであっても多くの女性ファンを巻き込まないと、日本での活動は難しいのかも知れません。
 T-ARAにだって女性ファンはたくさんいますし、コスプレっ娘もいますが、数が少ないです。あと日本のファン層を特徴づけている、おばさんの参戦が少ないですね。韓流ドラマから韓国音楽に魅せられ、その流れでK-POPアイドルのファンになった、コリア本国もまっ青の、ひじょうに多くのおばさんファンは日本公演では重要アイテムです。これを巻き込まないことには。筆者の嫁さんほか数十名では話しになりません。
 T-ARAの楽曲はほんとに素晴らしいのですよ。2009年に韓国デビューして以来、数々のヒット曲を出して来ましたし、最近でも新たにリリースされる曲に失望させられることはありません。カムバック曲がことごとく1位になってもおかしくないと思うのですが、なかなか1位争いにからんできません。上位の常連ではありますが。実力と人気がイコールでないところが芸能業界のつらいところですね。
 つい先ごろリリースされた「SUGAR FREE」も素晴らしい楽曲ですが、1位候補には及びません。砂糖をつまんでふっているような振り付けが印象的ですが、あの仕草はどう考えても塩ふりです。それとも韓国では砂糖を指でつまんでパラパラやるんですかね。日本ではスプーンをつかいますけど。

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