kepopput.jpg

ライリー・ノース -復讐の女神-【映画】

2019/10/23


 平凡な主婦ライリー・ノースは、娘の誕生日に夫と娘を奪われてしまいます。夫がマフィアの麻薬を横領するのに加担したと疑われ、銃撃されたのだ。マフィアの弁護人はライリーを買収しようとしますが、彼女はそれを拒否し裁判に臨みます。
 しかし彼女が目撃した犯人は走行中の車に乗っていたこと、彼女自身が精神安定剤を服用したことなどが問いただされ、犯人たちは証拠不充分で釈放、ライリーは精神病院へ送られることになります。
 ライリーは、搬送中の救急車から逃げ出しそのまま姿を消します。

 5年後、ライリーの夫と娘を射殺した犯人たちが死体となって遊園地の観覧車にぶら下がります。それから裁判に携わり判決をマフィアに有利なものに導いた判事や弁護士が襲撃され殺されます。
 重火器を扱うミリタリー・ショップの防犯カメラに、武器を盗みに入ったライリーの姿が写っていました。

 夫と幼い娘を惨殺されたライリーが、強靭な肉体と武術を身に着け、マフィアに復讐するお話しです。ジェニファー・ガーナーがアクション映画で活躍するのは「デアデビル(2003)」「エレクトラ(2005)」のエレクトラ・ナチオス以来ではないでしょうか。1972年生まれの彼女は、46歳でライリーを演じていますが、30代前半あるは20代後半にしか見えません。びっくりです。

 孤独な復讐鬼と化したライリーは、卓越した武術と武装を携え、単身でマフィアに立ち向かいますが、世論には彼女に賞賛する声もあがります。そうしたなか、事件を担当したカーマイケル、ベルトラン両刑事は、彼女の思いに賛同するも彼女を捕まえないわけにはゆきません。そして警察内にマフィアと密通している疑いが浮上します。

 けっきょくライリーは復讐を遂げることに成功するのですが、最後は身も心もボロボロで、とても見ていられませんでした。警察隊に幾重にも包囲され、彼女自身も自分の犯した罪を自覚していてその後の人生をあきらめている様子。彼女がこれ以上罪を重ねないうちに彼女を押さえたい、ベルトラン刑事の思いも虚しく、ライリーは最後の銃弾を放ちます。

 善良な市民がマフィアに惨殺され、それを法が裁かないのだとしたら、犠牲者や遺族の無念を晴らす術はありません。ライリーは自ら制裁人と化し、ベルトラン刑事も彼女の思いを理解していました。それに世論の多くも単身でマフィアに制裁を加える彼女の勇気を賞賛しています。
 ライリーは力尽き、美談を残して死んでゆくのでしょうか。なという悲哀。マフィアとの銃撃戦のあとは何とも重苦しい気分にさせられました。が、しかし……。

 先日、キアヌ・リーブスの熾烈なアクション「ジョン・ウィック:パラベラム」を観てまいりましたが、筆者にとっては、ライリー・ノースの勇気の方が感動的でした。

原題:Peppermint。
2018年アメリカ、102分、翌年日本公開。
監督:ピエール・モレル。
脚本:チャド・セント・ジョン。
出演:ジェニファー・ガーナー、ジョン・ギャラガー・Jr、ジョン・オーティス、メソッド・マン、リチャード・カブラル、アニー・イロンゼ、フアン・パブロ・ラバ、タイソン・リッター、ペル・ジェームズ、クリス・J・ジョンソン、カイラ・ドリュー、ケイリー・フレミング、マイケル・レヴェンタルほか。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

目 次
能書き

思うこと全般

けぽっぷ体験

アイドルのこと

韓流映画

番外編


索引 韓流映画&番外編





     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES










recent comment

links

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM