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ワイルド・スピード/スーパーコンボ【映画】

2019/08/19


 元DSS捜査官のルーク・ホブズと元MI6のエージェント デッカード・ショウが、政府の要請を受けて一緒に仕事をすることになります。互いに犬猿の仲の2人は、相手の存在を邪魔だと主張しますが、そうもいっていられない事態になります。2人の敵は自称ブラック・スーパーマンことブリクストンというサイボーグで、1人では手に余る強敵でした。
 仕事の内容はひとりの女性エージェントと共に行方をくらました細菌兵器の奪還。MI6のハッティ・ショウが作戦行動中に仲間を殺害して細菌兵器を奪って逃走したというのです。
 しかし真相は研究所から兵器を奪還する作戦中にブリクストンに襲われ、やむなく細菌兵器を自らに注入して逃亡したのでした。
 ハッティはデッカードの妹で、これまで意見の食い違いで別れて暮らしていましたが、デッカードは何とかして妹を助けようとします。世界征服を企む謎の組織からやって来たブリクストンからハッティを守り、しかも彼女の体内から細菌兵器を抽出しなければなりません。最悪のプランとしてハッティは自ら死を選ぶことを選択肢に入れますが、デッカードは絶対に彼女を助けると譲りません。
 ブリクストンの背後にある組織は強大で、統制された軍隊を引き連れています。彼から逃げる際にようやく手に入れた最近抽出装置が壊れてしまいます。
 絶望的な状況に光明をもたらしたのはホブズでした。親兄弟とケンカ別れして故郷を飛び出した彼が、技術屋の兄を頼ろうと提案したのでした。戦いの舞台は豊かな自然に囲まれたサモア島へと移ります。

 ヴィン・ディーゼル演じるドミニク・トレットが主人公の「ワイルド・スピード」シリーズのスピンオフ作品です。これまで本編が8作公開されましたが、2作目3作目でもドミニク・トレットは登場してませんから、本作がなぜスピンオフなのか不思議なのですが、ホブズとショウがドミニクが言うところのファミリーの一員ではないからでしょうか。ホブズは最初はドミニクを追う立場でしたが、警察を辞めてからファミリーの一員になったように思ったのですが。
 ワイルド・スピードと言えば車ですが、本作はカーチェイスよりもホブズ&ショウの肉弾戦がメインになり、そのあたりも本編とは毛色がちがうと言えばちがいますね。
 今回の敵はすさまじいテクノロジーと大規模な軍隊を有する謎の組織です。シリーズが進むにつれて義賊的だったドミニクたちが地球を守るヒーローのような存在になってゆきましたが、今回も世界征服を企む強大な敵が相手です。世界の半分を殲滅できるせいきん兵器を狙う悪の組織とそれを阻むホブズ&ショウ。命がけのミッションを彼らは壮絶なバトルの果てに達成するのですが、それで組織が壊滅したわけではありません。次回に続きますね。

 和題のサブタイトルが、スーパー・コンボなんてファーストフード店のメニューみたいになっていますが、原題のそれはホブズ&ショウ、しかしショウの妹のハッティもけっして負けておらず、すごい戦闘能力で大活躍します。かっこよすぎます。&ハッティを追加してください。次回作は彼女が主演でお願いします。

 今作は上述の通り肉弾戦です。ハゲでマッスルなコンビが、大自然のサモアで統制された軍隊相手に腕力と太古の武器とゲリラ戦で応戦します。ドミニク・トレットもスキンでマッチョでしたけど。猛烈なスピードで爆走するマシーンではなく、サイボーグやハイテク兵器、ヘリコプターにもひるまない強靭な肉体が敵を打ちのめします。
 ハッティがヘリでさらわれてしまうと、ホブズ&ショウそれにサモアの戦士たちがヘリに鎖をかけ、車を何台もつないで飛び去るのを阻止します。この危険なアクションをCGなしで本物のマシーンで撮るところはシリーズで一貫しています。

 ホブズ&ショウは不屈の超人ですが、寄ると触るとケンカばかり、まるで子供の口ゲンカのように低俗な悪態の応酬を延々と繰り返します。それを見かねたハッティが白目をむいて溜息を吐きます。名コンビですね。
 これまで疎遠だったデッカードとハッティの兄妹は、今回の一件で互いを認め合い、拘置所にいる母マグダレーン・ショウ(前作にも登場しましたよね)に会いにゆきます。いいシーンだ。
 また、ホブズも捨てた故郷に帰り兄から手痛いパンチを食らいますが、母は兄弟仲良くしろと一喝、長らく疎遠だった息子を歓待します。いいシーンだ。

 おかしくて、すさまじくて、心が温かくなり、勇気が湧いてくる、そんなハートフルでハードアクションな映画でした。
 それにしてもワイルド・スピードは回を重ねてますますおもしろくなりますね。悪の組織は滅んでいないので、次回作もあるんでhそうね、次はハッティ&ホブズ&ショウでお願いします。
 
原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw。
2019年アメリカ、135分、同年日本公開。
監督:デヴィッド・リーチ。
脚本:クリス・モーガン、ドリュー・ピアース。
出演:ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ、ヴァネッサ・カービー、ヘレン・ミレン、エイザ・ゴンザレス、エディ・マーサン、エリアナ・スア、クリフ・カーティス、ジョー・アノアイ、ジョシュア・モーガ、ジョン・ツイ、ロリ・ペレニース・ツイサーノ、ライアン・レイノルズ、ロブ・ディレイニー、ケヴィン・ハート、ジェームス・ドライデンほか。

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