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人が創る音楽

2019/07/01


 最近またまた業界人がやらかしていますね。韓国の音楽業界が乱れまくっているのには、正直もう慣れっこですが、いや、それではいけないのですが、大手事務所の経営陣が慢心から犯罪に手を染め、麻薬や人身売買を組織的に行なっていたことが発覚しました。成功を収めた事務所の経営者は自分たちを神だと思っているようです。政界と癒着し、犯罪を犯しても許される、そんな悪習が当たり前になっていたようですね。
 そして雲行きが怪しくなると事務所のタレントに罪をなすりつけ、タレントを犠牲にして経営は難を逃れようとする。経営が崩壊すると大勢の人々が職を失うことになりますから、何としても守らねばならない、そんな都合の良い理屈が正当化されるのでしょう。
 金の集まるところには犯罪も寄ってくるものでしょうし、金を集めるためには手段を選ばない、それが競争社会というものなので、悪の根絶を訴えても致し方ないのですが、物事には限度ってものがあります。警察だって権力者の横暴にずっと目をつぶっていられるわけではありません。
 まぁ、犯罪の話しはこういうところで語るには重すぎるテーマなので、核心に触れるようなことは申しませんが、最も肝要なことは業界を維持するために人を食いつぶすな、ファンを裏切るなってことです。人間はひとりひとりは弱くても団結すれば強くなる、それが社会の原型ですから、その社会を維持するために人を犠牲にするというのは本末転倒です。企業は人なりと言いますように、人間をおろそかにして経営も業界も立ち行かないということをもっと知るべきです。
 これは韓国批判ではありません。韓国の芸能業界に対する警鐘です。人を育てず食いつぶすことで組織を維持しようとして疲弊しダメダメな腐敗国家になってしまったどこぞの極東国家の二の舞になる前に考えを改めるべし、そう申しているのであります。
 かつて電器産業や自動車産業の高い技術力や、アニメやゲームで世界を席巻した日本は、企業が人を育てない致命的な悪習のおかげで才能がどんどんアジアに流出し、すっかり老朽化してしまいました。筆者も最近ではパソコンやスマホといった生活必需品は日本製を使いません。製品の信頼性は低いわ、わけのわからない機能を押しつけられるわで使い物になりません。韓国や中国の製品の方がずっと安心して使えます。

 K-POPは、センシブルでクォリティの高い音楽とパフォーマンスで成功を収めていますが、それも人を育ててこそ、ファンの期待に応えてこそのものです。高品質の製品を提供すれば顧客はいくらでもついてくる、人材は経営に隷属すべし、顧客はあてがわれた文化を享受すべし、という経営=神の論理は長くは続きません。良いものを提供すればそれで業界は盤石なり、という考えはあきまへん。やっぱ心がなければ。顧客も人間ですから情の不在には気づくものです。

 K-POPの大ブームは今も続いています。現在は第3期ブームなのだそうですよ。K-POPアイドルを目指す人たちはわらわらいますし、国外からも練習生を目指してやってくる人がたくさんいます。企業は人材よりどり放題です。ファンも世界中にいて経営は順風満帆です。
 しかしK-POPは前述のようにハイクォリティ、ハイスペックの音楽とパフォーマンスが売りですから、ステージに立つアイドルには高い練度が要求されます。長い練習生生活を経た熟練者がようやくステージに立つ、それが普通になっています。そして練習生のすべてがアイドルになれるわけではないので、デビューしたアイドルは、事務所が抱えている練習生の育成費用をせっせと稼がねばならないのだそうです。人気アイドルは寝る間も惜しんで働かなければなりません。人気者がご多忙なのはK-POPに限ったことではありませんが、高いクォリティを要求されるので消耗はひじょうに大きくなります。それが原因かどうかは明確にされていませんが、K-POPアイドルは概して短命です。短命なので次のアイドルを育成しなければ事務所は立ち行きませんから、次の新人デビューへ向けてまた大勢の練習生を抱えることになります。もう大変です。

 大変なのですが、この状況はともすれば悪循環にもなり素人目にはアイドルの使い捨てにも見えてしまいます。「いつまでも応援してくださいね、サラゲー」なんてステージで言っていてもそのあとすぐにさっさと引退してしまう、それが当たり前になっていることに落胆を覚えるファンも少なくありません。
 デビューしてもすぐにいなくなてしまうアイドルも少なくありませんし、楽曲をもらえない、カムバックさせてもらえないそんなアイドルもたくさんいます。グループの再編を行なって誰々をソロデビューさせる、そんな告知があってもそれを信用できません。事務所が出した公式の告知なのに、それを聞いて誰かに伝えたら、こっちがウソつきにされてしまいます。
 解散やメンバーの脱退も、一切の公示もなく当たり前のようにやっちまう、これはひじょうにいただけません。
 芸術性と高品質だけが売りなら、歌手のアイドル化はナンセンスです。以前にも申しましたが。

 最近、アイドルグループのデビューにファン投票が大きな力を発揮する音楽サバイバル番組が大人気で、それを勝ち抜いて誕生したグループは大変な人気を博しますよね。そうしたグループは2年とか3年とか、期間限定の活動を行ない、その間はファンとしては安心して応援できます。期間限定に不満を覚えるファンも少なくないでしょうが、なんの前触れもなく辞めてしまうグループよりましです。せっかくファンクラブに入ったのにさっさと辞められ、会費が無駄になったなんて人をバカにした事態も回避できます。
 そしてこのことは、ファンあってのアイドルという道理を如実に物語っています。これをして業界はもっと人間の大切さを知るべきですね。

 何も知らない素人がエラそうなことを語るわけですが、その素人でファン層は構成されています。

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