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アクアマン【映画】

2019/02/18


 灯台守のトム・カリーは、傷ついて打ち上げられた女性を助けますが、彼女は海底の王国アトランティスから来た女王アトランナでした。2人は恋に落ち子供ができますが、女王はアトランティスから来た追っ手に連れ去られてしまいます。
 トムは息子のアーサーを独りで育てますが、王国の参謀バルコがひそかにアーサーに武術を伝授します。
 成人したアーサーは、卓越したパワーと海洋生物と心を交わす能力を持っていながら王国には帰らず、持ち前の正義心から海難救助や治安維持に努めていました。ある時、海賊の襲撃を受けた米軍の潜水艦を助けますが、賊長のデイビッド・ケインの父が命を落としたことから彼の恨みを買うことになります。
 ある時、津波に襲われたアーサーと父のトムは、海からやって来たメラに助けられます。メラは海底国ゼベルの王ネレウスの娘ですが、海底は今アトランティスの王オームによって支配されつつありました。彼女の父もオームの軍門に下り、オームは海底を征服してオーシャンマスターになる野望を抱いているのみならず、海を汚す地上の人間も滅ぼそうとしていました。
 暴君と化したオームを止めることができるのは、アトランティスの女王の血を引くアーサーをおいて他にないと判断したメラは、危険を冒して彼に会いに来たわけですが、当のアーサーは自分はその器ではないと相手にしません。しかし父のいる地上を攻め滅ぼされることを看過できないので、仕方なくメラと共にアトランティスに向かい、義兄弟のオームに王位を賭けた決闘を申し込みます。
 しかしアーサーは敗退し、メラと共に地上へ逃れます。2人は初代アトランティス王アトランが持っていた神器トライデントを求めて世界各地を旅することになるのでした。そして彼らの前に強化スーツで超人ブラックマンタと化したデイビッド・ケインが立ちふさがります。

 映画「ジャスティス・リーグ」にも登場したDCコミックスのヒーローです。現代人類が栄える前、地上を支配していたアトランティスは、科学技術の暴走によって崩壊し、海底に沈んでしまいます。人々は海中でも呼吸やコミュニケーションができる海底人となり、海底王国を築きました。現在は様々な種族が王国を築いて棲み分けていますが、地上人たる我々人類にはその存在は確認できません。
 アーサーは、アトランティスの王女アトランナと地上人トム・カリーの間にできた子ですが、海底人としての超人パワーを備えていました。子供の頃からバルコに武術を学び、成人するとその能力を活かして海の治安を守るようになりました。人々はその海のヒーローをアクアマンと呼んだのでした。
 ゼベル国の王女メラは、父ネレウスがアトランティスと同盟を結んだことから、オームと政略結婚させられる予定でしたが、オームの恐ろしい野望を知ってアトランティスを抜け出し、亡き女王と地上人の間にできた子のうわさを手掛かりに、アーサーを訪ねてきたのでした。
 地上で自由に暮らしていたアーサーは、王位などにはまったく興味がなく、メラの話しをまったく聞き入れませんでしたが、父のいる地上をアトランティスが進撃するとあっては黙っていられません。それに津波から助けてもらった恩もあり、不承不承メラについてゆきます。しかし義兄弟にして暴君のオームは強く、決闘に敗れます。
 メラは、伝説の矛トライデントさえあれば、オームを倒せると確信し、伝説に従ってトライデントの捜索に赴きます。しかしそれがまたたやすいことではなかったのです。そこへ追い打ちをかけるようにブラックマンタが立ちふさがります。

 最近のCG技術による映像はすさまじく、どんなにすごいスペクタクルシーンを見せられてもあまり驚かなくなってしまいましたが、この作品の壮麗な海底都市と海中バトルには圧倒されます。すごいです。「スター・ウォーズ/エピソード1」を観た時の驚愕が蘇りました。
 伝説のトライデントを求めての旅もなかなか圧巻で、予想を上回るおもしろさでした。サハラ砂漠からイタリアのシチリア島、そして地球のコアへとアーサーとメラの旅は続きます。
 そして黄金に輝く伝説の矛は、真の勇者にしか抜くことができません。円卓の騎士のアーサー王がエクスカリバーを手にするくだりと同じですね。

 DCのヒーローと言えば、その第1人者はスーパーマンですが、今のスーパーマンは、現代社会においてどれだけリアルな存在として再現できるかということへの挑戦だったように思えます。その後、様々なヒーローたちが映像化され、最近ではファンタジー性が重視されるようになってきた気がします。アクアマンでは、サメが騎兵隊の乗り物として用いられ、マンタやタツノオトシゴの形をした軍艦が登場します。地上をはるかに超える科学技術を持ちながら、サメに手綱を着けて進軍するなんてファンタジーですよね。でもそれがひじょうに絵になっています。学術的に理にかなった目立たない容姿と色の機動兵器よりも華々しくて圧巻です。
 海底人たちは、水中でも呼吸ができるのですが、彼らの肺は水で満たされているらしく、ブクブクと気泡を立てることはありません。でも髪は水の中らしくなびいでいます。この映像も新しいなぁと思いました。そして彼らはもともと地上人なので空気中でも呼吸でき、普通に会話もできます。

 アトランティスの伝説は、これまでにも様々なファンタジーで使われてきましたが、その最も壮麗なお話しが誕生しました。これは予想以上におもしろい映画でした。

原題:AQUAMAN。
2017年アメリカ、143分、翌年日本公開。
監督:ジェームズ・ワン。
脚本:デヴィッド・レスリー・ジョンソン、ウィル・ビール。
出演:ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー、パトリック・ウィルソン、ドルフ・ラングレン、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ニコール・キッドマンほか。

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