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TAXi ダイヤモンド・ミッション【映画】

2019/02/07


 抜群の検挙率を誇る敏腕刑事シルヴァン・マロは、特殊部隊に配属されることを夢見て頑張っていましたが、卓越したドライビングテクニックが災いして街に混乱と破壊をもたらし、パリからマルセイユへ左遷されてしまいます。事件の少ないのどかな田舎の警察はお気楽な変人ぞろいで、マロをいらだたせます。ところがイタリアンマフィアによる宝石強奪事件が相次ぐようになり、空気が一変します。マロは臨時のチーフに就任して事件解決に挑みますが、賊はフェラーリやランボルギーニのスーパーカーを駆使し、常に追っ手を振り切ってしまいます。
 そこでマロは、伝説のタクシーを探し出し、強盗団と勝負しようとします。プジョー407に改造を加えたそのタクシーは、時速300km越えの猛スピードを出す怪物だというのです。しかしマルセイユにあるはずのそれは今は中東にあることが判明します。かつてそのタクシーのドライバーだったダニエルの甥のエディは、マロの相棒になることを条件に伝説のタクシーの入手に協力します。
 そこへ世界最大のダイヤモンドが市に届くという知らせが入り、マルセイユ警察は警戒を強化します。私設コースでマシーンに磨きをかける盗賊団の許に乱入したマロは、このままではかなわないと判断し、エディの姉で敏腕整備工のサミアにプジョーのチューニングを託し、犯人逮捕に挑みます。

 リュック・ベッソン製作、脚本による映画「TAXi」シリーズの第5弾です。フランス映画としては異例とも思えるアメリカンなノリの痛快アクションが売りなのですが、今回はコメディ要素がひじょうに強く、ストーリーも練られたものではなくツッコミ狙いのB級感満載でした。型破りの刑事が飛ばされた先の田舎で、たまたま超一流の宝石強盗団による犯行が相次いでおり、刑事は首尾よく伝説のタクシーを手に入れ、これまたうまい具合に腕利き整備士によるチューニングが施され、さらには奇遇とも言うべき世界最大のダイヤモンドが市に贈られることになり、刑事と盗賊団によるカーアクションによる果し合いが実現するという、ご都合主義の連発です。
 マルセイユ警察の面々や市のお歴々が、笑いを盛り上げるためにおバカキャラを演じ、緊張感もありません。おバカすぎて肝心のアクションシーンが影が薄いものになってしまっています。
 主役を演じるフランク・ガスタンビドが「ワイルド・スピード」シリーズのドミニク・トレットを演じるヴィン・ディーゼルそっくりで、表情や演技さえもドミニクを意識していたように思えました。なのでクールなマロまで、パロディのようになってしまい、とにかく笑うしかありませんでした。
 なんだか酷評のようになってしまいましたが、けっしてつまらない作品ではないですよ。何も考えずに笑って楽しむ分にはひじょうにおもしろいです。某サメ映画シリーズのように「なんでやねん」と突っ込みながら観るのもよいかと。ただ、重みのある内容を期待していると、拍子抜けしてしまうかもです。

原題:TAXI 5。
2018年フランス、103分、翌年日本公開。
監督、脚本:フランク・ガスタンビド。
脚本:リュック・ベッソン、ステファーヌ・カザンジャン。
出演:フランク・ガスタンビド、マリク・ベンタルハ、ベルナール・ファルシー、サブリナ・ウアザニ、エドゥアルド・モントート、ムッシュ・プルベ、アヌアル・トゥバリ、リオネル・ラジェ、シシ・デュバルク、サンド・バン・ロイ、ロマン・ランクリー、サルバトーレ・エスポジート、ファブリツィオ・ネボラ、ルドゥアン・ブゲラバ、イシェム・ブゲラバほか。

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