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神韻晩會 SHEN YUN 2019 日本公演【演劇】

2019/02/05


 1月21日、神韻(シェンユン)芸術団の大阪公演を観に行ってきました。神韻芸術団はニューヨークを拠点に中国5000年の伝統文化の復興を目指す芸術集団で、2006年に設立され、90人ほどの団員で立ち上げ、現在は600人以上の団員がいて6つのグループが世界中で公演を行なっています。日本でも2007年の東京、大阪公演を皮切りに毎年来日し、東京、大阪、京都、名古屋、広島、福岡などで公演を行なうようになりました。
 数分間の演目を多数演じるオムニバス形式のステージで、演目ごとに緞帳が下りて2人の司会者が次の演目の解説や神韻の紹介を等を行ないます。各演目はダンスを中心にしたセリフのないミュージカルといった内容なので、司会者の解説がエピソードの内容をホローします。日本人女性の司会者が日本語で、アメリカ人男性の司会者が英語と中国語で解説します。
 緞帳が上がるたびに異なる衣装のダンサーとCGによる別の背景が飛び出すので、思わず目を見張ります。舞台のセットは一切なく、すべて背景のCGで再現されるのですが、CGと演目はシンクロしていて、ダンサーはしばしばCGの中に入り込みます。
 ジャンプ、スピン、宙返りを多用した激しい舞踏は現代の新体操やダンスにも通づるものがありますが、それらはすべて中国の古典芸能であり、現代のダンスを取り入れたものではないそうです。微動だにしないストップモーションや絶妙なバランス感覚には心底驚かされます。雅らかな衣装の美しさに目を奪われます。

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 入場券とそれについていたリーフレットです。

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 リーフレットの中身はこんな感じ。

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 入場時には、立派なパンフレットが配布されます。

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 パンフレットの中身は、神韻芸術団の紹介と、当日上演される全演目の解説です。

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 各演目の音楽は生演奏で、オーケストラに中国の古典楽器が加わります。

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 役者さんの紹介も載っています。

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 CGと役者が融合する背景は、アメリカで特許を取得しているらしい。
 CGとクラシック音楽のオーケストラ、古典楽器、そして素晴らしい演舞が、他にない新感覚のステージを創り上げています。

 演目の内容は、旅人の話しやラブストーリー、お寺の小坊主の話し、民話、地方部族に伝わる舞踊、孫悟空の物語の中の逸話、はたまた現代劇にまで多岐にわたります。また、古典楽器のソロ演奏やソプラノ歌手の独唱といった演目も披露されます。

 神韻芸術団はアメリカ在住の中国人がニューヨークで旗揚げしました。彼らは法輪功の信者で、法輪功は中国共産党により危険なカルト集団として禁じられ、激しい弾圧を受けてきました。そのために祖国を離れ、遠い異国の地で、中国共産党が破壊した古典文化の復興を目指しているそうです。
 アメリカやアジア、ヨーロッパ各地で大々的な公演を行なっていますが、祖国中国での公演は実現していません。そのため会場には多数の中国人が観に来ていました。中国人の観客たちは誇らしい思いでステージを観ていることでしょう。

 法輪功(ファールンゴン)は、仏教や道教の教えと気功を取り入れた健康法として李洪志という人が1990年代に開設したもので、一頃は共産党の党員を上回るほどの支持者を獲得し、これに危機感を覚えた共産党が禁止したのだそうです。
 このため、神韻の演目には共産党批判や宗教的な内容も含まれ、純粋な芸能を期待していた人の中にはちょっぴり失望を覚えることもあるかもしれません。
 しかしながら、思想信条についてどうこう考えるよりも、高い技能や芸術性、斬新なアイディアやユーモアを存分に楽しめばよいと思います。筆者は来年も観に行きたいと思っています。
 そしていつか、中国国内での公演が実現するといいですね。

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