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02/04 マイル22【映画】

2019/02/04


 東南アジアの小国インドカーのアメリカ大使館に、地元の警察官リー・ノアが駆け込んできます。彼は、ロシアの工作員が奪ったセシウムの情報を持っているとのことでした。情報を記録した媒体には8時間で中身が消滅するプログラムが仕組んであり、ノアだけが知るパスワードを入力しなければ情報が取り出せません。パスワードを教える交換条件としてノアは、アメリカへの亡命を要求してきます。
 CIA の特殊対応班グラウンド・ブランチに所属するアリス・カーは彼をよく知り、信頼できる男だと証言します。彼女はノアからしばしば情報提供を受けていました。話しの辻褄が合うことから、情報分析官のビショップは、ノアの要求を受け入れることを決定しますが、彼を護送に必要な空港まで連れてゆくのはひじょうに危険な仕事でした。地元警察が大使館に乗り込んできてノアの引き渡しを要求するほか、大胆にも刺客まで送り込んできたのです。
 ビショップは彼が率いるチームとグラウンド・ブランチの合同による極秘作戦オーバーウォッチを始動します。グラウンド・ブランチのチーフ ジェームズ・シルヴァは、アリスや他の仲間と共にリー・ノアを護送機まで護衛する危険な任務にあたります。
 情報が消滅する8時間以内にノアを亡命させなければなりませんが、彼の口を封じるために屈強な武装集団が次々と襲い掛かってきます。護送機はその安全を保障するために極秘の着陸ポイントに10分しか待機しません。その時間に確実にノアを送り届けなければならないのですが、追撃者の攻撃は思いのほか激しく、市民を巻き込んだ銃撃戦になり、味方も次々に命を落としてゆきます。

 マーク・ウォールバーグ主演のひじょうにスリリングで激しい銃撃戦が展開するアクション映画です。数々の銃撃戦を見慣れている人でも目を見張るほど熾烈なアクションです。マシンガンやグレネード、ミサイルランチャーまで持った武装集団から重要人物を守るのに、エリートとは言え少数の人員だけではあまりにも心もとない。もっと大人数と多くの車両多くの武器が必要じゃないのか、そう思ってしまいますが、オーバーウォッチは公には存在しない極秘作戦ですし、アメリカがロシアの工作員にセシウムを盗まれたという事実も公表できるものではありません。
 ジェームズは盗まれた6パウンドのセシウムがあれば広島と長崎を合わせたほどの殺傷が可能になると説明しています。彼は幼少のころから脳の働きが異常に速く、医師から活動過多という診断を受けており、ともすれば自制を失って暴力的にすらなってしまいます。気持ちを抑えるために手にはめたゴムをはじく仕草は、彼が子供の頃から今でも続けている習慣です。11歳の時に母親と兄弟を事故でなくすと、CIA が彼をエージェントとして抜擢します。

 冒頭のシーンで、アリスは仲間と共に道に迷ったふりをして郊外にある一軒家に奇襲をかけ、そこをアジトにしていた政治犯たちを捕らえます。ジェームズは外で狙撃ライフルを構えて待機しており、奇襲が始まると現場に駆け付け、犯人の仲間のひとりを射殺します。その時に殺されたのは18歳の少年で、このエピソードは後に本編に深く関わってくることになります。
 映画のタイトルのマイル22は、ジェームズたちがノアを護送する距離22マイル(35.41 km)のことです。すでに続編の製作が決定しており、3部作が作られるとの情報もあります。アメリカの情報部のアクションものと言えば、マット・デイモンのボーン・アイデンティティー・シリーズを思い出しますが、この作品もシリーズ化されるのは嬉しいことです。ただ、タイトル的にシリーズっぽくないですけど。それとも、次回作はマイル33とか、やはり距離にちなんだものになるのでしょうか。

 評論家の評価はおもわしくないと、ウィキペディアにありました。筆者にとってはひじょうに面白い内容で、もう1度も2度も観たい作品だと思ったので残念でした。こうした専門家の低評価というものは、ものしり顔のアマチュア評論家に少なからぬ影響を与えると思われます。ネット上には同様の低評価や酷評がちらほらありました。
 セリウムがいつどこからどのように盗まれたのか、その大本は誰なのか、そういった設定がなく、ストーリーに厚みがないとは感じましたが、それは製作の意図するところではなかったのでしょう。あと、ジェームズのゴムバンドで腕をはじく習慣も筆者は好きではありませんでしたが、ジェームズ・シルヴァというキャラもこの作品も大好きなので、それくらいは我慢して後続作品も観に行きます。

原題:MILE 22。
2018年アメリカ、95分、翌年日本公開。
監督、脚本:ピーター・バーグ。
脚本:リー・カーペンター。
出演:マーク・ウォールバーグ、ローレン・コーハン、イコ・ウワイス、ジョン・マルコヴィッチ、ロンダ・ラウジー、カルロ・アルバン、ナターシャ・グブスカヤ、CL、サム・メディナ、キース・アーサー・ボーデン、ジェニーク・ヘンドリクス、ビリー・スミス、マイク・ホームズ、エミリー・スケッグス、テリー・キニーほか。

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