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■メイド文化というもの■

  メイド文化とはいったい何でしょう? 筆者がこのように呼称する名称自体が正式なものでも、一般によく使われるものでもありません。されど独自の文化はそこに存在するわけで、そして文化とはいわば人の営みそのもの、人が試行錯誤して築いてきた歴史そのものです。
 メイドさんのお店とは、ご承知のようにメイドさんが給仕をするカフェやリフレクソロジー等のお店のことです。同様のコンセプトのお店に、スタッフがコスプレイヤーであったり女学生であったりするケースもありますが、本質は同じ客層も同じです。なので、それらコスプレカフェや学園カフェも含め、筆者はメイド文化と称しています。本質で言うならコスプレ文化と称するべきなのでしょうが、そう表現すると誰が聞いても、コスチュームプレーのことになってしまいます。コスチュームプレーすなわちコスプレとは、衣装やメイク、各種アイテムによって様々な職業やキャラクターに変身する、いわゆる“なりきりごっこ”のことです。とくにオタクの間では、アニメのキャラクターに変じることをコスプレと言い、コスプレをする人たちのことを、コスプレイヤー(通称レイヤー)と呼称します。“なりきりごっこ”などと言うと、お気軽な遊びのように聞こえますが、オタクの間では単なる“ごっこ”ではありません。“ごっこ”などと呼ぶことすらありません。コスプレはオタク文化の中ではひじょうに重要な位置づけをもっており、コスプレそのものが1つの文化を築き大きな市場も抱えています。
 客観的に表現すれば、メイドさんのお店は、メイドのコスプレをしたスタッフが給仕をするお店ということになりますし、そうした意味でコスプレ文化にはちがいないのでしょうが、そんな無機質な解釈ではメイドさんの本質は見えてきません。メイドさんは、今ではコスプレではありません。本物のメイドなのです。喫茶店やリフレのお店のスタッフがメイドのコスプレをしているのではなく、本物のメイドさんがいる喫茶店やリフレのお店、それがメイドさんのお店なのです。ビクトリア朝時代の英国の貴族のお屋敷のハウスメイドが、本来のメイドの語源ではありますが、オタク街では、萌えと癒しを提供するエプロンドレスのスタッフのことをこう呼ぶのです。そんなものオタクたちの勝手な解釈だとおっしゃるならそれまでですが、同じ解釈でメイドさんのお店は海を渡り、韓国や台湾、シンガポール、カナダにも進出するに至り、おそらく今後ほかの国でも出店が見られるようになるでしょう。アニメ産業と同様に、メイドさんのお店も、日本発の文化として海外に認知されつつあるわけです。
 2009年春現在で、日本橋エリアには約40店のメイドさんのお店があり、さらに出店のウワサを耳にします。お店の乱立を嘆く声も聞かれますが、筆者としては日本橋の繁栄のためにはまだ足りない気がします。趣向を凝らしたユニークなお店がもっと増えることを期待したいです。


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