kepopput.jpg

ボヘミアン・ラプソディ【映画】

2019/01/16


 両親がパキスタン人の移民であるファルーク・バルサラは、信心深く古い考え方の父の反対を押し切ってロンドンでロックミュージックに入れ込んでいました。彼のお気に入りバンドグループ「スマイル」にたまたまヴォーカルの空きができたことから、彼は日ごろ使っているフレディの名で入団し、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、新たに入団したジョン・ディーコンと共に「Queen」を結成します。
 移動に使っていた車を売ってアルバムを制作しますが、それが EMIレコードのプロデューサーの目に留まり、彼らはプロの道を歩み始めることになります。
 ツアーのために世界中を飛び回るようになった Queen ですが、フレディは結成当時に知り合ったメアリー・オースティンにプロポーズします。
 ある時、Queen は、EMI の重役と衝突し、独自にオペラをモチーフにしたアルバム「オペラ座の夜」を完成させます。その中の「ボヘミアン・ラプソディ」は6分という異例の長さのためラジオでかけてもらえないと、またもや重役に反対されます。フレディはシングルカットした「ボヘミアン・ラプソディ」を自らラジオ局に持ち込み、独占放送を実現させます。マスコミからは酷評されたものの、楽曲は大ヒットします。
 その後、フレディがソロデビューのオファを受けたことからグループの間に険悪なムードが流れ、活動は各メンバーのソロ活動に移行してゆきます。しかしフレディが折れて仲間の下に復帰し、Queen は世界最大のチャリティ・コンサート「ライヴエイド」に出演することになります。

 最強のロックスター「Queen」の結成から危機を乗り越えて再び団結するまでのストーリーを、ボーカルでシンガソングライターのフレディ・マーキュリーの目線で描いた伝記です。1970年代初頭に女王陛下の意味を込めた Queen を結成、1973年にはプロデビュー、その後とんとん拍子にヒットを重ね、ロックを語るには欠かせない存在となりました。
 多くのヒット曲を作ったフレディですが、じつはゲイで、婚約者のメアリーとは結局結ばれず、同性のジム・ハットンと生涯寄り添うことになります。同性愛から HIV に感染し、45歳の若さでジムに看取られてこの世を去っています。
 フレディはかなりの親日家で、よく日本に遊びに来ていたそうです。伊万里焼コレクターとしても知られているそうですよ。

 映画の方も爆発的なヒットとなりましたが、正直筆者には本編はあまり感動できる内容ではありませんでした。これが Queen の物語じゃなかったら、誰も面白いとは思わないんじゃないか、そう感じたほどです。いったいいつ盛り上がるんだろうと、睡魔と闘いながら観ていました。フレディの我がままに翻弄されるメンバーを見ていていらいらさせられました。メアリーも可哀そうでした。
 そうして迎えたクライマックス。ライブエイドの模様は強烈でした。1985年当時の Queen のステージが忠実に再現されたそうです。このシーンがこの映画のすべて、このシーンを堪能するために、 Queen の生い立ちをやきもきしながら観ていたわけです。 Queen を知らずして観るよりも盛り上がったにちがいありませんから、クライマックスさえあれば本編は要らないとは言えません。ですから、この映画はやはり全編を観て良かったと評すべきです。終わりよければすべて良しですね。
 世界の名だたるミュージシャンが総出演することになった世界最大のチャリティコンサートで、Queen は出演者中最多の6曲を披露し、会場を沸かせました。テレビやラジオでこれを鑑賞した人たちも感動し、寄付金も急激に増え、Queen 自身もさらに有名になったそうです。

 1980年代、筆者もかなり洋楽に傾倒していたのですが、Queen に関しては時節柄ヘビメタに傾倒していた頃の姿をたまたま目にしたせいか、ノーマークでした。アンチベビメタではありませんが、若い頃に筆者にはまだハードルの高すぎるジャンルでした。
 「ウィ・ウィル・ロック・ユー」は有名でしたが「伝説のチャンピオン」が Queen の曲だとは知りませんでした。すみません無知蒙昧で。
 この映画が公開され、Queen の名声はまた一段と大きなものになったにちがいありません。今後 Queen が復活ライヴを開催したら、きっとチケットは超プラチナになることでしょう。

原題:Bohemian Rhapsody。
2018年イギリス/アメリカ、134分、同年日本公開。
監督:ブライアン・シンガー。
脚本:アンソニー・マクカーテン。
出演:ラミ・マレック、ルーシー・ボイントン、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョゼフ・マゼロ、エイダン・ギレン、トム・ホランダー、アレン・リーチ、マイク・マイヤーズ、アーロン・マカスカー、ダーモット・マーフィ、マシュー・ヒューストン、ミシェル・ダンカンほか。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

目 次
能書き

思うこと全般

けぽっぷ体験

アイドルのこと

韓流映画

番外編


索引 韓流映画&番外編





     12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  
<< February 2019 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES










recent comment

links

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM