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ヴェノム【映画】

2018/11/30

 ライフ財団が打ち上げたスペースシャトルが、大気圏再突入の際に事故を起こし墜落してしまいます。財団はジャングルに墜落したシャトルから、シャトルが持ち帰ったカプセルを回収しますが、その中には未知の宇宙生物が収容されていました。  記者のエディ・ブロックは正義感が強く、会社からライフ財団の取材を頼まれた時にも、後ろ暗いうわさの絶えない同社への取材は気乗りがしませんでした。恋人のアン・ウェイングのパソコンから同社の裏事情の情報を得たエディは、ライフ財団の経営者カールトン・ドレイクのインタビューで、ホームレスを人体実験に利用していることに言及します。  ドレイクは質問に腹を立てて取材は失敗、エディは会社をクビになってしまいます。それどころか情報を漏らしたことにされたアンも職を失い、彼女はエディに別れを告げます。  ライフ財団の研究所では、宇宙から持ち帰った生物に地球の動物を接触させる実験を繰り返していましたが、宇宙生物は地球の動物に寄生し一体化することが判りました。  環境破壊が悪化しエネルギーや食糧資源の枯渇が心配される地球から人類を救う鍵は宇宙開発であるという信念を抱くドレイクは、実験に携わるドーラ・スカース博士の制止を聞かず人体実験に踏み切ります。人間が宇宙生物と同化すれば、人類が宇宙で暮らすための耐性ができる。野心を燃やすドレイクは多数のホームレスを実験に供し、被験者たちは適合できずに死んでゆきます。  ドレイクのやり方についてゆけなくなったドーラ・スカース博士は、エディに密告し、彼を手引きして研究所に侵入させます。エディはそこで人体実験の証拠を撮影することに成功しますが、警備員から逃れるために飛び込んだ部屋で宇宙生物に寄生されてしまいます。  研究所内に警報が鳴り響き、追手が迫りますが、エディは超人的な身体能力を発揮して逃亡に成功します。防犯カメラの映像を見たドレイクは、エディこそ彼が欲していたものであると狂喜し警備班に捕獲を命じます。  ライフ財団が宇宙から持ち帰った生物はシンビオートと呼ばれ、見かけは巨大なアメーバーなのですが、他の生物に寄生すると、知性体としての能力を発揮します。これに寄生されたエディは、うまく適合することに成功し、エディの体の中で彼とシンビオートとの2重人格の共存が始まります。シンビオートは英語を学習してエディに話しかけ、ヴェノムと名乗り、彼と地球が気に入ったと言います。  エディが窮地に陥るとヴェノムはその能力を発揮します。全身ヌメヌメとした黒い肉体と、獰猛な肉食獣の歯が並ぶ容姿に変身した彼は銃弾も効かない無敵の超人と化しました。  しかしシンビオートにも苦手なものがあり、音波のある周波数帯を聞かされると激しく痙攣し動けなくなってしまいます。ヴェノムに寄生されてから異常な行動や貪食ぶりが顕現した彼を、アンが新しく付き合い始めた医師ダン・ルイスが調べた際に、MRIの発する音波に発作を起こし、それが発覚します。  エディと別れてからも、アンは彼のことが忘れられず、ライフ財団から追われる彼を手助けします。そしてヴェノムの秘密を知ります。  シンビオートは、寄生することで人格を得て自由に活動することができる生命体であるようです。彼らにとって宿主との2重人格生活が当たり前であるようですね。ライフ財団の研究所ではシンビオートは多くの動物や人間への寄生に失敗しますが、エディの場合はひじょうに上手くゆきました。これはエディに適性があったというより、ヴェノムに地球生物への適性があったのかもしれません。エディと引き離された彼は、犬やアンの体まで利用してエディの元へ戻ります。  ヴェノムは地球が気に入り、エディと共にここで暮らすことを決めますが、彼の残忍で貪食な性格を何とかしなければなりません。超絶なパワーを発揮する代わりにすぐに腹をすかし、肉を食いたがります。しかも生きた動物が大好物で、人間も食べてしまいます。エディは彼に地球で生きて行くためのルールを指南しなければなりませんでした。  こうして無敵の超人となったエディですが、狡猾で執念深いドレイクも手をこまねいているわけではありませんでした。シンビオートたちを乗せたスペースシャトルが墜落した際に、1体が抜け出して行方不明になっていたのです。それはヴェノムをしのぐ凶暴でパワーのあるやつで、こいつがドレイクと結託すれば、ドレイクの保有するスペースシャトルを使って、宇宙にいる大勢の仲間たちを地球に呼び寄せることができます。そうなると、地球の生物はシンビオートたちのご馳走になってしまいます。  マーベル史上、最も凶悪なダークヒーロー誕生 とのキャッチコピーと共に、ヴェノムの恐ろしい容姿が予告編に登場しましたが、マーベルのスーパーヒーローたちとはかなり毛色がちがうキャラですね。正直、予告編の時点ではあまり興味がそそられませんでした。なんか変なばけものだなぁ、そんなふうに漠然と見ていました。  映画館で、若い女性が「ヴェノムめっちゃ楽しみ!」と言っているのが聞こえたのですが、今の若い娘はいい趣味してるなぁ、なんて思いました。残酷描写の多いホラーや SAWシリーズが女性にも人気になりますから、ヴェノムだって女の子にもてていいんですけどね。  ところが実際に本編を観ると、あたしゃかなり気に入りましたね、ヴェノム君のこと。  それにしても近年、古い時代のスーパーヒーローの映像化が進みましたね。人と同じ形をし、人の言葉を話しそして超人的なパワーを持つヒーロー、化学の実験の最中にアクシデントで誕生した超人、宇宙から飛来したパワーストーンの力で誕生した超人、そうした往年の夢のヒーローたちは、現代では、そんなものいねぇしと一笑に伏されるべきファンタジーな存在のはずなのですが、人々は時代を越えてヒーローの到来を待ち望んでいるものなのでしょうか。  権力とか財力とか蓄えてぶっこいてる奴らを、超人パワーさえあればぎゃふんと言わせてやれる、そんな民衆の心の叫びは、今も変わらないということなのでしょうね。 原題:Venom。 2018年アメリカ、112分、同年日本公開。 原作:デイビッド・ミッチェリニー、トッド・マクファーレン。 監督:ルーベン・フライシャー。 脚本:スコット・ローゼンバーグ、ジェフ・ピンクナー、ケリー・マーセル、ウィル・ビール。 出演:トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコット、マック・ブラント、メローラ・ウォルターズ、ウディ・ハレルソン、スコット・ディッカート、ショペ・アルコ、マーチェラ・ブラジオ、ミッチェル・リー、クリスチャン・コンヴェリー、サム・メディナ、ロン・ケパ・ジョーンズほか。

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