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音量上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねえんだよ!【映画】

2018/10/24


 驚異の歌声を持つヘビメタシンガーのシンには、秘密がありました。韓国で手術を受け声帯の筋肉を強化し、ドーピングによって声を出していたのです。しかし喉の酷使でステージの最中に大流血してぶっ倒れるほど。彼の喉は間もなく完全につぶれてしまう状態でした。
 そんな時、ストリートミュージシャンをしながら歌手を目指す明日葉ふうかに出会います。彼女はあまりにも声が小さいので仲間に愛想を尽かされ、独りで歌っていました。
 声帯ドーピングが発覚して騒ぎになると、シンはひょんなことから ふうかのところに逃げ込みます。ふうかはむかし暮らしていた韓国の小さな村へシンを連れて行き、ドーピングの必要がない元の喉に戻してもらう手術を受けさせようとします。人知れずひっそりと運営されている花火工場の人々は、ふうかの帰還を歓待しますが、シンの居場所を嗅ぎ付けた日本の音楽業界が追手を送り込み、加えて韓国警察による花火工場のガサ入れが強行されます。

 「亀は意外と速く泳ぐ」「インスタント沼」の三木聡監督、脚本ということで大いに期待しました。予告編もとても期待を持たせる内容でしたし。もちろん楽しめる内容だったのですが、ストーリー的に物足りない感がありました。万人が支持する神の声を持つシンの強烈なキャラも、最初の方で ふうかを振り回している時までで、ふうかと一緒に韓国に渡ることを決意してからは、すっかり凡人然としてしまってちょっと残念でした。
 大きな声が出せない ふうかがシンとの出会いで変わるというお話しなのですが、それもいまいち盛り上がりに欠けたかな。
 三木聡作品には欠かせないお馴染みのメンバー、ふせえりや岩松了らが出ているのは嬉しいですね。脇固めがしっかりしているシーンは、やっぱ見ごたえがあります。痛快です。思わず顔がにやけ、心が躍ります。インスタント沼で主演だった麻生久美子が謎の女医に扮していますが、インパクトぱねぇっす。しかし後半部の韓国が舞台となるクライマックスでは、彼らの登場がないのでコミカルなシーンも単調になってしまいます。
 もっと熱くてバンクで、激情に満たされた作品を想像していただけに消化不良でした。嫌いじゃないし、DVD出たら、たぶんまた観ますけど。

2018年、107分。
監督、脚本:三木聡。
出演:阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大、麻生久美子、小峠英二、ふせえり、片山友希、中村優子、池津祥子、森下能幸、岩松了、田中哲司、松尾スズキ、SATOKO、富澤タク、KATARU、NABO、清水麻八子、マーガレット廣井ほか。

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