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アントマン&ワスプ【映画】

2018/09/19


 30年前、ハンク・ピム博士とその妻ジャネットは、すでに巡航中のソ連の核ミサイルを止めるためにアントマンとして出撃していました。人間よりはるかに小さくなったとはいえアントマンでも侵入できないミサイル内部に入るためにジャネットは原始サイズまで体を縮小します。おかげでミサイルを止めることはできたものの彼女はそのまま消滅してしまいました。
 ハンクは大きくなった娘のホープと共に量子トンネルを構築し、ジャネットを救いに行こうと計画していましたが、彼女の行方を追うことができず、その存在すら確認できないでいました。
 2年前、偶発的にピム博士のアントマンスーツを着て原子の世界に訪れたことのあるスコットは、今は警察の監視下に置かれ、足に発信器を着けられて自宅謹慎させられていましたが、ある夜スコットの脳裏にジャネットと幼いホープの思い出が蘇ります。
 ハンクとホープは、1度原子世界に行ったことのあるスコットを訪れ、ジャネット捜索のヒントを得ようとしますが、彼からジャネットと幼いホープの夢の話しを聞き、それがジャネットからのメッセージであると確信します。
 ピム親子は縮小して自由に持ち運びができる研究所を使って秘密裏に量子トンネル開発を行なっていたのですが、それを物質を自在に通り抜けることができる魔女ゴーストに奪われてしまいます。ゴーストはエイヴァ・スターとその正体を名乗り、かつて彼女の両親がハンクの助手をしており、量子実験の事故に巻き込まれて死んでしまったことを打ち明けます。その事故でエイヴァ自身も身体に異常を来し、ゴースト化してしまったのでした。そして特殊能力と引き換えに体はどんどん蝕まれてゆき、間もなく崩壊してしまうとのことでした。
 ハンクの元パートナーであり今は犬猿の仲になっているビル・フォスターのところに身を寄せているエイヴァは、ビルの協力で彼女の体を正常に戻そうと奮闘していました。それにはハンクの量子トンネルが必要です。エイヴァは、ハンクたちがジャネット救出に向かおうとしているのを利用し、長期間原子世界で過ごしたジャネットの力で、自分の体を元に戻そうと企んでいるのでした。

 マーベルのアメリカンヒーローのひとり、量子技術によって虫サイズに体を縮小することができるアントマンの登場です。初代アントマンは、開発者のハンク・ピム博士で、彼は妻のジャネットと共に世界平和維持組織 S.H.I.E.L.D. に所属し、エージェントとして活躍していました。30年前にソ連のミサイルの脅威を阻止したのもその作戦活動中だったわけです。おかげで妻のジャネットは原子世界へ姿を消してしまいました。
 物質や人間のサイズを自在に変える技術を、ピム博士の弟子ダレン・クロスが解明し、彼はアントマンスーツを軍用に売りさばこうと企んでいました。
 この悪事を阻止するために2代目アントマンとして起用されたのが務所帰りのスコットで、その活躍を描いたのが前作「アントマン」でした。つまり劇場版アントマン・シリーズは2代目のエピソードということになります。そして今回、ピム博士の娘ホープが、身体縮小に加えて飛行能力も持つワスプとして活躍します。彼女もまたジャネットから2代目のワスプということになります。

 今回の敵はジャネット救出を利用して正常な肉体を取り戻そうとするゴーストと、彼女を支援するビル・フォスター。彼はかつて S.H.I.E.L.D. の仲間にして科学者でもありました。ハンクとは仲たがいしていますが、彼の業績と能力は高く買っていました。ゴーストは量子実験の事故で両親を亡くした悲運の娘で、ビルは彼女を救おうと尽力しています。つまり今回のアントマンの敵は悪党ではありません。
 ジャネットを原子世界から救出したいピム親子と、エイヴァの正常な体を取り戻したいフォスター&ゴーストの研究所争奪戦です。

 そしてこの争奪戦に巻き込まれることになったスコットは、あと2日で自宅謹慎が明けるので、できればそっとしておいてほしいところ。でもピム親子には一刻の猶予もありません。巨大化して使役しているアリにスコットの発信器を取り付けて留守番を刺せ、スコットを作戦へと駆りだします。

 ピム博士の研究所は高層ビルにして縮小するとキャリーバッグになります。それを巡って痛快なカーアクションが展開します。スコットをマークしていた警察も動き始めます。スコットはかつての泥棒仲間で今はセキュリティ会社を立ち上げそれを軌道に乗せようと苦戦しているルイスとその仲間に協力を依頼します。このルイスと仲間たちもなかなか活躍します。
 スコットは、ワスプのように飛べなくて、空中移動には羽アリの力を借りますが、代わりに巨人サイズになることができます。これは恐らく、前回の作戦行動で原子世界に行ってきた弊害でしょう。弊害というのもデカくなったまま元に戻れなかったりしますから。
 また、スコットは一時的ですが、ジャネットは30年も原子世界に行っていたので、姿形は人間でもいろいろ変容しており、未知の能力も身に着けています。彼女を無事にサルベージできれば、今後のアントマン&ワスプの強い味方になりますし、アベンジャーズに参戦して強力なパワーを発揮することもできるでしょう。
 ということで、アントマンの次回作および、アベンジャーズへの参戦を期待しましょう。
 某情報によると、本作の次回作は「キャプテン・マーベル」というニューヒロインが活躍する映画ということになっていますが、これにアントマンが出演するのかどうかは不明です。


原題:ANT-MAN AND THE WASP。
2018年アメリカ、118分、同年日本公開。
原作:スタン・リー、ラリー・リーバー、ジャック・カービー。
監督:ペイトン・リード。
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ、ポール・ラッド、アンドリュー・バレル、ガブリエル・フェラーリ。
出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、マイケル・ペーニャ、ハンナ・ジョン・カメン、ローレンス・フィッシュバーン、 ミシェル・ファイファーほか。

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