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ターミネーター・シリーズ

2018/08/26


 ターミネーター・シリーズは、ジェームズ・キャメロン監督が手がけたSF映画「ターミネーター(1984)」を第1弾として誕生したシリーズで、劇場版5作とテレビシリーズが作られました。

 第1弾「ターミネーター」は、近未来からやってきた殺し屋に命を狙われる女性サラ・コナーのお話しで、殺し屋は人間の姿をしたロボットでした。
 西暦2029年の全面核戦争後、人工知能スカイネットによる機械軍団が蜂起し、人類を滅ぼそうとします。人類側の抵抗軍は、それを率いるジョン・コナーによって好戦し、勝利は目前に迫っていました。タイムマシーンを完成させていたスカイネットは、アンドロイド戦士を過去に送り、ジョン・コナーの母親を抹殺することでジョンの存在をなかったことにし、人類の勝利を阻止するという計画を実行します。これに気づいた人類も、カイル・リース軍曹を過去へ送り、スカイネットの計画を阻止しようとします。
 1984年、人間の姿をしたアンドロイド T800 は、ジョンの母親サラ・コナーを捜索し、ロサンゼルス在住の同姓同名の女性を次々に抹殺してゆきます。そして T800 が最後のサラにたどり着いた時、彼女に救いの手が伸べられます。未来からやってきたカイルは、彼女に事情を説明し、決死の逃亡劇が始まります。そして2人は結ばれサラはカイルの子を身ごもります。

 第2弾「ターミネーター2」では、サラは後にスカイネットを産むことになるサイバーダイン社に爆破テロをしかけたことで精神病棟に収容されています。彼女の息子ジョン・コナーは大きくなり養父母に育てられており、父親のカイルは前作の逃亡中に命を落としています。
 T800 によるサラ抹殺に失敗した未来のスカイネットは、液体金属製の変幻自在のターミネーター T1000 を現在に送り込みます。T1000 の奇襲を受けたサラ・コナーは、精神病院を脱出し、息子と共に再び逃亡生活を始めることになりますが、そんな2人の前に悪夢の T800 が立ちはだかります。しかし彼は人類側のアンドロイドで、2人を守るために未来からやって来たのでした。
 前回倒した T800 の、残された腕がスカイネット技術誕生の鍵になったことを知った一行は、開発者のマイルズ・ダイソンの抹殺を試みますが、未来のことは何も知らず家族と平穏に暮らしているマイルズを殺すことはサラにはできませんでした。サラはマイルズに事情を話し、T800 と共にスカイネット開発の足がかりとなる研究をすべて破壊するためにサイバーダイン社に侵入を試みます。

 TVシリーズ「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」は、サラ・コナーと息子のジョンの襲い来るターミネーターからの逃亡を描いたもので、ファースト・シーズン9話、セカンド・シーズン22話が作られました。
 サイバーダイン社に対するサラたちの攻撃でスカイネットによる機械の反乱は阻止されたはずでしたが、けっきょく未来からスカイネットの反乱を取り除くことはできず、親子は次々に迫りくるターミネーターから命を狙われることになります。戦いの中でジョンは、母から戦士としての技能を叩きこまれます。また、本シリーズの顔でもあるアーノルド・シュワルツェネッガー演じる T800シリーズは登場せず、キャメロン・フィリップス(TOK715)という少女型アンドロイドが未来から派遣されます。

 第3弾「ターミネーター3」ジャッジメント・デイすなわち核戦争によって人類の運命が変えられるとされる1997年8月29日は、何事もなく平穏に過ぎます。T1000 との死闘から10年が経過しており、ジョンは青年に成長していました。母親のサラは偉大なる指導者を育てた母の名声を得たものの白血病で亡くなっていました。
 そこへ未来から T800 の改造型 T850 が現れ、核戦争は回避されたのではなく延期されたことを伝えます。T850 は、スカイネットが新たに送り込んだ新型ターミネーター T-X からジョンを守る使命を帯びていました。
 ジョンには、ケイト・ブリュースターという恋人がいて、将来は結婚し反乱軍の副官になる人でした。T-X の狙いはジョンのみならずケイトにも及ぶのでした。

 第4弾「ターミネーター4」スカイネットによる核攻撃が実行され、人類は致命的なダメージを受けますが、何を逃れたジョン・コナーが率いる反乱軍は、苦しい抵抗を続けていました。その最中、スカイネットが人間を生け捕りにしてその生体を研究し、人間の中に潜入するためのアンドロイドを開発していることを知ります。また、彼らが反乱軍の主要人物の暗殺を企てていることも判りました。
 部隊から遠く離れた荒野で目を覚ましたマーカス・ライトは、それまでの記憶を失っており荒れ果てた廃墟に愕然としますが、追い打ちをかけるようにターミネーター T600 の攻撃を受けます。彼の窮地を救ったのは、ひとりの少年で、口が利けない少女を連れていました。少年の名はカイル。ラジオ放送で反乱軍のことを知った一行はその前線基地を目指します。

 第5弾「ターミネーター:新起動/ジェネシス」2029年、人類と機械軍団の戦いは30年に及び、人類の勝利は目前にありました。スカイネットは、タイムマシーンで T800 を1984年のロスに送り、カイル・リースがスカイネットの計画を阻止するために後を追います。
 カイルを待ち受けていたのは T1000 でした。彼の窮地を救ったのは戦闘に長けたサラで、彼女には T800 という強い味方がいました。カイルはジョンから聞いていた1984年との食い違いに戸惑いますが、とにかくサラたちと行動を共にします。サラにおじさんと呼ばれ慕われている T800 は、中年の姿をしていますが、かつて宿敵だった青年 T800 を倒しており、そこから得た部品でタイムマシーンを建造中でした。T800 は彼の知るジャッジメント・デイ1997年に飛び、スカイネットによる核攻撃を阻止しようとしていましたが、カイルはサイバーダイン社への攻撃により審判の日は2017年に変わったことを伝え、2017年に飛ぶべきであることを主張します。

 ターミネーター・シリーズと言えばジェームズ・キャメロンで、彼はまさにターミネーターの海の親であるわけですが、彼が製作に携わったのは最初の2作のみで、サラたちによるサイバーダイン社への攻撃で審判の日は回避されたものの戦いは終わっていない、という意味深なエンディングの後、後続作品を手がけていません。しかし映画の方は空前の大ヒットとなり、続編を待ち望むファンは増える一方でした。
 そして2から12年後、大望の3が公開されたわけですが、めっぽう強い女性型Tシリーズが青年に成長したジョンと恋人のケイトを襲います。でも、12年の歳月を経て蘇ったにしてはスペクタクル的に見劣りした内容となりました。しかも同シリーズの主役のひとりサラ・コナーはすでに死んでいるよという設定。
 このあと、2と3をつなぐ物語としてTVシリーズが公開され、その中でサラ・コナーは猛然と活躍します。サラ役はリンダ・ハミルトンからレナ・ヘディに代わり、ターミネーターの代名詞でもあるシュワちゃんは出演しませんでした。TVシリーズはなかなかの迫力でした。
 その翌年、劇場版4作目が登場するわけですが、お話しはいよいよ人類とスカイネットが対峙する近未来へ移行し、少年時代のカイルすなわち後のジョンの父の姿が描かれます。
 T4すなわちターミネーター4は、ひじょうによくできた内容で大変おもしろかったです。未来に舞台を移したこの作品は、筆者の記憶が正しければ3部作が作られるはずでした。3部作になるのに和題がターミネーター4ってどうなん? と思っていると、その情報は闇に埋もれ、ターミネーター:新起動/ジェニシスなるものものしい和題を冠した新作が公開され、何やら変な方向にお話しが飛んでゆきました。舞台も未来から始まるので、これがT4の続きなのかなぁとか思っていると、不評のまま後続作の製作中止が告知されました。
 かくして僕たち私たちのダークヒーロー ターミネーターは「I'll be back」とも言わずに闇に沈んでしまったのでした。

 世の中、ダークヒーロー数々あれど、T800 ことチュワちゃん演じるターミネーターは、第1作では生粋の悪役でヒーローではなく、第2作以降はダークヒーローならぬ真のヒーローに転じるという風変わりな経歴を持っています。1作目でヒロインのサラ・コナーを食ってしまい、ヒーローたるカイル(ジョン・コナーの父)なんてすっかり影が薄い存在になってしまったわけですが、これはパイレーツ・オブ・カリビアンにおけるジャック・スパローみたいなものですね。あのシリーズの最初の主役は、ウィル・ターナーでありエリザベス・スワンがヒロインだったはずですから。
 第1作でサラを恐怖のどん底に落とした無敵の殺戮者が、2作目でコナー親子と熱い友情で結ばれるという奇妙な構図は、観る者に奇妙とは映らず、大歓迎されました。彼が味方ならどんな敵も、サイバーダイン社だって敵じゃないぜ、と思いきや未来から送られてきた T1000 なる怪物はリキッド・メタルで構築されていて何にでも化けちまううえパワーもすさまじいという強敵、いやぁ、これからおもしろくなるぜ、という時にまさかのキャメロン監督の降板、続くお話しもサラ・コナーは死んでるわ、T800 はイマイチ元気がないわでトーンダウンしてしまいました。
 それでも強引に進めた4作はなかなかのものだったのですが、それに続くストーリーが納得できるものではなく、なんだかなぁ、とファンは溜め息を吐いたわけでした。

 やっぱターミネーター・シリーズはサラ・コナーが健在で、T800 が元気モリモリじゃないといかんやろ、なんて筆者は思っていたわけですが、ストーリーが未来まで進んじまった今となってはどうにもなるまい、そうあきらめるしかありませんでした。あきらめるもなにも、シリーズ打ち切りが告知されたのでした。

 ところがじゃ。サラ& T800 を大切に思っていて、それを復活させるなんて途方もないことを考える映画人が実在したのです。それがシリーズ1、2をメガヒットさせたジェームズ・キャメロンその人でした。つい先頃、ターミネーターの産みの親は、サラ& T800 コンビ復活による新シリーズ始動を告知しました! ブログのネタが尽きたので、ふと思い立ってターミネーター・シリーズをまとめて能書き垂れたろかなんて企み、ネットをあれこれあさっておりましたところ、このまさかの記事を偶然見つけてしまったわけです。
 情報は信憑性に高いもので、イメージ画像も公開されていました。そして筆者の血を沸騰させたことには、サラ役にリンダ・ハミルトンが再起用され、T800 は無論シュワちゃんとのこと。シュワちゃんの意気込みを感じさせるコメントまで載っていました。
 監督は「テッド」をヒットさせたティム・ミラーで、キャメロンは、ストーリー及びプロデュースでの参加だそうです。内容はさだかではないですが、サラと T800 のコンビ復活となれば、T2に続く物語であることが予想されます。ジャッジメント・デイを回避し、人類の未来を救うため、サラと T800 はもうひと暴れするというわけです。首をキリンにして公開を待ちましょう。

〇 ターミネーター
原題:The Terminator。
1984年アメリカ、108分、翌年日本公開。
監督、脚本:ジェームズ・キャメロン。
脚本:ゲイル・アン・ハード。
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ポール・ウィンフィールド、ランス・ヘンリクセン、アール・ボーエンほか。

〇 ターミネーター2
原題:Terminator 2: Judgment Day。
1991年アメリカ、137分、同年日本公開。
監督、脚本:ジェームズ・キャメロン。
脚本:ウィリアム・ウィッシャー。
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング、ロバート・パトリック、アール・ボーエン、ジョー・モートン、ジェニット・ゴールドスタイン、ザンダー・バークレー、マイケル・ビーンほか。

〇 ターミネーター3
原題:Terminator 3: Rise of the Machines。
2003年アメリカ、109分、同年日本公開。
監督:ジョナサン・モストウ。
脚本:ジョン・ブランカート、マイケル・フェリス。
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、クリスタナ・ローケン、ニック・スタール、クレア・デインズ、デヴィッド・アンドリュースほか。

〇 ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ
原題::The Sarah Connor Chronicles。
2008年アメリカ、TVシリーズ全31話。
出演:レナ・ヘディ、トーマス・デッカー、サマー・グロー、リチャード・T・ジョーンズ、リー・トンプソン・ヤング、ブライアン・オースティン・グリーン、ジョナサン・ジャクソン、サマー・グロー、ステファニー・ジェイコブセン、レヴェン・ランビン、ブレンダン・ハインズ、ピーター・メンサー、シャーリー・マンソン、フィル・モリス、シャーレイン・ウッダード、ショーン・プリンス、ティヤ・シルカーほか。

〇 ターミネーター4
原題:Terminator Salvation。
2009年アメリカ、114分、同年日本公開。
監督:マックG。
脚本:ジョン・D・ブランケート、マイケル・フェリス、デヴィッド・キャンベル・ウィルソン。
出演:クリスチャン・ベール、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド、ブライス・ダラス・ハワード、コモン、ジェーン・アレクサンダー、ヘレナ・ボナム=カーターほか。

〇 ターミネーター:新起動/ジェニシス
原題:Terminator Genisys。
2015年アメリカ、125分、同年日本公開。
監督:アラン・テイラー。
脚本: レータ・カログリディス、パトリック・ルシエ。
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイソン・クラーク、エミリア・クラーク、ジェイ・コートニー、J・K・シモンズ、ダイオ・オケニイ、マット・スミス、コートニー・B・ヴァンス、イ・ビョンホンほか。

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