kepopput.jpg

PRODUCE 48 -PRODUCE101 season.3- 絶賛放送中

2018/08/09


 PRODUCE 48は、韓国のテレビ局 Mnet が企画したオーディション番組です。K-POP界に多数の人気アイドルを送り込んだ、PRODUCE 101 のシーズン3になります。シーズン1からは、ガールズグループ I.O.I が誕生し、シーズン2からはボーイズグループ Wanna One が誕生していますが、いずれも期間限定で、現在活動中の Wanna One も年内で解散の予定です。I.O.I も Wanna One も超人気グループでしたが、デビュー後1年そこそこ活動したらおしまいなのでちょっと虚しいです。
 で、今回のシーズン3は、前回のようにシーズン呼ばわりされることはほとんどなく、PRODUCE 48 と呼称されています。48 の番号はどこかで聞いたことありますが、ご存知 AKBグループのそれですね。シーズン3では、なんと日本の AKBグループをK-POPのオーディション番組に巻き込もうというわけです。
 最近、JYPが日本人のみのガールズグループを作る予定だというウワサを耳にしましたが、K-POP業界の日本人に対する視線が熱いですね。

 昨年11月、横浜アリーナで開催された Mnet Asian Music Awards in Japan に AKB48 がゲスト出演し、元 I.O.I メンバーを含む PRISTIN らと競演、そのステージで今回の企画が発表されました。韓国側が秋元康に共同企画を持ちかけ、秋元も「いいよ」と快諾して実現したのだそうです。
 当初の報道では、韓国側は PRODUCE 101 のシステムを用い、日本は AKBグループの専用劇場でサバイバルを行なうとのことでしたが、実際に稼動してみると PRODUCE 101 のやり方そのままを韓国で開催し、視聴者として投票できるのも韓国のみということになりました。つまり韓国のオーディション番組に AKBグループを参加させる、そんな企画となったわけです。
 相変わらず、韓国の言い分は二転三転するなぁ、そんなことを言っている人もいましたが、AKB側はどうだったのでしょう。そんなの聞いてないよ、みたいなことにはならなかったのでしょうか。

 6月から日韓で放送が始まった番組では、参加者96人のうち AKBグループからの参加は39人。紆余曲折はともかく AKB の皆さん、なかなか意欲的に受けて立ったようです。PRODUCE 101 シリーズといえば大型新人発掘の場所で、オーディション番組としても一番人気ですから、そのシーズン3を日本人に多くの枠を奪われた韓国の歌手たちの思いはどうだったのでしょうね。
 AKBグループのアイドルたちは、いずれもすでにデビューしファンもついている人たちですが、韓国からの参加条件は、芸能事務所の練習生およびメジャーデビューしている人も可ということで、参加者の半分くらいが、プロとしてステージ経験のある人たちということになりました。
 そして、この96人の中から、新たなガールズグループとしてデビューできるのは12人、またその活動期間は2年6ヶ月ということです。

 最近は変わって来ましたが、ダンスパフォーマンスが見どころの現代K-POPは、アメリカンポップに倣った楽曲がメインで、日本のアイドルのような可愛らしい要素は多くありませんでした。本国のK-POPファンは中高生がメインだと聞きますが、どこぞのキャバレーのステージやねんというような妖艶なダンスと大人な楽曲がK-POPの中心でした。なので中国や東南アジアで AKB が支持されても韓国ではウケない、そんなイメージがあったのですが、今回そのK-POPが AKB に宣戦布告してきたわけです。
 日本で大人気の AKB を巻き込むことでK-POPの存在を日本に対してさらにアピールし、日本人ファンを増やし、日本での活動の水揚げ増強を図ろうという意図があるのでしょうか。そうだとして、その思惑が功を奏し、日本人のK-POPファンが増えれば、KARAや少女時代猛々しい頃のように、ガールズグループがアリーナツアーをバンバンやってくれるような時代が再来するでしょうか。TWICE の日本公演に8回32公演分申し込んで全敗した筆者としては、それは悲願です。

 ここでひとつ苦言を言います。筆者は Mnet チャンネルを有料で申し込み、M COUNTDOWN も毎週欠かさず視聴しているのですが、PRODUCE 48 の放送スケジュールの告知が全くなかった。歌番の途中にCM流せばよかろうものを、気づけばすでに放送が始まっていて1〜2回目放送分を見逃したというありさま。Mnet のホームページを見てれば告知があったようですが、J:com の月刊番組予定冊子(有料)にも記載がなく、いつ始まるんだろうな、なんてのん気をぶっこいていたわけです。これってひどくないですか。M COUNTDOWN 中のCMで告知があると信じていた筆者は、開いた口がいまだに開きっぱなしです。

 ともあれ始まった PRODUCE 48 ですが、韓国の高い技術を要するオーディションに日本のアイドルが果たしてついてゆけるのだろうか、そんな声をよく聞きました。小学生の頃から練習生をやり、デビューするのに数年かかるのが当たり前のK-POPに、日本のアイドルはついてゆけないんじゃないのか、歌もダンスもレベルがちがいすぎるんじゃないのか、そんな懸念が多くのファンの胸中を過ったと思います。音楽のジャンルもちがいますし。それで AKB の娘たちがけちょんけちょんにたたかれて、ピーピー泣いて帰り、けっきょくデビューできたのは韓国人ばっかということになれば、日韓の音楽の溝を深めちまうかもしれない、そんな危惧を感じないでもありませんでした。
 それよりも筆者が最も気になったのは、韓国に AKB のファンがどれだけいるのかということでした。中国やアジア各地に姉妹グループを拡げた AKB ですが、音楽大国の隣国である韓国には進出していません。韓国では可愛いのはウケない、AKB は受け付けない、であれば韓国でしか投票できない今回のオーディションでは AKB の味方はひじょうに少ないと言うことになります。AKB なんて知らない、興味ない、そんなK-POPファンが投票して、AKB に票が入るのかよ、そんな懸念がありました。
 ところがじゃ、AKB の娘たちは思いのほか好戦いたしまして、多くの視聴者をアッと言わせました。AKB もなかなか歌って踊れるじゃん! ってことで、8月7日現在のランキングでは、12人圏内6人が日本人という好戦ぶり。筆者はK-POPファンで、K-POPのブログ書いてるのに、AKB のがんばりに目が離せませんでした。

 K-POPがプロ野球なら、AKB は高校野球だ。秋元康は自らそう評したそうです。AKBグループに求められるのは、頑張りと成長であり、完成ではないのだそうです。彼女らの頑張りと成長にファンたちは熱い視線を送るのだそうです。以前に秋元は、AKB は完成ではないというようなことを言っていましたが、それがこの番組を見てよく判りました。彼のアイドルに対する思想には、それが根幹となっているのでしょう。
 AKB は完成ではないというのは、いつか完成させるではなくて、頑張っている過程こそが AKB なんだということなんですね。会いに行けるアイドルと銘打って握手会をやり、総選挙をやり、じゃんけん選抜でチャンスをつかみ、みんなの「頑張る」を代表するのがアイドルというわけです。頑張っている姿を自らに反映するから、ファンたちは共に夢を追うことができるのでしょう。
 技術ではK-POPに及ばずとも人気では肩を並べることができる、その確信があったから、秋元は AKB を快く韓国に送り込み、それが韓国主体の番組で、投票が韓国でしか行えないことにも異議を唱えなかったのでしょう。

 韓国のオーディション番組お馴染みの方法で、参加者をグループ分けして課題曲を与え、自分たちで練習させ、先生たちが途中経過を見てあれこれ指導する。先生方には、ソユ先生、イ・ホンギ先生、チーター先生といった強者がそろい、容赦なくビシバシと指摘します。女の子たちはおどおどし泣き出し、視聴者は課題曲の発表までに完成させられるのかとハラハラさせられます。
 韓国人も日本人も中国人も、プロも練習生も分け隔てなく、容赦なく厳しい指導が飛んできます。
 頑張りと成長は、AKB のオハコじゃん。合宿生活であれこれ試行錯誤しながら共に頑張り、国境を越えた友情が育まれます。
 これをやらせだと言う人もいますが、そんな勘繰りは棄てて、素直に夢を見るべしです。アイドルを見るというのは夢を見るということでしょ?

 筆者にとって注目の選手は、AKBグループでは宮崎美穂、K-POPでは AFTER SCHOOL のイ・カウン、fromis_9 でデビューを果たしたばかりなのになぜかまたオーディションに参戦しているギュリといったところですか。HKT48 の宮脇咲良や矢吹奈子も存じあげている人だったので目がゆきます。韓国の人たちはデビューしている人よりも練習生がメインなので知らない人ばかりですね。
 上記5人のうちギュリを除く4人がデビュー圏内、宮脇咲良は前回放送分から6ランク、宮崎美穂は24ランク上がって、それぞれ1位と3位をマークしています。

 この企画は、韓国にとってもAKBグループにとっても影響力は小さくなかったと思います。この企画を通じて日韓の芸能界がより緊密になり、様々な情報交換ができれば良いと思います。韓国の業界の体質も変わればいいな、そう思います。
 AKBグループは新たな成長を遂げ、韓国の音楽業界はアイドルが夢を売るということがどういうことなのかを学んでくれれば素晴らしいですね。

 そしてプロジェクトもいよいよ大詰めです。どんなガールズグループがデビューするのか楽しみですが、そのプロセスも心に刻んでおきましょう。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

目 次
能書き

思うこと全般

けぽっぷ体験

アイドルのこと

韓流映画

番外編


索引 韓流映画&番外編





   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES










recent comment

links

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM