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ご主人様……(汗)

 メイドさんのお店にお帰りするようになってまだ間がない頃は、メイドさんに「ご主人様」と呼ばれるのにけっこう抵抗を感じだものです。自分ごとき者が人様からそのように呼ばれるなんて、分不相応というか、もったいなきお言葉というか。そもそも人に自分をご主人様などと呼ばせる偉そうな自分というのがイヤ…みたいな。みなさんはどうなのでしょう? メイドさんにかしずかれて嬉しいのでしょうか。
 むかし、ある有名な温泉街に行った時にですね、旅館の廊下にでっかいポスターが貼ってあって、それに「大人気! 大名コース」なんてフレーズがデカデカと書いてあるんですよ。お殿さまみたいな衣装を着けて、数人のメイドじゃなくてお付きの女性が、食事とかの世話を焼いてくれるというコースなんですが、ああいうのってみんなやりたいんですかねぇ。筆者は絶対にノーサンキューです。偉そうな自分ってカッコ悪い、カッコ悪いことはしたくない、ついそんなふうに思ってしまうのです。
 だから、メイドさんに「ご主人様」とか呼ばれるのも、筆者としてはあまり嬉しくないんですよね、じつのところは。あとですね、コーヒーを混ぜ混ぜしてもらったりも、あまり好きじゃござんせん。世話焼かれるのって、なんだか介護されてるみたいで。病院で寝たきりになった老後の自分を思い起こさせるというか。
 ま、筆者の老人介護はぜひともメイド服でやってもらいたいところですが、できれば老いてなお自分の足でメイドカフェにお帰りし、本物のメイドさんの笑顔を拝みたいものです。

 筆者の思惑はともかく、メイドさんのお店ではやはり、客はご主人様なわけですが、ご主人様がわらわらいて、数人のメイドをこき使うという絵柄は、高貴なお方のお屋敷付きのメイドさんとは、いささか事情がちがうわけで、メイド店でのメイドさんの役割は、ご奉仕というより"萌え"と"癒し"の提供です。……萌えと癒し、業界の決まり文句ですね。
 そして、萌えと癒しと言っても客の好みや感性で受け止め方が千差万別であるわけで、メイドさんの清楚な様子に癒される人もあれば、可愛い衣装を着けたメイドさんに萌えを求める人もあるでしょう。たいへん抽象的でつかみどろがない概念なんですね。
 で、結局のところは、理屈じゃなくて客があちこち回って好みのタイプのお店を探すしかないわけで、お気に入りのお店(あるいはメイドさん)に巡り会うのも、"出会"であり"縁"であるわけですよ。
 何を言いたいのか分からなくなって来ましたが、要はメイドさんのお店を"メイド"という先入観で思い描くよりも、あれこれ歩いて実際のお店の様子を見てみるがいいってことなのです。筆者みたいにご主人様なんて崇め奉られるのはちょっと、という向きにも合ったお店は存在しますし、通い慣れることによって自分の理想的なシチュエーションを作り出すことも可能なのです。そう考えるとメイド店のキャパシティってすごいですね。
 お店の常連になると、ご主人様ではなく名前で呼ばれることが多くなります。別章でも述べましたが、メイドさんのお店にはメイドさん日記やブログというコミュニケーションツールが用意されていることが常識的になっていますし、ポイントカードやリフレ店のカルテで客が自分の名前(ニックネーム可)をメイドさんに知らしめることができますから、普通のお店よりも客がお店に自分の名前を売り込みやすいんですね。
 顔と名前を覚えてもらえれば、ある程度こちらのニーズに合った対応が得られるようになったり。そしてそれを別の客が真似たり広めたり、お店の雰囲気そのものに影響を及ぼしてしまうことも。
 どうすれば顧客が本当に満足するかは、最終的にはメイドさんが判断するのですが、客はその影響力となるという点で、役割は小さくないわけですよ。これぞ、現場主体のお店作りですね。
 というわけで、みなさんも先入観に捕われて敬遠することなくメイドさんのお店を利用しましょうね。ただ、あまりにもピントはずれな要望や無理難題を突き付けてはいけませんよ、そこのところは上手く、そして気長にやらないと。客の自分勝手な要求をホイコラ飲むほどメイドさんは甘くないです。

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