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猫侍 南の島へ行く【映画】

2018/06/14


 江戸での浪人暮らしに一旦区切りをつけて郷里に帰っていた斑目久太郎ですが、姑が持ってきた土佐藩で剣術指南役を探しているという話しにより、再び故郷を離れ、今度はあるか土佐へと向かいます。土佐で業績を上げれば地元加賀藩でも再び士官として取り立ててもらえるだろうという姑の言い分には逆らえず、久太郎は再び家族を残し猫の玉之丞を連れて旅路に着くのでした。
 船着き場で船を待っていると、怪しい忍者が彼の荷物を盗み、それを追ったために船に乗り遅れた彼は、仕方なく手漕ぎの小舟を借りて大海原へ出ます。雨や嵐の日も漕ぎ続けクジラに飲まれ、ようやく陸にたどり着きますが、そこは土佐ではなく奇妙な原住民の住む島でした。
 玉之丞は幸運をもたらす白猫として捕らえられ、久太郎も投獄されますが、そこですでに捕らえられていた海賊のお蓮に出会います。彼女の話しでは、近いうちに彼女の仲間が攻め込んできて、この島のお宝をちょうだいするということでした。海賊になることを勧められる久太郎ですが、それを頑なに拒みます。
 やがて久太郎は神への生贄として焼かれることになり、その絶体絶命のピンチの折り、お蓮の仲間の海賊たちが攻め込んできます。

 武士道一筋に生きてきた硬派な久太郎を猫侍にしてしまった江戸での一件のあと、今度は白猫玉之丞と共に絶海の孤島に流されてしまい、腰みのをつけた原住民たちとドタバタを演じることになります。たまたま過去に流れ着いた日本人から日本語を学んでいた彼らは、言葉は通じるものの、考えが通じません。彼らは玉之丞を幸運をもたらす白猫と崇め、相次ぐ苦境からの脱出を神に祈ります。干ばつや疫病の蔓延に加え、海賊の脅威にさらされた島民たちは、今や滅びに瀕していました。
 そして彼らがもっとも恐れていた海賊の襲撃が現実となります。久太郎は得意の剣術で海賊たちを一掃してしまいますが、その命までは奪わず許してやります。
 敵をも許す久太郎の態度に感銘を受けた島民たちは、海賊のスパイを働いた仲間の縄を解き、新たな生きる道を見つけるのでした。

 投獄されている間に、久太郎はバナナを与えられます。初めて食べたそのフルーツを空腹のためむさぼってしまった彼は激しい腹痛に見舞われます。長老から島の宝としてもらったバナナの種を、彼は海賊たちに惜しげもなく与え、海賊たちはそれで大満足して島を去ります。久太郎にしてみれば恐ろしい食べ物であるバナナの種こそが、海賊たちが狙っていた島の宝なのでした。バナナの種を持ち帰ってせっせと育てる海賊たちの姿を思い浮かべると、彼らもじつは悪党ではなく自分たちの部族を守るために必死だったのかと想像できます。
 島民たちに新たな生きる力を与え、海賊たちにバナナの種を与えた久太郎は、再び船で故郷を目指します。猫アレルギーの娘はハルは花に懐紙を詰めて父を迎えます。失業中の婿に嫌気がさしていたタエも、修行を終えて戻ってきた彼を歓待します。妻のお静は、南蛮渡来の珍しい果物が手に入ったと言って、それを久太郎に差し出します。
 無双一刀流の免許皆伝の使い手にして決して人を切らぬ猫侍斑目久太郎の前途は、まだまだ多難なようです。

2014年、85分。
監督:渡辺武。
脚本:北村一輝、永森裕二、黒木久勝、池谷雅夫。
出演:北村一輝、LiLiCo、高山善廣、木下ほうか、酒井敏也、緋田康人、木野花、横山めぐみ ほか。

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