kepopput.jpg

ブラックパンサー【映画】

2018/04/28


 超絶なパワーを秘めた鉱石ヴィブラニウムを用いたテクノロジーで、世界のどこよりも進歩的な文明を築いているワガンダが、特殊なシールドで外界から隔絶され、人々は表向きはアフリカ原住民族を装ってくらしていました。ワガンダのスパイは世界中に派遣されており、国の秘密や科学技術が持ち出されないようにしていました。
 先王を亡くし、新しい王となるティ・チャラは、即位の儀式で他の挑戦者を退け即位しますが、その頃、武器商人のユリシーズ・クロウが盗賊のエリック・キルモンガーと組んで大英博物館に展示されている斧を盗みます。キルモンガーはそれがヴィブラニウムで出来ていることを知っており、それを取引材料にワガンダへの進入を試みます。
 ティ・チャラは、科学者の妹シュリが開発したブラックパンサースーツを装備し、親衛隊のオコエ、ナキアを伴い、取引先の釜山に向かいますが、CIAの潜入捜査がばれて敵は逃亡してしまいます。その際に捜査官のエヴェレット・ロスがナキアをかばって重傷を負い、ティ・チャラは掟を破ってロスを国に連れ帰り、高度な技術で治療を施します。

 黄金郷エル・ドラドはアマゾンにあらず、じつはアフリカにあった、エリック・キルモンガーはワガンダのことをそのように表現しています。彼にとってワガンダのテクノロジーはまさに宝の山というわけです。そして幼少の頃からアメリカで暮らしていたワガンダの王位継承権を持つ男と出会い、キルモンガーは彼にヴィブランイウムの力を託し、ワガンダに侵攻して来ます。
 外界から隔絶された秘境であるはずのワガンダに関する情報は、断片的にであれ少しずつ外界に漏れていたようですね。だから彼らは世界中にエージェントを派遣しなければなりませんでした。大英博物館に展示されていたヴィブラニウム製の武器と、アメリカ育ちのワガンダ人の存在が、今回ワガンダが侵攻を受けるきっかけとなるわけですが、こういうひじょうに重要な鍵をエージェントのみなさんはしっかり監視しておかないとだめですよね。そもそもこれらが国外に持ち出されたことが問題ですけど。

 ワガンダの素晴らしいテクノロジーは重力を自由に制御し、重篤な傷病もたちどころに治してしまいます。壮麗な未来都市を不可視のスクリーンで隠していますが、未来都市の住人たちはアフリカの古来の文化を色濃く継承した民族衣装っぽいコスチュームを着けています。この未来都市と伝統文化の融合がひじょうにユニークです。様々な宇宙人が登場するSFでも、古式と最新技術が融合した宇宙人の文化が登場します。
 ワガンダは地球上のどこよりもはるかに進んだ技術文明を持っていながら、王政を貫き、王位継承時には命がけの儀式を行ないます。ブラックパンサーの超人能力は古来より王に受け継がれてきた来たもののようで、ブードゥーの儀式のような不気味な様式に乗っ取り新王にさずけられます。その能力は科学技術とは別のもののようですが、能力を発揮するシーンでは、最新技術によるスーツを展開します。ここにも伝統と科学技術の融合が見られます。

 これまでワガンダは、国の技術と秘密を守ることに徹して来ましたが、今回の敵の侵攻事件を機に、国際平和に積極的に参加して行く新たな時代を迎えます。そうして、次回作「アベンジャーズ」の最新作で、ブラックパンサーは地球を守る戦いに参戦します。

原題:BLACK PANTHER。
2018年アメリカ、135分、同年日本公開。
監督、脚本:ライアン・クーグラー。
脚本:ジョー・ロバート・コール。
出演:チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、マーティン・フリーマン、ダニエル・カルーヤ、レティーシャ・ライト、ウィンストン・デューク、アンジェラ・バセット、フォレスト・ウィテカー、アンディ・サーキス、田村真、津田健次郎、皆川純子、斎賀みつき、森川智之、中井和哉、百田夏菜子、木村昴、玄田哲章、広田みのるほか。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

目 次
能書き

思うこと全般

けぽっぷ体験

アイドルのこと

韓流映画

番外編


索引 韓流映画&番外編





  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES










recent comment

links

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM