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ジオストーム【映画】

2018/02/17


 世界中で多発する異常気象の対策を講じるため、世界が結束し気象を人工衛星でコントロールする計画が実行に移されます。気象コントロールシステム・ダッチボーイは、最初の2年間はアメリカが管理していましたが、その後は国連に管理が譲渡することになっていました。
 ダッチボーイの生みの親であるジェイク・ローソン博士は、システムを管理して行く上での資質を疑われ、査問会に呼び出されることになりますが、そこで議長を罵倒し、解任されてしまいます。そして弟のマックスが後任として起用されます。
 ダッチボーイが国連に管理権を移譲される直前、世界各地で異常気象が発生し、その原因がダッチボーイのシステム障害であることが疑われますが、世界中に存在する人工衛星をすべて管理するのは不可能に思えました。アメリカ政府は開発者のジェイクに協力を要請することを決め、マックスがそれを兄に伝えることになります。
 ダッチボーイの管理を解任されてからジェイクは、妻と離婚し、娘と2人で田舎暮らしをしていましたが、子供の頃からそりが合わなかった弟マックスの来訪を歓迎することはできませんでした。しかし地球の危機とあっては弟の依頼を断るわけにもゆきません。ジェイクは止める娘を振り切って宇宙ステーションに飛びます。
 宇宙ステーションに到着したジェイクは、そこでも数々の異常が発生しているのを見て、システムにウイルスが仕組まれたことを知ります。システムの中心にアクセスできるのは、政府の高官の一部だけです。ジェイクはテレビ電話を通じて弟にメッセージを送ります。それは兄弟にしか解らない秘密の暗号でした。兄からのメッセージを解読したマックスは、ホワイトハウスのシークレットサービスを務める婚約者サラの力を借りて合衆国大統領に近づきます。

 年々悪化する異常気象、それはSFでは済まされない現実味を帯びた脅威ですね。日本でも毎年の世に水害や火山の噴火、地震といった災害が相次ぎ、どんなに科学が発達しても被害がなくなることはありません。一頃は、地球温暖化が人災のように言われ、二酸化炭素の排出量を抑える取り組みについて国際的な協議が行なわれましたが、種々の規制に対する動きも利害の前にうやむやにされていったような気がします。車の排ガス規制は進んでも、軍事機動兵器はバンバン排ガスをまき散らしています。
 でも、この映画のような極端な異常気象が相次げば、国際協力による対策は実際に推進されるでしょうか。世界中に人々が声を挙げて行けば、それはかなうと思います。そしてこうした映画が作られることも、世論を盛り上げることに貢献していると思います。
 映画の中では、世界中に配備された衛星を宇宙ステーションで集中管理することによって、気象を自在にコントロールできるのですが、それがハッキングを受けると、システムは気象を悪化させる凶器へと変貌してしまいます。つまりダッチボーイを制することは、世界を征することと同じ、現行の核兵器保有を上回る脅威を世界にもたらすことになってしまうのです。
 ダッチボーイは初期開発に大きく貢献したアメリカが管理していますが、そのままアメリカが独占し続けるのではなく、国連に制御が委ねられることになるのですが、そのことを快く思わない政府高官が存在したんですね。なので管理がアメリカの手中にあるうちにハッキングをしかけたのでした。
 天才科学者にしてダッチボーイの開発者ジェイク・ローソン博士は、政治に対して批判的な態度を固持したためにダッチボーイ管理の任を解かれてしまいますが、世界の危機に際して、ざまぁみろという態度はとりませんでした。彼は危険を顧みず宇宙ステーションに飛び、システムの異常の原因を突き止めます。そして政府高官による陰謀を嗅ぎつけると、これまで仲たがい状態だった弟と協力し、解決に尽力します。
 ダッチマンの暴走による異常気象がどんどん進み、複合的な変動によるジオストームへのカウントダウンが始まります。変動がこれ以上重なれば、それは世界を滅ぼす大嵐になりそうなるとこれを止める手立てはなくなるのです。

 世界中を次々と襲う異常気象の映像がすごいです。そしてジェイクとマックスの兄弟愛による作戦に心が温まります。ジェイクと娘の親子の愛情にも胸が熱くなります。ジェイクとマックスとサラは、反逆罪を承知で大統領誘拐という暴挙に出ます。アクション映画さながらのカーチェイスと銃撃戦が繰り広げられます。とにかく見どころ満載です。おもしろくないわけがありません。
 予告編を見てすぐに心惹かれましたが、本編は予想を上回るおもしろさでした。感動の嵐でした。

 最近のパニック映画やSF映画は、アメリカ映画であっても国際協力の要素が強く、様々な国の人が登場しますよね。よりよい国際社会作りのためにも素晴らしいことだと思います。

原題:GEOSTORM。
2017年アメリカ、109分、翌年日本公開。
監督、脚本:ディーン・デヴリン。
脚本:ポール・ギヨー。
出演:ジェラルド・バトラー、ジム・スタージェス、アビー・コーニッシュ、アレクサンドラ・マリア・ララ、ダニエル・ウー、エウヘニオ・デルベス、エド・ハリス、アンディ・ガルシア。

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