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スターウォーズ/最後のジェダイ【映画】

2018/01/16


 ルーク・スカイウォーカーを見つけ出したレイは、反乱軍の窮状を伝え、力を貸してくれるように頼みますが、年老いたルークはこれを拒否、自分は最後のジェダイとして人知れず死んでゆくと言い放ちます。それでもレイはあきらめず、伝説のジェダイを説得し続けます。レイはレイア姫とハン・ソロの息子カイロ・レンがジェダイの力を持ちながら帝国に味方し、反乱軍を滅ぼそうとしていることを告げますが、ルークは動じません。しかしレイのジェダイの力に感づいたルークは、ジェダイの真実について語り始めます。
 父であるダースベイダーとの戦いに勝利したあと、ルークは人知れず惑星オク=トーに身を隠していましたが、そこで彼は密かに若きジェダイたちを指導していました。カイロ・レンも彼の弟子のひとりだったのです。しかしジェダイには正義と暗黒面の二面性が存在し、カイロ・レンが暗黒面に落ちたことを悟ったルークは、彼をここで始末してしまおうとします。ためらうルークの隙をついて逃亡したカイロ・レンはルークが恐れたとおり帝国軍についたのでした。
 ジェダイの力は世界を救うものではない、ここで滅びを迎えるべきだ、ルークはそう考えていたようです。しかしレイは、自らに力を磨きルークから託されたライトセイバーを携え、反乱軍を救いに行くことを決意します。
 一方、レイア姫が率いる反乱軍は、追いすがるハックス将軍の艦隊に奇襲攻撃をかけ、追撃を阻止しようとしますが失敗し、敗退を余儀なくされます。反乱軍はワープして敵を振り切りますが、ハックス将軍は巧妙な罠を仕掛け、どこまでも追って来ます。最後は全速力での逃走を続けるしかありませんでしたが、帝国軍の有り余る物量にいつまでも抵抗し続けることは不可能でした。帝国軍は反乱軍の艦隊の燃料が尽きるのを待って攻め落とそうと余裕の構えです。
 レイア姫は、残された人員と燃料を輸送船団に移し、旗艦をおとりにして脱出する作戦を企てますが、これも敵に見破られ、ついに辺境の惑星上に追いつめられてしまいます。

 ストーリーは、レイア姫が率いる反乱軍の敗走劇と、独自に行動しているレイの2部構成で進行します。反乱軍が絶体絶命のピンチに陥っている頃、レイはチューバッカと共にミレニアム・ファルコンを駆って惑星オク=トーに向かい、ジェダイ・マスターのルーク・スカイウォーカーを発見することに成功しますが、ルークにジェダイの真実を聞かされたあと、彼女は単身で帝国軍に乗り込み、カイロ・レンとの直接対決を試みます。帝国軍に捕まったレイは、銀河帝国の再起を計ろうとする帝国軍の残党ファーストオーダーの指導者スノークの前に連れて行かれ、そこでカイロ・レンと対峙することになりますが、ルークに裏切られたと思い込んでいるカイロ・レンには彼なりの大義があり帝国軍に付いているのでした。
 一方、レイア姫と共に戦う若き戦士たちポーとフィンは、独自の判断で敵のメガ・スターデストロイヤーに乗りこみ、究極兵器を破壊する作戦を強行します。ポーは反乱軍の名パイロットで、フィンは子供の頃に帝国軍にさらわれて兵士にされるも帝国から脱出して反乱軍に付いた経歴があり、帝国軍の艦隊や基地の事情に通じています。フィンの不審な行動に感づいたエンジニアのローズも、先の奇襲作戦で姉を失っており、フィンとポーの決死の作戦に加わります。

 ご存知スター・ウォーズ シリーズが幕を開けたのは1977年のことでした。映画「スター・ウォーズ」の公開は筆者がまだ高校生だった頃で、その圧倒的な映像に驚嘆させられたものです。のちにこれは9つのエピソードの4つ目にあたることが告知され、3年スタンスでエピソード5と6が公開になります。
 当時の特撮技術は、ブルースクリーンの前に役者や模型を配して別撮りし、編集で合成するというアナログでした。それゆえにルークやレイア姫が活躍する反乱軍の物語の起源となるエピソード1〜3の製作には技術が及ばないというジョージ・ルーカス監督の判断があったようです。前銀河の中心惑星コルサントや銀河大戦争、クローン大戦の描写は、当時の技術では無理だったというんですね。
 エピソード6(1983年)の公開から16年ぶりとなる1999年、待望のエピソード1が公開されました。CGによって蘇った新生スター・ウォーズの映像には思わず息を飲みました。以降やはり3年スタンスでエピソード3までが公開されましたが、ルーカス監督はここでスター・ウォーズ シリーズの完結を宣言しています。
 しかし世界中のファンの間ではエピソード9までの映画化への希望が消えませんでした。その後ルーカス・フィルムはディズニー映画の傘下に入り、2015年エピソード7〜9を描く最後の3部作がスタートしました。現在はCG万能の時代です。最後の3部作は2年スタンスでの公開が予定されています。2年後には全シリーズ完結です。しかもスピンオフ作品が隔年で公開されますから、新シリーズ時代は毎年スター・ウォーズ祭りです。来年は若き日のハン・ソロのお話しですね。

 2年前、ついに最後のシリーズが始動したわけですが、エピソード1〜3に比べるとスケール的にはパワーダウンした感がありました。最初のシリーズの再来、そんなイメージが強かったですね。スケールが小さくなったものの冒険活劇の要素が復活したので、この方が良いと思った人も少なくないでしょう。お話しも1〜3に比べると解りやすくなっていますし。
 ルークとレイア姫の再会のシーンでは涙が出ました。初めてのスター・ウォーズから40年も経っていますから。レイア姫はその長きに渡って反乱軍を指揮して頑張ってきたんですよね。役者も同じマーク・ハミルとキャリー・フィッシャーですし。ただ、キャリー・フィッシャーは昨年心臓発作で他界しています。同年公開のローグ・ワンにCG出演し、今作エピソード8は撮影を終えていたので、これが彼女の遺作となりました。

 どんな窮地に陥っても、絶対にあきらめない。レイア・オーガナーと反乱軍の不屈の精神は世代を超えて人々の胸を打ち、世界のスター・ウォーズファンは、子供の世代から孫の世代へと受け継がれ、新しいファンがどんどん増えているそうです。
 また、銀河宇宙統一を目指す帝国軍を支える暗黒面に落ちたジェダイすなわちシスにも、統一による宇宙の平和という大義があります。故ベイダー卿や彼を継ぐ者といわれたカイロ・レンはそうした大義を持って物量のある側に与したようですね。
 スター・ウォーズの世界は、人類の歴史をよく反映しているようにも思えます。視点的には反乱軍寄りですが、高邁な理想を抱いて世界に戦乱をもたらした帝国軍の様子は、これまでの地球の数多くの指導者たちのそれにそっくりです。反乱軍は、一方的な思想統一に抵抗し、自由を勝ち取ろうとする民主化運動です。この映画を観た多くの若者たちも、権力を中心にした格差社会礼賛主義に対してものを言える勇者たちに育ってほしいものです。

原題:STAR WARS: THE LAST JEDI。
2017年アメリカ、152分、同年日本公開。
監督、脚本:ライアン・ジョンソン。
出演:デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバー、オスカー・アイザック、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、アンソニー・ダニエルズ、ピーター・メイヒュー、ドーナル・グリーソン、アンディ・サーキス、グウェンドリン・クリスティ、ルピタ・ニョンゴ 、ベニチオ・デル・トロ、ケリー・マリー・トラン、ローラ・ダーンほか。

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