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生徒会役員共【映画】

2017/08/19


 女生徒524人男子生徒28人の桜才学園は、ついこの間まで女子校だったのですが、少子化の影響で驚愕にせざるを得なくなりました。現在の3年生が入学した頃はまだ女子校でした。学園長も生徒会会長も、共学化は学園の伝統を損なうものではなく、進化を促すものだと、テレビの取材に答えています。
 生徒会役員は、一見しっかり者タイプの会長天草シノ、富豪の娘七条アリア初期、金髪ツインテールの帰国子女にしてIQ180の会計萩村スズ、なかば強引に副会長にさせられた津田タカトシで構成されています。
 天草会長は、容姿端麗にして成績優秀、しかしながら日常的にボケ続けています。七条書記も成績優秀容姿端麗に加えてナイズバディで、一見しっかり者に見えるものの性格的には会長とあまり変わらず、ボケのキレがディープでハード。会計の荻村は唯一まともに見えますが、短身であることにコンプレックスを持っていて、中身で自分を大きく見せようとしています。誰かと一緒の時は短身のせいでしばしばその姿がフレームアウトしてしまい、頭だけが映っていてそのうえにスズヘッドの文字が浮かんでいたりします。生徒会唯一の男子津田副会長は、女子たちのボケの連続に延々と突っ込みを入れ続けるなかなか苦労の絶えない役どころです。

 ゆるい日常とボケの応酬という感覚は「あずまんが大王」を思わせますが、教師までボケボケなところも「あずまんが大王」的です。英語教師の横島ナルコは、売れ残りになることを心配しながら、年下好きで男子生徒にその名の通り邪(よこしま)な視線を送り続けています。
 原作コミックが4コマ漫画であることも「あずまんが大王」と同じ。キャラクターたちがゆりくてボケまくっているところはもはやこの手の作品の王道で、新鮮味がありません。「あずまんが大王」の教師陣は生徒たちが戦慄するほどの強烈ダメキャラで、生徒たちの多くも豪快に吹っ飛んでいましたが、この作品にはそこまでのキレはありません。なんだか漫然とストーリーが流れ、事件性もほとんどありません。

 この作品を特徴づけているものは、下ネタ、これに尽きます。天草シノと七条アリアによる下ネタの応酬に、津田タカトシが懸命に突っ込みを入れ続ける、それがこの作品の全容です。タンパクでさり気ない言動ですが、下ネタの内容はなかなかディープ。それなのに容姿端麗の女子生徒が表情も変えず赤面もせずに平然と言うのでいやらしさがありません。いいところ突いてますね、原作者は。舞台が女子校でなく、元女子校で、女子エロトークに対し男子に突っ込みを入れさせるところもエロさをカモフラージュしています。
 生徒会がこんなことで良いのかと思いますが、エロエロダメダメなのはどうやら生徒会だけのようで、学園自体はけっこうまともな感じです。反面教師ならぬ反面生徒会で学園の風紀を守っているのでしょうか。
 絵柄的には挑発的なものはほとんどなく、パンチラのひとつもありません。下ネタもサラッと語られるので、エロさがありません。エロくないエロ漫画、そんなところでしょうか。清楚な美少女たちにエロいことをさせるのがお得意の日本の18禁エロゲーとちがって、清楚な美少女たちが下ネタを連発するがエロくない、それがこの作品の特徴ですね。
 総じてたいへんおもしろくて、2度3度と観たくなるのですが、あまり印象に残るシーンがありません。キャラといいストーリー性といい、インパクトに欠けます。その淡い感じが作風でもあるんですけどね。

2017年、60分。
原作:氏家ト全。
監督:金澤洪充。
出演:浅沼晋太郎、日笠陽子、佐藤聡美、矢作紗友里、斎藤千和、上坂すみれ 、下田麻美、日野未歩、加藤英美里、小見川千明、小林ゆう、新井里美、田村睦心、椎名へきるほか。

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