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シン・シティ 復讐の女神【映画】

2017/04/30


 シン・シティの酒場でダンサーをしているナンシーは、無実の罪で投獄されたハーディガン刑事に幼い頃から匿名で手紙を送り続け、いつしか彼を愛するようになっていました。彼女はハーディガンの仇を摂るために銃の腕を磨き、ロアーク上院議員の命を狙っていましたがなかなかその機会が訪れません。

 ロアーク上院議員は、警察上層部や街の権力者を相手に、日夜ギャンブルに明け暮れていました。彼に付き合ってポーカーに参加している街のお歴々たちは、上院議員に勝たせて彼に取り入るためにお金を使っているようなものでした。そこへ、若いギャンブラーのジョニーが飛び入り参加し、ロアークを負かせてしまいます。ギャンブルで勝ちを拾ったもののロアークの怒りを買ったジョニーは、金を巻き上げられたうえ指をへし折られてしまいます。

 大富豪の妻エヴァは、かつての恋人ドワイドとよりを戻そうと近づいてきますが、ドワイドはむかし彼女に裏切られたことがあるので、素直に心を開こうとはしません。しかしエヴァの女性としての魅力が彼を動揺させます。エヴァが現在の夫のもとで虐待を受けていることを知ったドワイドは、酒場で知り合ったマーヴの協力を得てエヴァの住む屋敷へ侵入します。待ち受ける怪力のボディガードマヌートこそは主人に命じられてエヴァを拷問している憎き相手でした。ドワイドはエヴァの夫を殺し、彼女を救おうとしますが、それこそが彼女の罠で、夫の死によってその遺産を独占することに成功した彼女は、再びドワイドを裏切り、彼に銃を向けます。

 この作品に登場するエピソードは、前作のそれと時系列がいささか錯綜しています。ダンサーをしながらロアーク上院議員への復讐に燃えるナンシーの許を訪れるハーディガン刑事は、今は死して亡霊になっていますが、前作で死刑囚として収監されたマーヴは健在で、客でありながら酒場の天使ナンシーを守っています。この時のマーヴはゴールディに出会う前の彼だったのでしょうか。
 そしてドワイドと知り合って彼に協力してエヴァの住む屋敷に侵入し、ボディガードのマヌートの目をつぶします。マヌートはこの時は、エヴァが言うような拷問人ではなく忠実なボディガードであったようですが、その後片目を黄金の義眼に変え、ギャング団を組織し、成形で顔を変えたドワイドたちの前に再び立ちふさがることになるというのが前作のお話し。
 マーヴはエヴァに騙されて瀕死の重症を負ったドワイドを娼婦街に連れて行って、闇医者に治療させ、ドワイドの復讐にも参戦します。
 その後はナンシーの復讐に協力してロアーク上院議員の屋敷に侵入します。

 本国では9年ぶり、日本では10年ぶりに続編が公開されることになりました。シン・シティは各エピソードともきれいに完結していた(と思う)ので、まさか続編ができるとは思いませんでした。もちろん筆者は大喜びです。と言っても2年前の話しなんですけどね。
 配役が一部変わりましたが、前作の雰囲気がそのままで、9年のブランクがウソのようです。2つの作品を1本につなげて上映しても違和感がないほど。
 この作品では前作以上にマーヴ大活躍ですね。争いごとあるところにマーヴありといった感じで、彼はバイオレンスを呼吸して生きているようです。

 そして政界はもとより裏社会をも牛耳る極悪政治家ロアーク上院議員の悪辣ぶりを大いに見せつけるエピソードが、ハンサムボーイのジョニーが登場するものですが、ギャンブルでロアークをぎゃふんと言わせたものの、それが彼の怒りを買い、裏社会の儀礼を残忍な形で教え込まれます。このエピソードは、他のお話しとは異なり、ちょっと浮いている感がありますが、ロアークと彼の支配する社会を表現するという意味で重要です。

 前作と共に監督で参加しているフランク・ミラーが描いたグラフィック・ノベルが原作になっていますが、グラフィック・ノベルとは、主に大人の読者を対称とした社会派の長編アメリカン・コミックのことを言うそうですが、日本の劇画と同様の立ち位置のコミックかと思われます。アメリカン・コミックは絵が怖いので読んでみようとは思わないのですが(すみません)映画をノベライズした小説ならぜひ読んでみたいですね。
 そして筆者としては、3作目の映画化を期待したいところなのですが、原作を知らぬゆえ、お話しの続きあるいは映画化されていないエピソードがあるのかどうかは分かりません。

原題:Sin City: A Dame to Kill For。
2014年アメリカ、103分。翌年日本公開、R15+指定。
原作:フランク・ミラー「A Dame to Kill For」。
監督、脚本:ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー。
脚本:ウィリアム・モナハン。
出演:ミッキー・ローク、ジェシカ・アルバ 、エヴァ・グリーン、ジョシュ・ブローリン、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ロザリオ・ドーソン、ブルース・ウィリス、パワーズ・ブース、デニス・ヘイスバート、レイ・リオッタ、ジェイミー・キング 、クリストファー・ロイド、ジェイミー・チャン 、ジェレミー・ピーヴン、クリストファー・メローニ 、ジュノー・テンプル、レディー・ガガ ほか。

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