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女子ーズ【映画】

2014/01/09


 でたぁ、おバカムービーの決定版。宇宙から地球征服のためにやって来た怪人をやっつけるために重大な使命を帯びて敢然と立ち上がった5人の女子。愛と正義の戦隊その名も女子ーズ。なんで女子ーズなのか、女子だから。怪人が現れたのになかなかメンバーがそろわない、女子とはそういうものだから。恋に仕事に趣味に、その片手間に怪人退治、それが女子ーズ。「怪人さん、ひとり遅れてるんで待ってもらっていいですか」「これってバイト料出るんですか」「うわぁ、くさっ」「漫画の続きなんか怪人やっけてから読めばいいじゃん」「まじめにしろよぇ、お前らぁ」「ねぇ、ピンクはいないの? 今日休み?」「人力車って、走った方が早くない?」。
 笑ってください、あきれてください。なにこのB級ぶり、でも怪人めっちゃ作り込んでない? と感心してください。福田監督の前作「変態仮面」はけっこう暑苦しい熱血ヒーローものでしたが、本作はずっとリラックスして楽しめます。筆者的には、本作の方が好きですね。片手間ヒロインって……。しかし彼女たちを集め、戦隊を結成した司令のチャールズはもっと適当です。日本の戦隊と言えばカラーということで、名前に色のついた女子を集め、ピンクがいなかったので女子ピンクはなしで、戦隊名の女子ーズは、女子だから。地球の平和をナメてますよね。  いかにもむかしの戦隊ヒーローもののロケ地っぽい空き地に、ショッカーの戦闘員げなのを従えた怪人が現れますが、我らがヒロインはメンバーがそろわないと言って探しに行っちまい、怪人の方も何時間もそれを待ってるって。地球征服する気あるんでしょうか。

 筆者は、チャールズ役の佐藤二朗という役者さんが気になって観に行ったようなわけですが、彼はやってくれましたよ。ぐだぐだダメダメ司令ぶりを見事に演じ、見る者を不安と怒りに駆り立ててくれました。てめぇ、地球がピンチだっていうのに、いい加減にしろよ。不安と怒りは、心地よい笑いに変わります。知る人ぞ知るTVシリーズ「加藤家へいらっしゃい! 〜名古屋嬢っ〜」では主役加藤環(たまき)の叔父雪次郎を演じており、その好演がきっかけで好きになった俳優なのですが、テレビドラマに映画に、大活躍していますが、主役を演じることはなかなかありません。筆者の知る唯一の主役といえばマメシバ? 「幼獣マメシバ」シリーズはかなりヒットしているようですが、犬っころ主役のお涙頂戴劇だと思ってて観てまへん。そのうち観ます。
 女子ーズを演じる女子たちについては、まったく知識がありまへんでした。いろんなカラーのキャラを上手く集めたな、って感心しました。レッドのまじめで努力家のリーダーぶりと、貧乏暮らしとバイト三昧ゆえに銭勘定に鋭くなってしまったイエローが、とても印象的でした。女子ーズの悩みは、怪人打倒よりもまとまりのなさ、それぞれの思いのすれ違いだったりします。とっても難しい女子同士の人間関係をうまくまとめ、困難を切り抜けて力を合せラスボスを倒すのがこのドラマの目的です。
 コメディってほんとに難しいと思います。大げさな演技や下品なネタは見ていてつら過ぎます。この作品は、大げさにも下品にも陥ることなく、ナンセンスをセンスよくまとめいて、とても楽しい気分にさせてくれます。オバカ芸人ふうの演出にはかなりイラッとかムカッとかさせられますが、そういうのではないところが良いですね。お嬢様のネイビーが惚れる男がかなりオバカですけど。
 そう言えば、もうDVDとか出てますよね。チェックしにゆかねば。

2014年公開、97分。
監督、脚本:福田雄一。
出演:桐谷美玲、藤井美菜、高畑充希、有村架純、山本美月、佐藤二朗、大東駿介、岡田義徳、きたろう、安田顕ほか。

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