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SunnyHill の Monday Blues

2014/11/28

 昨年は、「万人の恋人」で明るく可愛らしいイメージに変身を遂げた SunnyHill ですが、今年はオフィスルックに首から社員証をぶら下げたスタイルで、またまたアッ言わせてくれました。「Monday Blues」は、今日からまた1週間が始まるぞ、という月曜日のOLたちのブルーな気持ちを歌った楽曲です。月曜病とも訳される聞いただけで気分が重苦しくなるタイトルですが、曲調はなかなか軽快で明るいです。MVでは、ウザい上司や同僚を悩殺し小ばかにしてしまう奔放なOLを演じ、見ていてとってもスッキリします。女だと思って……OLナメてんじゃねぇぞ、と言ったメッセージが伝わって来て、女性ならずともたいへん好感が持てます。
 これはもう神曲(かみきょく)でしょう。素晴らしすぎます、カッコ良すぎます。筆者の中では SunnyHill の最高傑作にして、K-POPの今年のリリース曲の最重要曲です。こだわりを持たないというこだわりを持つ筆者は、マイフェイバレストを1位から順に並べたりはしないので、最重要曲が何曲もあったりするのですが、それをどう解釈するねんという疑問を抱いた方は、この曲をのがして今年のK-POPは語れない曲の1つというふうに理解していただけたらと思います。
 オフィスで、こんなカッコいい4人娘が踊りだしたら、とてもじゃないけど仕事なんて手に着きませんよね。MVの後半で4人はトイレに突進し、個室からOL制服を放り出し、遊び着に変身して再登場しますが、筆者的には、変身前のOL服が良かったなと。歌番のステージではOLです。

 SunnyHill はK-POPアイドルとしてはメジャーなガールズグループで、2007年にデビューしていますからかなり長寿でもあります。最初は男子1人女子2人の混成グループでデビュー、そこに女子2人が加わって5人になりました。男子1女子4という取り合わせはずいぶん珍しいですよね。その後、チャンヒョンが脱退して現在の女子4人になりました。ジュビとミソンが1986年生まれ、スンアとコタが1987年生まれですから、もうお姉さんですね。筆者のようなジジィからすれば4人娘ですけど。
 筆者が SunnyHill を知ったのは2012年リリースの「キリギリス賛歌」で、曲もダンスもかなりユニークで、たいへん鮮烈な印象を覚えたのですが、彼女たちがブレークしたのは、2011年の「ドキドキ」で、人気ドラマのOSTとして大ヒットしたのだそうです。
 「ドキドキ」はダンスがとっても可愛いです。これに対して「Midnight Circus」や「Play」はマイナーなイメージの曲調で、MVも夜の怪しい雰囲気のものになっています。いささかグロテスクですらあります。「Princess and Prince Charming」は軽快なテンポのかなり激しい曲で、上述のいずれの曲ともまったく雰囲気が異なります。かなり技巧的な曲で、SunnyHill のアーティストとしてのレベルの高さが伺えます。「Don't say anything」 は、静かなトーンのバラードですね。
 日本ではそれほど知名度は高くないようで、ネット上にも彼女たちを紹介した記事は多くないのですが、その1つにバラード歌手と説明されているものがありました。じっさい数多くのバラードも歌っています。  彼女たちの楽曲には、可愛い曲からカッコ良い曲、マシンガンのように高速で奏でる曲、ミステリアスで怖い曲、切ないバラードと、ひじょうに多彩なものが含まれます。まさにオールマイティプレイヤーですね。どんなカラーの歌手と一口に言えないところが彼女たちの特徴と言っても良いかもしれません。次にどんなスタイルが飛び出すか、楽しみですね。まったく予測がつきません。

 SunnnyHill とは、日当たりのよい丘という意味ですが、「キリギリス賛歌」で彼女たちを知り、いろいろ調べて「Midnight Circus」の暗澹とした曲調や、「Princess and Prince Charming」の強烈な閃光をイメージさせる曲を知ったとき、どこが日当たり良好の丘やねん、と思いました。SunnyHill の名称がイメージさせるものは、のどかな牧歌的な自然ですよね。羊がメェーーとか鳴く緑の丘で、そんな歌うたったら怒られるやろう、なんて。彼女たちの楽曲で、緑の丘で歌って良いのは、「ドキドキ」か「万人の恋人」でしょう。
 ほんとユニークです。可愛くてカッコ良くて多彩で、素晴らしすぎます。以前から注目していた歌手ではありますが、新曲「Monday Blues」で、もはや彼女たちの魅力から逃れられなくなってしまいました。ミソンの微笑みに、ジュビの流し目に、スンアのポニーに、コタの二の腕にやられました。1日1回「Monday Blues」聴かないと禁断症状で手が震えます。

 SunnnyHill は LOENエンターテイメントという大手レコード会社に所属しています。LOEN は多数のK-POP音楽をリリースしているレーベルですが、芸能事務所として歌手も育てており、他にも IU や FIESTAR が在籍しています。レーベルとしては、KARA、SISTAR、AFTERSCHOOL、INFINITE、Block B、BOYFRIEND、TEENTOP、B.A.P といったアイドルの曲を手がけています。…… SunnyHill あんまり知らないやって方、これで少しは親近感わきました?
 つい先日、朝の5時過ぎからテレビをつけておりますと、韓国のイケメン料理番組にゲストとして SunnyHill が出演していました。これから仕事だぜ、とマンデーブルーに陥っていた筆者は、いきなりテンションが高騰し、血管が数本切れました。SunnyHill のトークなんてかなり貴重な映像ですからね。萌え死にするかと思いました。

APink の日本進出

2014/12/01

 K-POPのヨヂャアイドルは、可愛い系が少ないですよね。カッコイイ系、美人系、いわゆる女の子よりもお姉さんタイプが主流で、日本のアイドルとは毛色が少しちがう気がします。日本のアイドルといえばやはり可愛いという感じで、お姉さんはアイドルというよりアーティスト(あるいは歌手)ですよね。実際の年齢はともかく、日本ではアイドルイコール可愛いという図式が、おおむね当てはまるかと思います。ただこれは世界一般的なガールズグループからするとかなり異質で、歌手としての要素よりも可愛い女の子、みんなの恋人みたいなイメージを作り上げたのが、そもそも日本が独特みたいですね。
 そういう点では、K-POPの方が世界一般的で、日本のアイドルと比較すること自体がナンセンスと言わねばならないわけです。K-POPアイドルは、むしろ男子の方が可愛いんじゃね? と思えることすらあります。少し前になりますが、日本で音楽活動をする大国男児など、クリーミー系とか言われて、そりゃもう可愛かったのなんの、BOYFRIEND もそんな感じでしたね。女性ならぬ筆者としては、なんだか彼らが可愛そうな気さえして、最近、韓国でカッコ良くカムバックしたのを見ると、思わず、よかったね、とか思ってしまいました。K-POP男子が日本に長居すると、マダムなファンたちに食べられちまいます。ファン年齢層高いですからね、日本は。
 で、APink はどうした、って思っている読者のためにそろそろ本題に入らなければならないわけですが、K-POPでは数少ない可愛い系グループの代表といったら彼女たちですよね。2011にデビューして以来一貫して可愛い楽曲を維持し続け、多数のヒット曲をリリースしています。7人グループとして活動してまいりましたが、2013年にユギョンが学業に専念するために脱退して6人となり、皮肉なことにそれから人気はさらに急上昇、各歌番組の1位を総なめにするトップアイドルに成長しました。2013年リリースの「No No No」はダンスがとっても可愛くて、みんな真似してましたよね。続く2014年のカムバック曲 「Mr.Chu」もブレイクしました。「Mr.Chu」のMVには、みんな萌えましたね。
 韓国もなかなか可愛いの好きじゃん。ジャパンアニメも好きだし、メイドカフェもあるし。ORANG CARAMEL も STRAWBERRY MILK も大人気だし。
 それでも日本のアイドルとは少しちがいます。彼女たちから見たら日本のアイドルはさらに子供っぽいです。日本の可愛いに迫るには、韓国人はまだ多少の抵抗がある、そんなふうに筆者には見えるのですが。可愛いのは嫌いじゃないけれど、日本のアイドルまでは無理……といった照れみたいなものが韓国人の気質の中に残っている気がします。
 バラエティ「青春不敗」(2009年放送開始)の頃は、今よりも"可愛い"の認知度は低くかったようで、女の子たちの可愛いポーズや表情に対して、周りが白い目で見たり、「日本のアイドルか」なんて突っ込みを入れたりするシーンがありました。あれから5年、韓国もかなり"可愛い"に免疫がついてきた気がします。個人的な感想ですけどね。

 APink は、CUBEエンターテイメントの子会社、A CUBE エンターテイメントに所属しています。なので、CUBE のファミリーコンサートには参加しません。去年の UNITED CUBE in Yokohama にも、誠に遺憾ながら彼女たちの姿はありませんでした。CUBE も A CUBE も一緒じゃん、APink 出せよ。UNITED CUBE にAPink が参戦したら、集客率は大幅アップにちがいありません。SMみたくドームコンサートやれるくらい集客できますって。
 今年、日本デビューを果たした彼女たちは、品川でショーケースを開いたのですが、ジャパンファンクラブ会員限定であったにもかかわらず、チケットは26倍の競争率、約5万3000通の応募があったそうです。単純にそれくらいの日本人が入会しちまったっていう計算になります。東京ドームでショーケースやるべきでした。グッズ販売には長蛇の列ができ、見る見るうちに売り切れが続発したそうです。で、急きょ大阪でのショーケースの開催が決まり、そのチケットを射止めることに成功した筆者は、彼女たちに会いに行ってきたというわけなのさ、間近で。
 APink の日本人ファンはですね、若い女性がひじょうに多かったです。少女時代も女性ファン山盛りですが、それを上回るかもといった感じでした。コスプレしてミニライヴやる娘たちもいました。
 女性ファンを獲得することはひじょうに重要です。古来より女性は文化を盛り上げる天才ですから。平安時代に女性歌人が文学に参戦し、万葉仮名とか開発しなければ、漢詩オンリーの文化は世間に広まることはなかったでしょう。パチンコや競馬も女性客が増えたおかげで綺麗で豪華になったこと。女子高生は、おもろい言葉とか丸文字(古っ)とか、ポケベル用語(古っ)とか、いろいろ開発しますし。男は文化に火を点けますが、それを燃え拡げるのは女性です。とくに芸能業界、アイドル業界での女性客の役割はたいへんに重要です。
 売り場でですねぇ「ナウンのうちわください」って言ったわけさ、そしたら売り子のお姉さんが「ナムジュさんのうちわですね」と満面の笑顔をするわけ。筆者は一瞬固まったけれど「ありがとう」といってキム・ナムジュを受け取りました。……筆者の日本語の発音が悪いのか、売り子さんが APink に精通していないせいなのかはともかく、そういゃナウンとナムジュ似てるよな、なんて感心しながら、うちわをブンブン振り回しましたとさ。
 ソン・ナウンは、APink の中でも一番可愛いともっぱらのウワサで、K-POP仲間からもナウングッズを何か買ってこいと頼まれてました。ドラマに映画に大活躍していますね。
 キム・ナムジュは、最近びっくりするほど可愛くなりましたね。Mr.Chu では、ウンジ顔負けのボイスも披露してました。ナムジュ最高って感じです。
 で、チョン・ウンジは、APink メインボーカルで、楽曲ではいつも目立つわけですが、じつはなかなか男前な性格の娘で、自分でもなんで私が APink にいるのか分からないと、かなり本気で言ってました。ソロでバラードとかやりたそうです。
 ユン・ボミは、APink のお騒がせ娘で、可愛い顔に似合わずかなりの暴れん坊です。ゴリラの真似が得意です。ドニ&コニの Weeklyアイドルでも天然なコメディアンぶりを発揮してました。
 リーダーのパク・チョロンは、グループのまとめ役として適任というか、気配りのある優しいお姉さんですね。日本語の堪能ぶりには驚かされました。努力家でもあります。素敵です、素晴らしいです。
 マンネのオ・ハヨンは、整ったお嬢様な顔だちで、彼女が末っ子とはびっくりでした。とても落ち着いて見えますし。最近はドラマにも出演しています。

 好調な日本デビューを飾った APink ですが、日本デビューはすなわち、悪しき日本のレコード会社から、日本語バージョンのCDをバリバリ出すってことで、すでにバリバリ出しているわけですけれど、筆者的にはそれはかなり寂しいわけなのさ。だってK-POPのファンだし。K-POP聴きたいわけだし。だって誰も日本語なんてやらないぜ? 他の外国人歌手は。これからブレイクしまくって、少女時代みたく日本語オリジナル曲バカスカ出し始めたら、世界中のファンの方たち的にどうなんでしょうね。K-POP大好きで、そのために韓国語勉強している外国人がいっぱいいるわけですよ。それなのに大好きなK-POPアイドルが日本語で歌うわけです。これってどうなんですかねぇ。マイケル・ジャクソンがですよ、ロシア語とかで歌ってくれちゃって楽しいかって話しですよ。え? もう亡くなってるって、そこは突っ込むところじゃありませんってお客さん。たとえばの話しで。
 まぁ、APink もどっぷり日本語漬けになりやがり、日本でコンサートやった日にゃあ、ほとんど日本語で歌いまくることは目に見えているわけですが。日本人さえ聴きたくない日本語K-POPを他の誰が聴きたいんかって話しですわ。でも売れるんですよ、ファンとしてはお買いになるわけですよ、せっせと、みなさん。売れるなら、しゃあない売ったろってわけで、分かっちゃいない日本のレコード会社はますます増長しやがるわけです。

   はい、しっかり愚痴りました。でもこの件では他のページでもまた愚痴ります。っていうかすでに他項で愚痴ってますのだが、愚痴りたりないわ。……でも、あんまり批判しても APink ご本人に矛先が向いちまうと元も子もないので、この辺にしましょ。
 APink に今後期待したいことは、これからも可愛い路線を守りつつますますファンを獲得していってほしいってこと。それとこれは経営サイドへの注文なのだが、UNITED CUBE に APink 出せよ。今後もファミリーコンサートあるのかどうか存じませんが。
 11月24日に韓国でのリリースほやほやの LUV は、みなさんどうでしたか? 筆者はまだ聴いておりません。歌番へのカムバックを楽しみにしておこうかと。

BEAST with Beautilul Show

2014/12/03

 筆者的には、男子チームについて語るのは、まったくもって不本意なのでありますが、BEAST は筆者がK-POPにハマるキッカケの1つにもたったボーイズグループなので、やっぱ語っておきましょう。BEAST に出会うまで、男性アイドルを好ましく思ったことは1度もありませんで、アーティストとしての男性歌手やタレント、俳優には素晴らしいと思える人がたくさんいますが、男の子がアイドルってなんじゃそりゃって感じでした。日本のジャニーズ系の方々もけっこう年齢が上がって男としての渋味が出てきた方も少なくなく、俳優などをされている人もたくさんいらっしゃるわけで、そうなるとようやく筆者的にも好感が持てるわけですが、男の子に可愛いは、やっぱ苦手でした。
 それを払拭してくれたのが BEAST でした。彼らの「Fiction」を初めてテレビで観た時、楽曲の良さもダンスの素晴らしさも歌唱力も、すごいと認めざるを得ず、人生で初めて男性アイドルなるものを支持する気にまりました。もっともK-POPの場合は、ルックス以上に実力が伴わなければアイドルになれませんので、これまでのアイドルとはイメージがかなりちがうわけではありますが。
 そもそも嫁さんが、最初に溺愛したのが BEAST でした。その後さまざまな優れたアイドルと出会い、彼女の溺愛もオンリーではなくなりましたが、それでも毎年 Beautiful Show in Japan には欠かさず行っています。つい先日開催された神戸公演にももちろん参戦してまいりました。

 BEAST は、2009年に CUBEエンターテイメントからデビューしましたが、CUBEは、JYPエンターテイメントの元代表が、ギグァンや練習生のドゥジュンを連れて独立し設立した会社で、CUBE自体が BEAST と共に歩んできたようなものです。
 イ・ギグァンは BEAST 結成前にすでにソロデビューを果たしていましたが、ユン・ドゥジュンは、JYPにいた時に2PM/2AMのメンバー選抜に落ちた苦い経験があります。チャン・ヒョンスンも BIG BANG 選抜の最終選考に落ちており、ヨン・ジュンヒョンは、XINGという元アイドルグループ出身です。このようにデビュー前から知名度があったメンバーがそろっていたため、BEAST はデビュー当初から一気に人気が上がったのですが、一方で、中古新人の寄せ集めのリサイクルアイドルという残念な呼ばれ方をしたこともありました。ボーカルのヤン・ヨソプもJYPの子会社で長い練習生生活を過ごしており、マンネのソン・ドンウンはJYPで2年間練習生でした。
 BEAST は最初、Boys To Search for Top(頂上を目指すボーイズ)という意味の B2ST の名称でデビューする予定だったのが、数日前に BEAST に変更されたそうです。振付師が、彼らのダンスを讃え「so Beast!」と感嘆したのが変更の由来であるとか。初期の頃はしばしば B2ST のロゴを使っていましたし、「so Beast!」は今でも合言葉としてコンサートでは定番になっています。Beast はまた英語で野獣を意味し、ミュージカルやディズニー映画で有名な「美女と野獣(Beauty and the Beast )」になぞらえて、ファンクラブの会員を Beauty と呼んでいます。毎年行われるワールドツアーの名称 Beautiful Show もそこから来ているわけですね。
 今やK-POP界をリードし世界的にも超有名になった BEAST ですが、最近では自らも楽曲をプロデュースするなど、アーティストとしての力量に磨きをかけると共に、ドラマやバラエティ番組でも人気を得ています。休息もなく活躍し続けるトップアイドルの生活は大変です。

 これまで BEAST のコンサートには何回行ったことやら。恒例の Beautiful Show はもとよりファンミーティングも1度ならず。それに United CUBE(ファミリーコンサート)や彼らが出演しているK-PKPコンサートの数々、2011ゴールデンディスク授賞式。先日は CUBE Cafe in 心斎橋にも行ったし。
 先日の Beautiful Show 神戸公演には、初日に参戦したのですが、友人の話しでは2日とも BEAST のオモニ、アボジが観に来ていたそうです。BOX席にご家族が入場されると、大きな歓声と拍手が起こり、通路にいた係員も、なにごと? とばかりにスタンドを見上げていました。いつまでも鳴りやまぬ声援に、笑顔で手を振って応えていましたが、やがて開演前のBGMに合わせて踊りだし、場はいっそう盛り上がり、前座というか本公演前の第1部というかの状態になってしまいました。韓国人のこゆとこ素敵ですね。
 ところで、今年からでしょうか BEAST のロゴマークが ∀ΔΣ んな感じになってじゃないですか。あれっていったい何なんでしょうね。

T-ARA with Jewelry Box

2014/12/12

 筆者の中では、T-ARAはやっぱり一番です。とにかく楽曲の素晴らしさでまずハマりました。筆者がT-ARAを知ったのは、韓国で「Roly-Poly」が大ヒットしている頃でしたね。あの名曲を嫌いって人はいないでしょう。某歌番のステージで、高校生の制服姿でのダンスの可愛かったこと。キュリのでっかいパッチン留めや、ソヨンのでっかいヘアブラシといったアイテムもナイスでした。オフィシャルグッズで売ってたら迷わずゲットってところですが。  筆者がT-ARAを初めてナマで見たのは、大阪ATCの会場でした、立ち見だったのでツンツンの人の林からかいま見るていどしか見れませんでしたが、その時初めてボラムの存在を知りました。まだメンバーさえ把握しきってなかったんですね、今から思えば。
 それからジャパンファンクラブに入会して、2012年2013年のジャパンツアーに参戦し、東京で開催された超新星とのジョイントコンサートにも行きました。かつての日本の歌手の目標だった武道館ライヴも筆者にとってはT-ARAが最初でした。
 T-ARAはなんと言っても素晴らしい楽曲の数々が最大の魅力ですね。「yayaya」「Bo Peep Bo Peep」「嘘」「Ma boo」「T.T.L(Time To Love)」「Lovey-Dovey」「Cry Cry」「Day By Day」「Sexy Love」「NUMBER NINE」「私どうするの」 「SUGAR FREE」、4人ユニットのT-ARA N4 の「田園日記」も素晴らしです。日本オリジナル曲は、どうしてもJ-POP染みて来ますが、「バニスタ!」「Target」とも悪くはなかったです。同時にリリースされたソロ曲はJ-POPそのものでしたけど。ウンジョンちゃんの歌う「Two As One」は、何度聴いても日本人が歌ってるようにしか聞こえません。すごい語学力です。
 MVの素晴らしさも見逃せません。シュールで芸術的なMVが多いなか、T-ARAのMVにはしばしば高いストーリー性が存在します。古くは「Apple is A」のジヨンのリンゴ少女や「Like The First Time」ヒョミンのイイ女への変身、「Bo Peep Bo Peep」ではT-ARAネコたちがツキに見放された青年の家に乱入し、「yayaya」では漂着した飛行機のパイロットをT-ARA族が襲います。奔放な少女時代を回想するエピソードを描いた「Roly-Poly」はさらに進化したドラマ仕立てになっていました。そして「Cry Cry」&「Lovey-Dovey」のそれは、もはやMVの枠を超え、楽曲をBGMにした短編映画といった作品でした。名優チャ・スンウォン、チ・チャンウクを起用し、ひじょうに感動的なドラマとして再現されたこの作品は大きな話題を呼び、DVDやBDが発売されました。何度見ても感動する素晴らしい映画です。「Day By Day」&「Sexy Love」でも映画仕立てのMVが作られ、これも話題になりました。前後編の2部構成で公開され、メイキングシーンも入っていました。それぞれのMVにはいくつかのバージョンが作られているものも多く、「Lovey-Dovey」のゾンビver.、同 in Tokyo ver.、「Sexy Love」のピンロリダンスver.などは、他のバージョンと見比べて面白いです。「Bo Peep Bo Peep」のsexy ver.(19禁)はセクシーを超越してかなりエッチでした。
 なお、楽曲およびMVについては、一部を紹介したに過ぎません。つい先日、中国の人気歌手お箸兄弟とコラボした「Little Apple」がリリースされ、韓国ver.も歌番で上位にランキングされました。オリジナルはお箸兄弟の楽曲なんですがね。

 メンバーの話しをしましょ。ヒョミンは、筆者が熱愛したバラエティ番組「青春不敗」に出演しており、彼女のおかげでT-ARAに関心を持ったような次第です。彼女が主演の日本映画「ジンクス!!!」も良ござんした。ウンジョンちゃんは、子役から映画に出ていて、韓ドラ好きの嫁さんが以前から知っていました。嫁さんが何故だか彼女だけは"ちゃん"づけで呼びます。「Day by Day」のMVでは名女優ぶりを見せつけてくれましたし、ヴォーカルもラップもぴかイチです。ジヨンは、学生時代から芸能活動をしており、T-ARAでは、ずっとマンネです。2012年にアルムの加入でお姉さんになったものの、アルムは翌年に脱退しています。バラエティ番組「豪快ガールズ」ではいつもIUと一緒で可愛かったです。今ではソロもこなしカッコイイお姉さん(だけどマンネ)に成長しましたが。ボラムは、とっても可愛い容姿のどう見てもマンネなのに最年長です。両親と祖父母が俳優あるいは歌手という家系に育ち、妹のウラムも歌手をしています。一見おっとりしていてマイペースですが、なんでもそつなくこなす器用な娘です。キュリはT-ARAでは比較的地味な立ち位置にいる感じですが、ファッションセンスが抜群で、TV「ティアラドットコム」でも町ゆく人たちがみんな彼女のファッションを一番だと指摘しています。現リーダーです。といってもジヨン以外がみんなリーダー経験者ですけど。ソヨンはチームの盛り上げ役です。コンサートのトークでも率先して口火を切ります。そしてメインヴォーカルです。元SMの練習生で、少女時代の前身スーパーガールズに在籍していましたが、少女時代のデビュー寸前に脱退しています。
 T-ARAは、2009年に、ジエ、ジウォン、ウンジョン、ヒョミン、ジヨンの5人でデビューし、間もなくボラムが加わったものの、ジエとジウォンが脱退、入れ替わるようにキュリとソヨンが加入し、現在の6人になりました。この6人はT-ARAデビュー年からいるわけで、初代メンバーと言ってよいでしょう。大ヒットとなった「嘘」「T.T.L」リリースの時にはすでに6人そろっていました。2010年には同じ事務所のガールズグループ F-ve Dolls(5Dolls)のヒョヨンの双子の妹ファヨンが加入し、ラッパーとして活躍しましたが、2012年に脱退しています。その後を継いだアルムも翌年には脱退したのは上述の通りです。また「Day by Day」のMVに出演したダニは、当初T-ARAに加入する予定でしたが、4人ユニットの T-ARA N4 のアルムの後継者となり、T-ARA本体への合流はないようです。T-ARA N4 は「田園日記」のあと皇族曲もなく、ダニは F-ve Dolls 「の愛する?しない!」にラップで参加し、アルバムにはメンバーと共に写真も掲載されています。2013年はT-ARAにとって大変ゆれた年でした。順調にゆけば、ファヨン、アルムの脱退もなく、ダニを加えて9人グループを結成する予定だったようです。同年の日本公演でもダニは新メンバーとして紹介されています。けっきょく初期6人メンバーに落ち着き、同年10月「NUMBER NINE」で韓国でのカムバックを果たしています。

 日本での活動は、「バニスタ!」「Target」およびメンバーソロによる日本オリジナル曲をリリースするほか、キュリ、ボラム、ソヨンの3人ユニット QBS の「風のように」がリリースされました。韓国での楽曲の多くも日本語版がリリースされており、ジャパンツアーでは、多くの曲が日本語で披露されました。ありがたくないですね、K-POPファンとしては。
 T-ARAはファンミーティングやショーケースをはじめ、日本でも数々のライヴを披露してくれましたが、2012年にはついにジャパンツアーが実現、Jewelry Box は全国6会場11公演が行なわれました。そして2013年には 2ndツアー TRESURE BOX が5会場で9公演行なわれました。
 T-ARAが揺れに揺れた2013年のツアーは公演回数が減り、ショーもパワーダウンし、2014年の3rdツアーにつなぐことはできませんでした。ジャパンオフィシャルファンクラブも消滅し、今後どうなるのだろうという不安が募りました。
 そして2014年も年末を迎えた今、T-ARAは力強く蘇りました。混乱期の2013年にも多数のヒット曲をリリースしているので、蘇ったという表現は適当ではありませんが、日本にいて応援している筆者にはそんなふうに見えます。現在の韓国カムバック曲「Little Apple」韓国バージョンも大人気なようです。歌番組 THE SHOW のジヨンのMCもナイスです。長く続けて欲しいです。「Little Apple」は最初中国のミュージシャンとコラボした曲ということで、T-ARAの今後の中国での活動の布石であるとも言われていますが、K-POP業界は中国を今後日本を上回る活動エリアとして注目しているそうです。海外活動もよいですが、やはり韓国での活動に重きを置いてほしいものです。
 ジャパンオフィシャルファンクラブはなくなってしまいましたが、韓国でのカムバックが増えるなら筆者としては特にファンクラブの復活は望みません。日本のファンクラブでは韓国での情報は伝えてくれませんからね。日本に行ったままなかなか韓国に帰って来ない少女時代みたいになるよりも、韓国で頑張ってください。でも、行っちまうんでしょうね、中国へ。
 筆者にとっては、やっぱ2012年の「Cry Cry」&「Lovey-Dovey」、「Day By Day」&「Sexy Love」、そしてジャパンツアー Jewelry Box が最高の思い出ですかねぇ。あのころのT-ARAは完全無敵でした。Jewelry Box のアンコールでセーラー服で登場したT-ARAが、客席のメッセージボードを見て泣くシーンは、DVD(BD)で何度観ても感動的です。もちろんナマでも観ましたけど。
 T-ARAのライヴとしては、今年7月のファンミーティングが最新ですが、大阪公演に参戦した筆者は、今後のさらなる飛躍を祈念して、ハイタッチしてまいりました。

AOA on Weekly IDOL

 AOAは、CNBLUE や FTISLAND といった超人気バンドグループの所属する FNCエンターテイメントのガールズグループです。2012年にデビューした際には、1つの曲をバンドチームとダンスチームで演じ分けるという新しいスタイルを披露し、楽曲もヒットして注目を集めました。バンドチームは5人で構成される AOA BLACK で、ダンスチーム AOA WHITE では2人増えて7人構成になります。では全員で7人かというと、じつは8人グループで、AOA BLACK でドラムを担当するユギョンは AOA WHITE には参加しません。BLACK と WHITE の両方に参加するのは4人です。
 メンバー紹介。ジミン:BLACK & WHITE。メインラッパー、ギター担当で、AOAのリーダーです。チョア:BLACK & WHITE。メインボーカル、ギター担当。ユナ:BLACK & WHITE。リードボーカル、キーボード担当。ミナ:BLACK & WHITE。リードラッパー、ベース担当。ユギョン:BLACK。ドラム担当。ソルヒョン:WHITE。サブボーカル、メインダンサー担当。へジョン:WHITE。サブボーカル、リードダンサー担当。チャンミ:WHITE。サブラッパー、リードダンサー担当。AOA BLACK の活動では8人中3人が参加せず、AOA WHITE の時には8人中1人がひまになります。ひじょうに珍しいグループ編成ですね。
 2012年のデビュー曲の「ELVIS」と続く「GET OUT」では、BLACK と WHITE の両方形態が披露されましたが、2013年3曲目の「MOYA」は AOA BLACK としてリリース、同年「揺れる」は AOA WHITE でリリースされています。2014年は年明け早々から「Mini Skirt」、夏に「Short Hair」そして先月「Like a Cat(ふわりふわり)」と精力的に活動していますが、いずれもダンスチーム AOA WHITE でのリリースになっています。デビュー曲から5曲目までのカムバック曲ではシングルCDを発売し、2014年夏以降の2曲のカムバック曲はミニアルバムが発売されました。

 AOAは、バンド&ダンスというユニークなパフォーマンス形態から、セクシー路線に移行して人気が急上昇したとよく言われます。あるいは、最近のガールズグループのセクシーブームの先駆けとも。しかしながら、デビュー曲「ELVIS」がとても鮮烈で大ヒットとなり、一気に人気が出たので、よく言われるようなヒット曲に恵まれず、苦肉の策としてセクシー路線に転換した、といった批判は聞いていてあまり面白くありません。K-POPガールズグループに見られるセクシー要素は、彼女たちに始まったことではありませんし。露出の多い衣装で尻を振れば愚かな男性ファンがアリのようにはい寄ってくるという見方は、ガールズグループを好きじゃない人の言いぐさでしょう。セクシーがいやらしいのなら、美脚グループなんて日本で評価された少女時代だって、AFTER SCHOOL だって、ヒョナだってイ・ヒョリ姉さんだって、いやらしいじゃありませんか。セクシー要素は女性のカッコイイのひとつです。それを否定するなら音楽はCDかラジオで楽しむしかありません。セクシーボイスってのもあるけど。
 技量のある歌手はセクシーでもカッコイイけど、若い娘が色気で技術をカバーしようというのはいただけない、そんなことを言う人もいます。AOAのパフォーマンスを観て、実力がないと言うなら、その人の目は節穴で、耳にはモウセンゴケが繁茂し、脳内に毒々モンスターの幼虫が繁殖しています。
 女性歌手のセクシー要素を、下品だいやらしいと批判するのは、そもそも女性蔑視です。女の子を見て変な気を起こすジジィは、AOAよりもむしろAKBにムラムラするのです。……最近デビューした LOVELYZ なんて危険ですねぇ、ジジィに見せたら。筆者もジジィですけどぉ。
 女性のセクシーは、カッコイイなのです。AOAはカッコイイのです。Girl's Day だって、STELLAR だって、SISTAR だって、missA だって、セーラームーンだって、宝塚歌劇のラインダンスだって……まぁ、カッコイイわけですよ。それをみんないやらしいって言ったら、ナースも婦人警官もメイドさんもチャイナっ娘もみんなエロいってことになりましゅ。なんかオタクなキャラが勢ぞろいした気もしますけどぉ。

 韓国のK-POPスターを紹介するバラエティ番組、ドニ&コニの Weekly IDOL 知ってますよね。AOAの回見ました? 可愛かったですね。胸の前で両手で天使の羽を作って「アンニョンハセヨー、Ace Of Angel AOAニダ」と挨拶すると、MCがハトみたいだと突っ込みます。AOAって、Ace Of Angel の略だったんですね。そんなわけで、彼女たちにはひとりひとり天使名というのがあるそうですよ。
 MCやりたい→忙しくなりたい→人気が出たい。彼女たちの願いは切実なようです。AOAくらいの売れっ子になると目いっぱい仕事入ってて、休みたい、ゆっくり眠りたい、遊びたいなんて言うのかと思ってましたが、もっと仕事したいそうです。番組恒例のランダムダンスを成功させたらMCさせて欲しい、そう言ってました。
 ランダムダンスは、アイドルグループにとって、持ちネタの披露ではありますが、途中から楽曲が突然切り替わるのに着いて行くのは思いのほか難しいようです。彼女たちはかなり上手かったです。びっくりです。途中でメンバーのうち2人が座り込んでしまったんですね、MCが即失敗を宣言すると「バンドパフォーマンスには、私たち出番がないのよ」という答え。なるほど。ということで仕切り直し。次は成功に見えたのですが、リーダーがベースギターのコードを正しく押していないとの指摘が。(WHITEのうちソルヒョンが足を怪我していてランダムダンスには欠場、ヘギョンとチャンミが座った)ランダムダンスに成功するとメンバーひとりひとりの願いを叶えるという特典があったのですが、リーダーの小さなミスのせいでことは実現しませんでしたが、再挑戦でみごとに成功させ、番組への再出場権を獲得しました。
 メンバーひとりひとりのプロフィール紹介では、それぞれの特技が披露されましたが、女優志望のソルヒョンの喜怒哀楽表現、ミナのチアリーディング、チャンミの音楽なしで口で音を出してダンスをするのはなかなか見事でした。ジンミは得意のラップを披露してコニーに褒められていましたし、チョアは自慢の歌声を披露したほかいろんな物真似を見せてくれました。ミナは INFINITE のサソリダンスをスカートのまま演じて失敗し、笑いをとっていました。ミナはどうやらAOAの天然キャラでたいへんおもしろいです。ランダムダンスの時もひとり遅れてうろうろしてましたし。
 ドニーが何度も言ってたように、AOAっておもしろいです。ステージではセクシーなダンスパフォーマンスを演じるクールなグループなのにね。

 歌番組 THE SHOW All About K-POP でのエピソード。AOAがインタビューボックスに入ってて、CDBLUE と FTISLAND がおぼれていたら、どっちを助けますか、という質問に、彼女たちは全員一致で即答してました「絶対に助けません」なんかぁ、助けてたまりますか、助けませんとも、どっちもとっととおぼれるがいい、みたいな強い意志を感じました。で、共演するなら K.Will がいいそうです。CNBLUE および FTISLAND のお兄さん方、事務所の妹たちちゃんと可愛がってます? おぼれちまえ言われてましたぜ? ついでにリーダーのジミンは、この集団から抜け出したい言うてました。AOAの結束というか熱い友情というか、そんなものを感じました。かつまた事務所でも円満にやってるんだなぁ、と実感しました。……だいじょうぶか、AOA。

 さて、今月は暮れにFNCエンターテイメントのファミリーコンサート FNC KINGDOM in JAPAN -STARLIGHT- が千葉と大阪で公開されます。最近の歌番組にも出演せず Weekly IDOL にも顔を見せなかったユギョンはやっぱ来ないっぽいですね。彼女がいないと AOA BLACK はドラムを失うので BLACK はなしですね。

Secret のセクシーと可愛い

2014/12/26

 2009年にデビューした4人のガールズグループで、筆者がK-POPにハマって以来ずっと注目してきたアイドルです。今やK-POP業界を背負って立つトップスターのひとつですが、そのデビューには、彼女たちに"シンデレラ系半地下アイドル"の異名を与えたユニークなエピソードがあります。それまで別々の事務所に所属し練習生生活を送っていた彼女たちが、同年、TSエンターテイメントとの専属契約をしグループを結成したのですが、彼女たちを待ち受けていたのは、携帯電話を没収され半地下の小さな部屋に幽閉された共同生活でした。日本の地下アイドルとはいささか意味がちがいますね。小さな薄暗い部屋での貧しい暮らしと厳しいレッスンを経てデビューしたものの、好調な出だしを踏むことができず、彼女たちをようやくシンデレラサクセスに導いたのは、翌年の「Magic」のヒットでした。
 グループ名の Secret は隠れた才能を意味するとも、隠れた魅力すなわち秘密が多い少女たちを意味するとも言われていますが、その由来は「ザ・シークレット」という書物にあるのだそうです。願えばかなうという内容のその本に出会って、これだって思ったのでしょうね。
 デビュー以来、メンバーの入れ代わりはありません。今日までずっと4人で活動してきました。現在リーダーのヒョソンは、Wonder Girls のユンビ、AFTERSCHOOL のユイらと共に五少女というガールズグループに属してデビューを目指していましたが、事務所の経営難で解散、それでもめげずにバイトしながら歌の練習を積む最中に父が他界と、悲運が続きましたが、Secret のデビューにより夢を実現させました。ジウンは、早くから才能を認められドラマのOSTにも参加したりしていましたが、JYPの練習生時代にTSエンターテイメントとの歌手とのフィーチャリングをきっかけに移籍し、Secret のメンバーになりました。ソナは、オーディション番組に参加し歌手になる決意をし、高校を卒業してすぐに上京してTSと契約しました。Secret としてデビュー後にバラエティ番組「青春不敗」にレギュラー出演しています。ハナは、TSのオーディションに合格するとすぐに Secret のメンバーに編入されましたが、2012年まではジンガーの芸名で活動していました。交通事故で活動を休止した際にジンガーの名を棄て、以降は本名のハナで活動しています。

 Secret はなんと言っても楽曲が素晴らしいです。「Magic」に続いて「Madonna」をヒットさせた彼女たちは、デビューの翌年にゴールデンディスク新人賞を獲得、その後もヒット曲を立て続けにリリース、「Shy Boy」 「Sterlight Moonlight」 「愛はMove」と各音楽番組で1位を獲得しています。「Madonna」で日本デビューしますが、日本でも彼女たちの曲は大ヒット、日本オリジナル曲「TWINKLE TWINKLE」もオリコン上位にランキングされました。「Poison」 「Talk That」ではセクシーな大人の魅力を振りまくものの、「YooHoo」 「I Do I Do」では再び可愛い少女を演じています。そして新曲「I'm In Love」ではまたまたセクシー路線と、彼女たちはセクシーと可愛いを巧みに使い分け、ファンを飽きさせません。ジウンとヒョソンのソロ曲「Twenty-Five」 「Good-night Kiss」も大ヒットしました。彼女たちのダンスがまたひじょうにユニークで技巧的で、生ライヴで見るとそのレベルの高さに圧倒されます。
 Girl's Day や STELLAR のように可愛い系アイドルからセクシー系に転向したガールズグループもいますが、Secret は初期のころからその両方を演じ分けていました。最近K-POP女子アイドルのセクシーの過激さが話題に上りその賛否について議論になったりしているようですが、もともと両刀使いの Secret はあまり攻撃対象にならないような気がします。「Magic」や「Madonna」がリリースされた頃は、それをセクシー系というよりカッコイイ系のように誰もが見ていたように思います。「Poison」 以降のヒョソンなんてどんなガールズグループも脱帽してしまうほどエロいと思いますけど。中年のおばさんなんかは、アイドルのセクシー要素を、若い娘がハシタナイ、という見たかをしますね。なのでイ・ヒョリ姉さんや倖田來未といったそれほど若くない大御所歌手にはいやらしさを感じないらしいのです。おばさんの意見はよーっく判ります。中高生の男子ファンなんて鼻血止まりませんよね。だども、エンターテイメントといやらしいは別に考えないと、そもそも若い娘っこが足出して踊るだけでエロいって話しですよ。そんなん言うてたら、フィギュアスケートも新体操もどうよ、ってなりません?
 どこぞの5人娘みたいに、スカートの下にジャージ履いてたりモンペで踊ったりも、みんながあんな感じだったらテンション下がりますって。あの5人娘だっていつまでもそれでは飽きられますって。たまにはイチゴミルクとかやらにゃ。要するにモノは見よう捉えようです。そりゃ際限なく過激を許容すべしとは言いまへんけど。Girl's Day が指で足なぞったり、STELLAR がお尻回したりするのって、カッコイイの範疇だと思いますよ。モノは見よう捉えようで、ジジィにとってはOLもナースも女子高校生も魔女っ娘もみんなエロいです。街はさながら♯☆?※◎♪劇場です。K-POPヨヂャがエロい言うなら、AKB某なんかビキニ水着で踊ってましたぜ。ブラジルのサンバダンサーズなんか裸にキラキラのひも巻いただけで踊ってまっせ。

 今年は、ファンミーティングとコンサートで、しっかりと Secret を見てまいりました。大阪公演ではファンミの方が会場が大きくて、コンサートは会場的にかなりショボくなってしまいました。世界に名にし負うあの Secret様が、日本ではこんな扱いかよ、テレビで特番組んで飛行場まで皇太子さんか誰かが迎えにゆかなあかんのちゃうん? だって、あの Secret様がわざわざ極東の辺境地まで来て下さったんだぜ? そんなふうに思いました。
 ファンミでもコンサートでも、客席まで来てくれて、夢にまで出てくる Secret を2メートル以内で見ることができました。コンサートでは最後尾の席でしたが、それでもメインステージは、京セラドームのアリーナAブロック9列目から見るより近かったです。4人ともたいへん素敵でした。嫁さんも技巧的なダンスに感銘していました。筆者的にはハナちゃんの一生懸命がなぜかとても印象に残っています。交通事故で大きな怪我をして「Talk That」のカムバック中に活動休止してしまったハナちゃんですが、今では完全復帰です。良かったです。
 2年前の Zepp大阪での公演が筆者にとってはナマSecret の最初でしたっけ。あの頃から比べるとメンバーはみんな大人な女性になりましたね。バラエティ番組「青春不敗」では、パク(白雉)ソナなんて言われていたソナもなんか理知的な感じになりましたし、ヒョソンはたいへんスリムかつナイスバディになってずいぶん見違えました。ジウンは長女なのに可愛さがアップしました、もうキラキラです。そしてハナが美人になりましたね。ラップ担当の元気娘だったのが、気品のある御嬢さんって感じに。そんなとっても輝いている Secret でした。
 来年早々には、同じ事務所から7人組みの妹グループがデビューするそうです。Secret ももうお姉さんですね。ああ、BAPという弟たちがすでにいましたっけ。

ホン・ジニョン

2015/01/15


 K-POPに筆者がハマったのは、歌とダンスで"見せる音楽"の素晴らしさに魅せられたからでした。そのことを言うと、それは音楽の本当の楽しみ方ではない、そんなふうに批判する人もいます。本当に素晴らしい音楽は、耳で聴くだけで感銘を受ける、そういうものであって、ダンスを伴わなければその良さが伝わらないのなら、それは音楽として二流だというのですね。
 筆者はナチュラリストでありオタクであり、映画や音楽も大好きな、言わば普通の人間であり、なにか1つの道を究めたエキスパートではありません。生物学や進化についてはかなり真剣に勉強したつもりですが、それも"つもり"であって、単なる趣味あるいは道楽と言われればその通りです。まぁいろいろやってまいりましたが、その中で学んだことのひとつに、探究とは垣根を壊すことだ、というのがあります。生物学は科学だ、それを究めるのは学者の仕事だ、そう決めつけるのではなく、芸術家として生物学と取り組んでみると、生き物やその進化の新たな側面が見えてきます。小説を書くのに必要なのは文才だけではなく、科学的な観察や分析も必要です。
 それと同じように、音楽を聴くだけの芸術ではなく、ダンスパフォーマンス等のビジュアルと共に楽しむというのは、二流だとは思いません。音楽を耳だけで観賞するものだと決めつけることが高尚なことだとも思いません。古来より、人は音楽に合わせて踊りました。映画やテレビドラマにも音楽が欠かせません。ハリウッド映画の黄金時代には、テーマ曲が素晴らしいという理由でその映画を観に行く人も少なくなく、サントラレコードはレコードショップの主要な商品でした。音楽を聴いて情景を思い浮かべるというのは、人の自然な心の動きで、大むかしのクラシック音楽でも絵画や小説と同じような作品名が付けられました。リムスキー=コルサコフの「クマバチの飛行」やハチャトゥリアンの「剣の舞」のように、曲を聴いて特定の映像を思い描くように作られたものもありますし、ベートーベンは多くの交響曲やソナタに風景や人物をテーマにしたタイトルを付けました。演劇には、セリフまで音楽仕立ての歌劇あるいはミュージカルといったジャンルが存在し、役者は演技力以上に歌唱力を要求されました。歌劇やミュージカルの舞台俳優は、役者なのでしょうか歌手なのでしょうか。

 K-POPアイドルは、美形で表情豊かでスタイルがいいといったアイドル的な要素だけではデビューできないようです。練習生として長期間の技術鍛錬に励み、高い完成度で新人デビューします。人気が出ると、ドラマや映画に出たりテレビやラジオのMCに起用されたりしますが、彼らは歌とダンスのほかにも演技力も身に着けますから、役者やタレントとしても大きな才能を発揮します。
 筆者が魅せられたK-POPとはそうした音楽なんですね。これまでにも日本の歌謡曲やアニメソング、洋楽と様々な音楽も聞いていまいりましたし、それらもしばしばダンスを伴いましたが、思い起こしますと、あの曲のダンスが良かったという思い出はないですね。K-POPは楽曲としてはヒップホップや種々の洋楽の影響を受けていると言われますが、ダンスパフォーマンスが主要な要素になっている点でひじょうに個性的な音楽ジャンルです。

 K-POPは伝統的なコリアンミュージックとはずいぶん異なる音楽ジャンルで、歌手は歌唱力以外に演技力や運動能力も必要で、アイドルグループでは、メインボーカル、ラッパー、リードダンサーといった担当分けがされており、個人々々の得意技を出し合うことでグループとして万能を発揮します。華やかな大人数グループが主流になってくると、ソロ歌手はどうしてもビジュアル的に不利になります。そこでソロ歌手にも多数のダンサーが付いたり、フィーチャリングでラッパーが付いたりする場合が少なくありません。ヒップホップ歌手やグループでは、ボーカルをフィーチャリングとして迎え入れることも多いです。映画やドラマのOSTで人気を博するようになった歌手は、基本的には歌唱力が勝負ですが、人気が出てテレビやステージに登場することが増えると、コリアンミュージックとしては従来型とも言えるバラード歌手やトロット歌手にもダンサーやフィーチャリングが付くといった新しい表現が付加されるようになりました。
 で、ようやく僕たち私たちのホン・ジニョンの登場です。1985年生まれの彼女は、歌手としてはお姉さんで、2009年に25歳でトロット歌手としてデビューしました。もともとは女優で、2006年にドラマで女優デビューしています。2007年には SWAN(スワン)という4人組ガールズグループに入り、そこで初めての楽曲も出していますから、SWAN の人気が出ていれば今もガールズグループの一員だったかもしれませんね。SWAN はわずか2ヶ月で解散してしまったそうです。
 筆者が彼女を知ったのは、2013年の彼女としては3年ぶりの新曲となる「ブギメン」でした。日本の演歌に相当するトロットにはほとんど興味がありませんでしたが、なぜかとても印象に残る曲でした。この年、彼女は韓流コンテンツの海外輸出に関する論文で博士号をとっています。才色兼備です。大学で奨学金を受けられれば歌手になることを応援しよう、という父の言葉に、学業に目覚め貿易学についてせっせと学んだのだそうです。歌手として成功したら、その後は後輩を養成するためのトータルマネージメント会社を立ち上げるのが夢なのだそうです。
 その時すでに大好きだった ORANGE CARAMEL が、彼女たちの振り付けで「Love's Battery(愛のバッテリー)」というトロットを歌っているのを動画で見つけ、トロットだけどいい曲だなぁ、なんて思っていると、後からそれがホン・ジニョンが2009年に出した彼女のデビュー曲だと判って、彼女に対する関心が一気に高まりました。
 「Love's Battery」は少女時代のテヨンも、UKiss も、そしてT-ARAもカバーしていました。大ヒット曲だったんですね。T-ARAと言えば、彼女たちが所属するCORAコンテンツメディアにホン・ジニョンも所属していたのですが、2012年に Davich と共にキーイーストという事務所に移籍しています。キーイーストは、CORAコンテンツメディアを育ててきたスタッフが、ホン・ジニョンと Davich を伴って新しく立ち上げた会社です。
 新しい所属事務所で「ブギメン」をヒットさせた翌年2014年には「生きることは」をリリース。作曲は「Love's Battery」も手がけているチョ・ヨンスですが、演歌ではなく切なく綺麗な響きのバラードです。生きることは大変だけど、素晴らしいもの。明日もがんばりましょうと歌ったこの新曲は、最初に聞いてすぐに魅せられてしまいました。
 「生きることは」のMVは、ドラマ仕立てになっていて、リストラされたお父さんが主人公で、ホン・ジニョンが彼の娘役として出演しています。自分のデスクの品々を段ボールに詰める父、方や娘は就職の面接試験に挑んでいます。父とはあまり親しくなれなかった高校時代の娘、今は恋人もいて自立しようとしている娘、そんな映像が、肩を落として会社を去る父の姿とオーバーラップします。薄汚れたガード下でコンビニで買った手巻きをほおばり、憂鬱な気持ちで家路をたどる父、あとには段ボールが残されます。日も暮れ、父娘は通いなれた道で出会います……。とてもいい雰囲気のMVで泣けます。
 ドラマ仕立てのMVはT-ARAもお得意ですが、CORAコンテンツメディアから独立したキーイーストもそれを受け継いでいるのでしょうか。といっても他にもドラマ仕立てのMVはたくさんあって、MVと気づかずに動画を見つけて、OSTなのかなと思ってしまうこともあります……よね。
 「私たち結婚しました」 「ラジオスター」 といったバラエティ番組への出演、数々の受賞歴、最近では多数のCMに起用されるなど、躍進を続けるホン・ジニョンですが、先日リリースされたアルバム「Life Note」には、「Love's Battery」から「生きることは」までのすべての曲が収録されているそうです。彼女のこれまでの人生を振り返る貴重な1枚ですね。これは絶対に買わねばなりません。

EXID の快進撃

2015/02/01


 2014年夏、ガールズグループ EXID が久々に歌番組に帰ってきました。韓国読みに倣うとイエクサイドあたりですかね。筆者はずっとイグジッドと読んでましたが。2012年のデビュー曲「WHOZ THAT GIRL」がとても気に入って注目していたのですが、その後ぱったり見なくなってしまいました。当時、動画をあれこれ探すと、4MINITE のヒョナがショーケースに応援に来ていたり、BEAST の「SHOCK」を彼女たちが歌っていたりと、CUBEエンターテイメントと関係あるのかな、なんて思っていたのですが、4MINITE や APink そして BEAST の楽曲も手がけているシンサドンホレンイ(S.TIGER)がプロデュースしたグループだということが判りました。
 EXID は、デビューするも間もなくダミ、ユジ、ヘリョンが脱退し、6人いたメンバーが半分になってしまいます。所属事務所ABエンターテイメントによると、ダミとユジは学業を続けるうえで活動が難しくなり、ヘリョンは女優に転向するとのことでした。
 同年8月、残ったメンバー LE、ハニ、ジョンファに新メンバー ソルジとヘリンを加えて5人グループとして活動を再開、「I Feel Good」を発表、続いて「Every Night」を12月にリリースしたのですが、あまり揮いませんでした。歌番組にも登場せず、「WHOZ THAT GIRL」で終わっちまったのかな、そんな感じを受けました。

 翌年2013年7月、EXID を抜けた3人にダヘを加えた4人が BESTie としてYNBエンターテインメントからデビュー。4人中3人がもと EXID ということで、BESTie は EXID の生まれ変わりのような感がありました。BESTie の方は新曲を次々とヒットさせ、歌番組にも何度もカムバックしていますし、日本でビューも果たしました。だったら BESTie を応援しよう、筆者の思いはそんな風に動いていました。

 そして2014年8月、EXID の名前が久々に音楽番組に帰ってきたのです。4MINITE のヒョナのソロ曲でラッパーとしてフィーチャリング参加していた EL をその前に見かけた時には、彼女の独特のラップがなんだか懐かしかったものですが、こうして EXID としてカムバックを果たしたのは嬉しかったですね。
 「Up & Down」は、EXID としては1年10ヶ月ぶりの新曲です。ひじょうに個性的で EXID らしい曲だと思いました。MVもユニークでコミカルで楽しいです。なぜだかタイガーマスクが登場します。「Every Night」のMVもユニークでしたが、あれは人によってはお気に召さないかもです。唐辛子をたっぷり使ったジュースを飲んで、みんなでブーブー吹いてました。げっ。
 「Up & Down」も最初の頃はあまりヒットしませんでした。ただ、とても印象に残る曲で、個性が光っていました。それがリリースから3ヶ月以上経った12月始め、この曲が急に人気を博するようになり、その後も勢いが止まらず、2015年年明け早々から各歌番組でも1位をとるようになったのです。歌謡曲の人気ランキングは、多分に歌手の人気に依存します。有名で多くのファンを抱えた歌手の楽曲はリリースされると間もなく上位にランキングされます。その後、次の人気歌手にランクを奪われ、次第にランクダウンしてゆきます。楽曲の素晴らしさで上位にランキングされる曲ももちろんありますが、1位まで上り詰めるのは、その曲のヒットでファンが増えたあと、次にリリースされる曲だったりします。ですので「Up & Down」のようにリリースから4ヶ月もかけて1位まで登り詰めるというのは、ひじょうに珍しくランキングの逆走と言わねばなりません。
 「Up & Down」のヒットのきっかけになったのは、ファンがアップした動画で、メンバーのハニがクローズアップされており、そのセクシーさが話題になったということらしいのですが、それだけなら、セクシーな歌手はほかにもたくさんいるわけで、動画が楽曲を見直すきっかけになり、あらためて聞いてみると素晴らしいということになったのだと思います。ひじょうに時間がかかった「Up & Down」のランク Up ですが、Down にもたっぷり時間がかかりそうですね。ソユ&チョンギゴ以来の、あるいはそれを越えるロングラン曲になるかも知れません。
 「WHOZ THAT GIRL」のヒット以降、メンバー再編に見舞われ、一発屋に終わるかに見えた EXID ですが、「Up & Down」の成功は彼女たちを確実にスターダムに押し上げたと思います。次の曲も期待しています。

HELLOVENUS ベタベタ

2015/02/08


 HELLOVENUS は、2011年に AFTERSCHOOL の妹分として6人のガールズグループとしてデビューしました。デビューの経緯が少々変わっていまして、音楽事務所のプレディス・エンターテイメントと俳優事務所のファンタジオ・エンターテイメントが共同で、それぞれの事務所からメンバーを選抜して結成されました。そして歌手活動をプレディス側がマネージメントし、俳優活動をファンタジオ側がマネージメントするという形態をとりました。
 モデルのような体形と美貌を兼ね備えた、新人としてはとても垢抜けした雰囲気で AFTERSHOOL の妹分というだけのことはあるなぁ、そんな印象を受けました。情報サイトKstyle にも圧倒的なビジュアルとスタイルで話題という見出しの記事が載りました。デビュー曲「VENUS」では、大きなリボンを多用した明るい色調の衣装で可愛らしさをPRしました。
 HELLOVENUS のネーミングは、ギリシャ神話の美の女神ビーナスに親しみの言葉ハローを加えたのだそうです。初のミニアルバム「VENUS」がガオンチャートで34位を獲得し、好調なスターとを切りました。2012年7月にデジタルシングル「波のように」を、12月には2枚目のミニアルバム「今日何してる?」をリリース、2013年5月には3枚目のミニアルバム「お茶する?」をリリース、その翌月にはソウルで初の単独ライヴを行ないました。
 しかし、その後の活動が続かず、2014年7月久々に入ったニュースは、リーダーでありメインヴォーカルのユ・アラと、デビューと同時に怪我で活動休止していたユンジョの脱退が発表されました。

 そして2014年11月、彼女たちが長い沈黙を破りステージに帰ってきました。新たなメンバー2人を加えて6人体制になった新生 HELLOVENUS の新曲「StickySticky(ベタベタ)」では、以前とガランとイメージが変わり、スキニージーンズでセクシーダンスを披露、メンバーもずいぶん印象が変わってもはや可愛いよりも綺麗になりました。歌番組のステージにはいつも巨大なゼリーのカップが並びました。ベタベタのイメージなのでしょうか。
 12月に入ってすぐファンタジオが facebook に公開した、スクール制服バージョンの「StickySticky」の映像を公開しましたが、あれはひじょうにヤバかったですね。ステージでのスキニージーンズバージョンよりもセクシーで、こっちの方がええ、というファンも少なくなかったと思います。かく言う筆者もこっちの方がええ派です。
 そして1月、「WiggleWiggle」をリリース(デジタルシングル)、「StickySticky」のあと続けざまといった感じで引き続き歌番のステージにも上がり、人気上昇中です。

 筆者独自の考え方なのですが、AFTERSCHOOL もそうですが、新生 HELLOVENUS もムーディでハイレベルな楽曲に挑んでいるように思います。もっとポップで解りやすい曲の方が、ファン獲得ということでは有利なのかも知れません。でも、HELLOVENUS はブランクはあったものの新人ではありません、今回のカムバックでは新境地を披露しようという試みは評価したいと思います。EXID の「Up & Down」のようにリリースから3ヶ月以上経って人気が急上昇し、各歌番組でも1位をとるという事例もあります。「StickySticky」のあとすぐに「WiggleWiggle」を出すという攻勢は、両方の曲にとっても良かったと思います。今後は、彼女たちのブランクの間にK-POPを知った人たちにも彼女たちの名を知らしめるためにも、コンスタントに曲をリリースしていってほしですね。
 HALLOVENUS は技術的にもビジュアル的にもたいへんレベルが高いガールズグループです。これからも長く、メンバー交代もせずに、活動していってほしいと思います。

Nine Muses の13ヶ月ぶりのカムバック

2015/02/09


 全員が身長170cmを越える長身モデル系ばかりのガールズグループで、2010年にデビュー以来かなりメンバーの入れ替わりがありましたが、現在も"モデルアイドル"とも呼ばれる圧倒的な特徴を維持しています。モデルや女優、歌手として活動する9人のメンバーで結成され、2010年8月にシングル「Let's Have A Party」でデビューしました。タイトル曲は「No PlayBoy」です。
 Nine Muses の名は、ギリシャ神話に登場する9人の芸術の女神(ミューズ)からとったもので、基本9人グループですが、8人や7人の時もありました。現在は8人体制です。
 2010年8月のデビュー曲当時のメンバーは、イユエリン、ヘミ、ミンハ、イセム、ウンジ、セラ、ジェギョン、ラナ、ピニの9人で、イユエリン、ヘミ、ミンハは前年のグループ結成当時からの初期メンバーです。2010年10月にジェギョンが早くも脱退すると、入れ替わりにヒョンアが加入しました。
 2011年8月、1年ぶりとなる「Figaro」をデジタルシングルでリリース、しかしこの直前にラナとピニが脱退しており、「Figaro」は7人体制でした。12月にギョリンが加入して8人体制になります。
 2012年1月に「News」3月「Ticket」をリリース。ミニアルバム「Sweet Rendezvous」には、デジタルシングルの「Figaro」「News」とタイトル曲の「Ticket」が含まれ、たいへん圧巻な1枚になりました。
 2013年1月、ソンアが加入して9人体制となり「Dolls」をシングルリリースしました。5月には「Wild」をミニアルバムで、10月には「GUN」をフルアルバムで、12月には「Giue」をデジタルシングルでリリース。4曲の楽曲で歌番組のステージにカムバックしたこの年は、まさに Nine Muses の年でした。
 2014年。前年の躍進でお疲れのこの年、1月にウンジとイセムが脱退、6月にはセラも脱退してしまいました。これで2010年加入組みのデビュー当初からのメンバーは全員脱退したことになります。デビュー曲リリース後に加入したヒョンアだけが、2010年組みとしては頑張っています。
 2015年、前年は活動できないままメンバーを6人に減らしてしまいましたが、このまま終わるまじと、この年早々1月にソジンとクムジョを加えて8人体制になりミニアルバム「DRAMA」をリリース、タイトル曲「Drama」で13ヶ月ぶりに歌番組のステージにカムバックしました。

 メンバーの入れ替わりをまとめてみますと、Nine Muses に加入した14人のうちこれまでに脱退した6人はいずれも2010年組みで、デビュー後に加入した2010年組みヒョンアは健在です。2013年の躍進がすごかっただけに、その時のメンバーが、2014年の休止中に3人も抜けてしまったのはひじょうにショックです。ラップとヴォーカルをこなすウンジとイセム、そしてヴォーカルでリーダーのセラは、9人の中でもとくに目立っていましたから。Nine Muses ファンにとっては、これって終わりじゃないですか。この3人がいなくなってどうすんねん、って感じです。デビュー以来9年間不動だった少女時代からジェシカが抜けた以上のショックでした。
 多人数で長身で、ピタリとそろったダンスパフォーマンスは、ほんとうに素晴らしかった。それだけならまだしも、出す楽曲がことごとく名曲で、Nine Muses にハズレなしでした。その強烈なガールズグループを引っ張ってきた3人の脱退は、やはりどう考えても終わりです。
 多数の曲をヒットさせるグループには、良い曲をもらっていることももちろんですが、そのグループに声というものがあります。KARAと少女時代とでは声がちがうわけですよ。4MINITE も Secret も T-ARAも SISTAR も Girl's Day も、みんなそれぞれの声を持っています。AOAだって LADIES' CODE だって BESTie だって EXID だってそうでしょ? すぐれたアイドルグループを特徴づけるのは、そのグループの声だと思うんですよね。ウンジ、イセム、セラの3人が抜けて Nine Muses 声は維持できるのでしょうか。

 「Drama」で冬眠から目覚めた女神たちはどうでしょう。ここはヒョンアとヘミのヴォーカルそしてイユエリンの強烈なラップで頑張ってもらいましょうか。「Drama」はまだそんなに聴いてませんが、第一印象的なことを申しますと、全体的に丸く可愛くなったかな、そう思いました。「Figaro」や「News」を初めて聴いた(観た)時には、少し人を食った表情で吐き捨てるように歌うパンチの利いた表現がすごいなぁと思いました。ピタリとそろったダンスと共に、それが Nine Muses の魅力でした。M男なら思わず踏んで下さいと言いそうな。「Drama」はMVも Nine Muses としては少し可愛くなってました。トーンも明るいですし。2014年以降のメンバー交代で平均年齢も下がったようですし、お姉さん方も丸みを帯びるのは必定といったところでしょうか。
 とある記事に、アイドルグループのメンバー交代はファンの反感を買うものとしながらも、Nine Muses の場合はそれを成功に導いてきたとありました。記事にはその理由も書いてありましたが、新入メンバーの果たした役割に対する評価についてはなるほどと思いましたが、メンバーが辞めることによるダメージはどうなのかなという疑問が残りました。ファンになればなるほど、アイドルを知れば知るほど、それぞれのメンバーに対する思い入れというのが強くなるものでしょう。そのファンの思いは重要ではないのでしょうかね。
 そりゃ、誰しも人間ですから、いつかは引退します。引退するならするで、さよなら公演とかやらないのでしょうか。そのへんK-POP業界はドライですよね。久々のカムバックでメンバーの顔を見てみるとずいぶん顔ぶれが変わっていた、知らぬ間に何人も辞めてた、そんなのが当たり前になっているのは、どうなんでしょう。新メンバー入った、いつまで居るの? いつ辞めるの? そんな意地悪い質問をしたくなります。
 とある知人のお話し。某アイドルグループのポスター部屋に貼ったんだけど、抜けたメンバーはどうすりゃいい? せっかく買ったポスターなのに、いきなり賞味期限切れかよ。
 筆者の嫁さんも、ウンジ、イセム、セラの脱退でテンション暴落したそうです。満を持したカムバックにも興味を失った、のだそうです。
 ずいぶん辛口直球な感想ですが、業界側のファン軽視の方がひどいですよね。

 K-POPを世界中の人たちが好きになったのは、魔法です。魔法はいつかは解けるものですが、業界がそれを早めるようではあきまへん。
 はい、よくボヤきました。それでは「DREAM」のCDを買いに行くとしますか。

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